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ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2019/02/24 Sun 22:14
 2月も下旬に差し掛かり、桜の開花予報も出るようになりましたね。同時に天気予報ではスギ花粉注意報も出るようになり、着実に春が近付きて来ているんだな…と眼と鼻で痛感するようになってきました。

 早く過ごしやすい季節になって欲しいなぁ…と思っていた矢先、またもや北海道方面で大きな地震が起きまして。9月の余震になるのかな?北海道在住の親戚の安否はすぐ確認が取れまして、震度が大きかった割には前回ほどではなかったそうで直ぐに対処できたと知り安心しましたが、9月と違い積雪もありますからね。一日も早く収束して欲しいものです。


 この時期は年間を通して仕事がひと段落している傾向にあるので、ライブやら旅行やら観劇やら…色々と入れてしまって逆に公私共に忙しくなってしまうのですが、裏を返せばそれだけ充実していると。体調を崩している余裕も無いし、有り難いといえば有り難い。
 実は早朝番組『ズムサタ』に生出演した高見沢さんをまだ観てません。早朝に相応しくない派手な格好でコメントも面白かったみたいなので、2度目の出演の前に観ておきたいものです。次週は頑張ってリアルタイムで観るかな。←多分ムリ

 そんな訳で、今回は5年振りの再演となったミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』を観劇してきた感想をば。

 あの伝説のミュージカル『オペラ座の怪人』の10年後の話として作曲家であるアンドリュー・ロイド=ウェバーが私的に書き上げた作品でして、市村正親さんと鹿賀丈史さんのWキャストで初演されてから5年…、今度は市村正親さんと石丸幹二さんのWキャストで再演。今回も新旧四季コンビです。
 日生劇場にて1/16から2/26まで上演されていますが、5年前と同じく全日チケット完売という相変わらずの人気ぶり。

 私が観劇た回は、主演のファントム=市村正親、クリスティーヌ=濱田めぐみ、ラウル・シャニュイ子爵=田代万里生、メグ・リジー=夢咲ねね、マダム・リジー=鳳蘭、グスタフ=熊谷俊輝…というキャスト陣でした。
 もうね、市村さん演じるファントムを日生劇場で観られるってだけで感極まっちゃいますよ。←

ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』

  物語は先にも書いた通り『オペラ座の怪人』の悲劇から10年後の話。
 密かにファントム(市村正親)を匿っていたマダム・リジー(鳳蘭)は彼を連れてNYへ渡り、コニー・アイランド一帯の経営者として財を成していた。メグ・リジー(夢咲ねね)もコニー・アイランドの歌姫として活躍していたものの、自分の心を満たす「歌声」はクリスティーヌ(濱田めぐみ)しかいないと想いを断ち切れないファントムの苦悩は続く。そして奇しくも、ラウル(田代万里生)と結婚してフランスのプリマドンナとして活躍していたクリスティーヌが、夫の作った膨大な借金返済の為にNYへ渡りコンサートを披露するという知らせがコニー・アイランドにも届いた。ファントムはクリスティーヌの「歌声」を取り戻すべく、彼女たちに“罠”を仕掛けるのだった。

 上演から1カ月以上経っていますが、冒頭から市村ファントムの迫力が凄まじかったですわ。本当にあの人は“怪人”ですね。一気に闇の中で煌めく幻想かつ魅惑的な世界観に惹き込まれていきました。

 5年前の感想でも触れていますが、この物語を『オペラ座の怪人』の10年後として捉えるにはかなり抵抗があります。
 再演で観てもラウルの扱いがあんまりというか、あんなにクリスティーヌの為に命懸けで頑張った男があそこまで堕落して彼女に迷惑を掛けるものなのかと…今回も納得がいかない(笑)。それ以上に、ファントムとクリスティーヌの自分勝手さときたら…。まぁ、この二人の場合は『オペラ座の怪人』の時から我が道しか突き進んでいないので、10年経ってもブレていないといえばそれまでかも。故に、主だった登場人物達に感情移入して観劇することなんて不可能でして、クリスティーヌの愛息である純粋無垢なグスタフが唯一の希望の光。このグスタフを演じた熊谷俊輝くん、今回がミュージカル初出演だそうですが物凄い美声ぶりでしてね。特に、一幕のクライマックスであるファントムとの「The Beauty Underneath」を歌い上げる場面は豪華絢爛な演出と相俟って圧巻!この場面が歌も含め、『ラブ・ネバー・ダイ』の中で一番好きなシーンです。特にこの時のファントムの声には痺れましたねー。私は市村ファントムの声が凄く好きなんだなぁと実感。

 歌といえば、第二幕のクライマックスでクリスティーヌが歌い上げる「Love Never Dies」は正に濱田めぐみさんの独壇場でして、ファントムやクリスティーヌには微塵も感情移入できないのに、このシーンは涙無しには観られないほどのクリスティーヌの切ない情感が溢れているんですよね。許されるならば、この場面でスタンディングオベーションしたいくらいなんですよ。再演でこの物語の結末を知っているからこそ余計にこの歌が胸に響いたというのもあるかもしれませんが、前作以上にこの場面には感動しました。
 なんだかなんだでアンドリュー・ロイド=ウェバが作るオン音楽は素晴らしいんですよね。

 終盤の展開は二時間サスペンスのようなんですけど、市村ファントムがずるいというか…陳腐だと思いながらも涙がボロボロになってしまう。これはキャスト陣の力量と言っても過言ではないはず。
 今回、どう見ても当て馬役に成り下がってしまっている損な役回りのラウルを演じた田代さんは落魄れた男ながらも同情を禁じ得ない心の脆さや嫉妬を上手く表現されていて、「Love Never Dies」を舞台裏で聴き入る姿は遣る瀬無かったですわ。私はやっぱりファントムよりラウル派だな。←

 そういう意味では10年間ファントムに尽くしたマダム・リジーやメグ・リジーにも同情を禁じ得ない。だからこそ、ファントムやクリスティーヌが迎える結末に同情はできないんだけど、それでも自分が選んだ愛を貫く姿に胸を打たれてしまうのか結末を知っていても泣けてしまうんですよね。

 散々、物語には納得できないとかファントムやクリスティーヌには感情移入できないと書いてきた割に、何故か前作以上に感動している自分がいるという矛盾(笑)。5年振りに観てもあの豪華なセットと煌びやかで幻想的な演出は素晴らしいし、何より市村ファントムと濱田クリスティーヌの安定感。そして、田代ラウルと熊谷グスタフの人間味溢れる表現力が物語に深みを加えていて、正直に申し上げまますと一度観たいと思ったくらいです。

 それにクライマックスは感極まってしまう展開だったので、カーテンコールでの観客の声援も凄く熱くて、市村さんが再登場した時なんて客席から「ファントムー!」という声があちこちから上がり思わず市村さんはファントムの姿でに咽ぶ振りを(笑)
 ステージを去る際には観客からの大歓声と拍手に応えるように田代さんがグスタフ役の熊谷くんを高く抱き上げて行ったから、真似をしようと市村さんが濱田さんを抱き上げようとして直ぐに諦めたり(笑)、作中とは真逆にお茶目な市村ファントムの姿が垣間見られて楽しかったです。

 この盛り上がりから察するに再再演もありそうだな…。
 再再演があったら、きっと私は観に行くだろうな。←


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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

2019/01/26 Sat 21:50
 スポーツ関係に疎いのですが、最近は各方面で賑わっておりますねー。ダイジェストをチラッと見た程度ですが、全豪OPでも大坂なおみ選手の初優勝は凄かったですねー!テニスなんて試合中の運動量だけでもハンパ無いのに、過度なプレッシャーからのメンタルや緊張感をも維持していかなければらない過酷なスポーツの一つ。本当に尊敬しますわ。

 マンガ『北斗の拳』の原作が連載されて今年で35周年ということで、コンピレーションアルバム『伝承』が1/16にリリースされまして、様々なアーティストが楽曲を提供する中でTHE ALFEEがアニメ放送時に主題歌を担当していたクリスタル・キングの『愛をとりもどせ!!」をカバーしております。「蓋を開けてみたらカバー曲を俺達だけ!」と高見沢さんがラジオ番組『ロックばん』で言っていましたけど、オリジナルのクリスタル・キングの良さを残しつつ高見沢さんの趣味全開のメタルアレンジはかなりカッコ良くて、力強い幸ちゃんのヴォーカルとハイトーンの高見沢さんのスイッチヴォーカルも秀逸でして、ポチッとiTuensから1曲購入しました。1曲だけかよ、というツッコミは無しで(笑)
 だって今月は冬のバーゲン品に手を出してはいないのに出費が続きましてね。なんせ今年はTHE ALFEEがデビュー45周年というAnniversary Yearでもあるから来月以降も出費が続くこと必至なので締められるところは締めておかないと!

 先日、1/21はギタリストの若井望さんのソロプロジェクトであるDESTINIAのライブ、Nozomu Wakai's DESTINIA「MERAL SOULS」 Live in Japanを観にTSUTAYA O-EASTへ行ってきました。
 若井さんは去年の5月にDESTINIA名義でアルバム『METAL SOULS』をリリースしていまして、このアルバムの参加メンバーがヴォーカルに活動再開したRainbowのヴォーカルに抜擢されたロニー・ロメロ、ベースがマルコ・メンドーサ、ドラムがあのトミー・アルドリッジが担当しているという80年代HR/HM好きには堪らないメンバー。このアルバムそのものも個人的に凄く好みなのですが、同じメンバーでライブをするということが去年の夏に発表されまして、もうこれは参加するしかないと!だってマルコとトミーというWhitesnakeのリズムセクションをO-EASTで観られちゃうんですよ!トミーなんてOzzy Osbourneですよ!そんな彼がO-EASTですよ!

DESTINIA METAL SOULS Live at japan

 若井望さんのことはルーク篁さんが悪魔のルーク篁参謀としてソロ活動をする際に、サポートギタリストとして起用するまでお名前くらいしか存じ上げていなかったのですが、DESTINIA名義でソロアルバムは3枚出しているし、プロデュース業などでも活躍されている方なんですよね。個人的にはBILZARDのランちゃんこと松川敏也さんにソックリだなぁというのが第一印象で、後にインタビュー記事やらインストアイベントなどに参加したらBLIZARADの大ファンで松川さんに憧れてギタリストになったと知りました。そんな経緯もあるせいか、絶対に私より世代が若いのに聴いてきた音楽が80年代HR/HMで共通しているところもあり、HMでも“クラシックモダン”に拘った彼の作り出すサウンドはどことなく懐かしいというか耳馴染みが良くて、ルークさんをキッカケに興味を持つようになった次第です。

 でもって、ライブそのものがムチャクチャ良かったんですよー!
 フロアに入場した途端、トミーのツーバスのフルセットを目にしただけでも感激したくらいなんですが、いざ公演が始まったらアルバム以上の迫力ある爆音で圧倒されっぱなしでした。ヴォーカルのロニーを今回初めて見ましたけど、さすがRainbowのヴォーカルに大抜擢されただけあって迫力ある歌声が凄いのなんの。観客への煽りも最高で初っ端からハイテンションで盛り上がっちゃいましたね。
 トミーとマルコのリズセクも凄まじくて、特にトミーの内臓に響くダイナミックなドラミングには68歳とは思えないパワフルさで圧巻。中盤でドラムソロがあったんですが、あまりの凄まじさに呆然と見惚れてしまっていました。最後なんでスティックを放り投げて素手でドラミングしていましたからね!あのドラムソロを近くで観られただけでも、このライブに行った価値があったというもの♪

 もちろんライブの内容そのものも良かったですよ。『METAL SOULS』の楽曲は良作ばかりなので全曲演奏されて嬉しかったですし、凄い面子に囲まれながらも退けをとることなく安定感抜群の若井さんのギタープレイも素敵だった!風貌が良過ぎるから見た目ばかり注目されがちだけど、派手なパフォーマンスをしながらあのリズセクと対等に演奏できるだなんて流石ですわ。あと、喋りだすとクールな風貌を裏切る天然さんでそのギャップが面白くて好き。過去に『マツコ会議』で愉快なキャラだと取り上げられたくらいですからね(笑)

 本編だけでも十分過ぎるほど素晴らしかったのですが、中でもアンコールが白眉でした。
 若井さんが「このメンバーだからこそできるカバー曲」をということで、Thin Lizzyの『The boys are back in town』にはじまり、John Sykesの『Please don't leave me』、Ozzy Osbourneの『Over the Mountain』、ラストはWhitesnakeの『Fool For Your Loving』と渋い名曲ばかりが演奏されて感涙モン!ホント、貴重なライブに参加できましたわー。

 あと、久しく洋楽のライブに参加していなかったので、洋楽のメタルファンに混じって盛り上がる空間は新鮮で楽しかった。大好きなサウンドを大音量で生演奏で堪能できるっていうのが“LIVE”の醍醐味ですな!

 アルバム『METAL SOULS』は80's HR/HMを踏襲した楽曲に溢れているけど一曲だけロックバラードな曲があってこれがまた良いんだ♪


 しかし、最近はインターネットの発展も手伝って洋楽、邦楽というジャンルの壁も低くなってきたというか、キャリアや国籍に関係なく、実力と情熱と何よりも行動力があればワールドワイドな活動がしやすい環境になってきているんですね。もちろん、そこまで辿り着くには並々ならぬ努力や根気も必要で、環境が整っているからこそ逆にハードルが上がって難しい事も増えているんだろうけどね…。だから自分がギタリストとして思い描いた夢をしっかり実現していく若井さんの姿はとても魅力的に映ります。今後の活動も楽しみ。

 私は音楽に関してもドメスティックなタイプだから、若井さんのような日本人ミュージシャンの活動を経由して様々な洋楽に触れることができるのは実に有難いです。

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テーマ:HR/HM - ジャンル:音楽

2018/12/08 Sat 22:07
 気が付けば12月、2018年の終わりが近付いてきましたね。
 関東では数日前に最高気温20℃以上を記録したか地域もあったりして「本当に12月なのか?」とダウンコート要らずの暖冬と思いきや、明後日あたりは最高気温が一桁になるのか?関東でも場所によっては雪もちらつくかも?だなんて寒暖差が異常に激しくて本当に体調管理が大変です。ただ、今年は夏が酷暑続きだったのを引き摺り、下半期も比較的暖かい日々が多いのも事実。ここ数年、この時期になると「愛用しているダウンコートがもう薄くなってきたからそろそろ買い替えないと…」と思い10年近くが経っているのですが、今年ばかりが「ペラペラのダウンコートで冬は乗り切れるんじゃ?」と思ってしまっていたり。年々、冬のクローゼットに少し余裕が出てきている気がするのは年季の入った上物が薄くなってきているからなんだろうなぁ(笑)←買い替えなさい

 今週は立て続けにTHE ALFEEが音楽番組に出演していて、どちらも持ち歌を熱唱できて嬉しかった。先日出演した『FNS歌謡祭』は毎度コラボだったり、持ち歌なのに本来のキーで歌えなかったり、高見沢さんがあっちこっちに助っ人ギタリストとして出演していたり、「アルフィー」を観るには微妙に消化不良な内容が多かったので今回は『星空のディスタンス』を普通に本人達だけで演奏できて良かったー。何気に衣装がステージ並みにゴージャスだったのもツボでした。
 今日は『MUSIC FAIR』で12/19に発売される『大阪国際女子マラソン』のイメージソングを集めた企画アルバム『Last Run!』に収録されている『風の翼』が演奏されてカッコ良かったなー!『風の翼』は歴代のマラソンイメージソングの中でもベスト3入るくらい好きだから嬉しかった♪ただ、トークコーナーは安定の漫才をやっていた御三方がなんとも。いや、普通に話していただけですけど(笑)

Player 2019年1月号 その企画アルバム『Last Run!』の発売に伴っい高見沢さんのインタビュー記事が音楽雑誌『Player』2019年1月号に掲載されていまして、サラッと立ち読みしようと思ったら『Last Run!』のことはもちろん、先月ゴジラ・ストア開店1周年記念に合わせてお披露目されたゴジラ・ギターについての記事、今年のTakamiyソロ公演からステージ活躍しているRELISHのTakamiy Janeモデルについての記事も載っていて読み応えがあったので即購入。

 『Player』は過去に高見沢さんのギターコレクションのムック本を出版しているだけあってギターの情報が詳細に書かれている上に、ギター写真もフロント以外も掲載されているので見るだけでも楽しい。今回はRALISHのTakamiyモデル製作経緯が非常に興味惹かれる内容でした。何気に製作期間もゴジラ・ギターの倍掛かっているんですよね。ギターを弾けない私でも面白く感じた内容だったので、ギターを弾かれる方が読んだら更に刺激を受けることでしょう。

 企画アルバム『Last Run!』も31年続いた『大阪国際女子マラソン』イメージソング製作エピソードや、『Last Run!』での高見沢さんのお気に入りの曲とか知れて良かったし、何より来年デビュー45周年に合わせてオリジナルアルバムの発売についても言及していたのが嬉しかったな。毎年春と秋にツアーやって、夏にはイベントとソロ活動もやって、去年から小説も書き始めて、過密スケジュールの中でしっかりアルバム製作に向けてレコーディングも積み重ねているというのが本当に凄い。これで最低限の睡眠時間(6,7時間)は摂っていて週二回は筋トレに励んでいるっていうんだから、高見沢さんは時間の使い方がムチャクチャ上手いというか物事の切り替えスイッチが上手な方なんだろうなーと感心を通り越して感服。
 そういえば、小説家・髙見澤俊彦として第2弾『秘める恋、守る愛』という恋愛小説を12/22発売の『オール讀物』から不定期連載することも決まっているんですよね。はぁ、来年以降もアルフィー積立貯金が大活躍しそうだ。←

 高見沢さんのインタビュー記事が良かったから購入した『Player』だけど表紙&巻頭大特集のSUGIZOさんの記事も読み応えあって良かったな。特にKenKenとの対談記事が面白かった。前にも浜田麻里さんと高崎晃さんの対談記事とか、高見沢さんは鳥山雄司さんとの対談記事もあったけど、『Player』のミュージシャン同士の対談記事は意外なプライベートな話やちょっとした秘話が飛び出したり、何よりお互いにリラックスした雰囲気で対談しているのが伝わってきて読み易いから好き。

 私が学生時代だった頃に比べて音楽雑誌の種類は半減しているけど(GO!GO!Guitarも休刊しちゃうしね…)、既刊の音楽雑誌はこれからも続いていって欲しいな。“面白い”と感じた記事があれば例え目的の記事が2ページ以下でも購入しますよ。

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テーマ:雑誌 - ジャンル:本・雑誌

2018/10/17 Wed 21:56
 前回のblogで「そろそろ衣替えをしなければ」と書いていましたが、先日ちゃんと衣替えをしました。生地の厚さなんでしょうけど、秋冬服に比べて春夏服がかさばらず秋冬物が入っていたケースがスカスカ。「こんなに夏服って少なったのか?」と思ってしまいました。多分、錯覚ですね。

 今日は黒澤明監督作品を初めてミュージカル化した作品『生きる』を赤坂ACTシアターで観劇して来ました。

 最初に黒澤映画の『生きる』をミュージカル化すると知った時は、いくら主人公がブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口ずさむ場面が有名とはいえ、黒澤作品の中でも“静”の作品で主演の志村喬さんの名演が魅力なだけにミュージカルには向かないのでは?と不安が先行。事実、ミュージカルの主演を鹿賀丈史さんと市村正親さんという豪華なWキャストにも関わらず前売りはそれほどでも無かったとか(※終演後のアフタートークで語られていました)。しかし、幕が開けるなり評判が評判を呼びチケットの売り上げが順調に伸びているそうで、素晴らしい映画作品に対してミュージカル界側も最大限の敬意を表して挑んだんだな…と感じましたね。

ミュージカル『生きる』 《内容》
 終戦から7年後。
 市役所で市民課長を務める渡辺勘治(市村正親)は、30年無遅刻無欠勤で毎日書類の山を相手に黙々と判子を押すだけの典型的なお役人。しかも市役所とは名ばかりで地元の住民達が「公園を作って欲しい」と陳情に来ても市民課どころか部署をあちこちたらい回しにするなど、上からの指示にしか従わない形式主義が定着していた。

 ある日、渡辺は体調不良を覚え診察を受けるが、医師から軽い胃潰瘍だから今後も好きな物を食べて良いと笑顔で送り返される。その診断に違和感を抱き自分が末期の胃癌であると悟った渡辺は自暴自棄になり、飲み屋で偶然知り合った小説家(小西遼生)に「人生の楽しみ方を教えてやる!」と夜の歓楽街へと連れ回されるが、連日無断欠勤をしてハメを外し続けても絶望からは抜け出せず、一人息子(市原隼人)との関係も悪化、周囲からも奇異な目で見られる有様。

 しかし、市役所を辞めて転職を考えているという部下の小田切とよと(唯月ふうか)と街で偶然出会い、何度か交流を続けていくうちに生き生きとしている彼女の姿に惹かれ、胃癌で余命いくばくもなく何かしたくても生きる希望もないととよに告白すると、「私はただ工場で玩具を作っているだけ。でも、その玩具で子供たちが喜んでくれるのが嬉しい。あなたも何か作ってみれば」と提案される。その言葉に住民が公園を作って欲しいと市民課に訴えに来ていたことを思い出した渡辺は翌日から市役所に復帰、人が変わったかのように働き出し公園計画を打ち立て周囲を困惑させる。

 …という話で、余命半年を悟った男が「自分が生きた証」を残そうと最後の最期まで必死に市民の為に公園を作ろう!と奮闘する生き様を描いた作品。

 映画ではクライマックスで苦労の末に完成したばかりの公園で、夜、ブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口ずさみ満足気に命を終わらせていく主人公のシーンは有名で(今回のポスターにもなっている)、舞台でも冒頭で主人公が死ぬまでの物語だと明かされています。
 前半の淡々と進むお役所仕事や死期を悟って憔悴していく主人公を演じる市村さんのくたびれた感じが妙にリアルで、エネルギッシュで若々しいとよへ純粋に惹かれていく姿がヤバいおじさん化していて観ている方も心配になるほど(笑)。しかし、最期の“生き甲斐”を見出した途端、素晴らしいナンバーを歌い上げ活力を取り戻したと見せつける変貌ぶりに圧倒&感涙。
 怒涛の後半では家族や周囲に冷たく当たられようと、やくざの脅しに遭おうとも屈せずに正に命を懸けて公園計画を遂行させようとする鬼気迫る熱意に心を打たれたからこそ、彼の願いが形として昇華した場面には涙を流さずにはいられない。

 確かに一人の男がが死んでいく悲しく虚しい話なのだけれども、その死ぬ瞬間まで様々なものを犠牲にしながらも情熱を捨てずに必死に生き抜いたという余韻に浸れるので、死を悲しむだけの物語ではありません。所詮人間はいつかは死ぬ…と思うより、必ず死ぬんだから一度きりの人生はしっかり生きよう!と奮起させてくれる力強さをこの舞台から感じることが出来ました。

 あのシーンが最後にくると判っているのに、映画とはまた違った演出や展開だからなのか、この作品のエモーショナルがその場面に集約されているのがまざまざと伝わってくるので、今まで抑えていた感情が堰を切ったように溢れ出すような感覚に囚われるんですよ。これは舞台ならではの感覚。
 人目を憚らずこんなに泣いた舞台は久し振りかもしれない。

 しかも、黒澤明作品の『生きる』へのリスペクトは随所に散りばめられている気がしました。
 ミュージカルで明るい雰囲気になっていても、悪役はとことん悪役に徹していて、お役人がそう簡単に変わるものではないと示唆しているし、想い違う親子関係の虚しさや難しさなど、日本発のミュージカルならでは内容だから今後も再演されていきそうな作品です。プロデューサは海外での公演も目指しているそうですからね。

 時間とお金に余裕があれば鹿賀さん版も観たい!



 本公演の後、小説家を演じた小西遼生さんと嫌~な(笑)助役を演じた山西惇さんのトークショーがプロデューサを交えてありまして、15分のミニトークショーながら舞台の色んな裏話を聞けてとてとても得した気分になりました♪

 小西さんは初めて舞台で拝見したのですが、イケメンで小顔で当然のことながら歌唱力もあり、狂言回し的な存在の小説家を飄々と演じる姿が嵌っていまして、ぶっちゃけ物語の一番イイとこ取りをしている役柄なだけに市村さんに次いで印象に残ったお方でした。何気に素でも飄々とされていて、余命いくばくもない役で弱々しさを前面に出している市村さんだけど袖に入った途端めっちゃ元気で「余命は長いですよ」と断言しちゃって最高でした。

 山西さんを舞台で拝見するのは稲垣吾郎さんと大杉漣さんが主演した『象』以来かな。ミュージカルへの出演は3本目とのことでレジェンド(鹿賀さん、市村さん)に囲まれ自分はまだまだ…と仰っていましたが、モブの場面では回を追うごとに他のキャストと子芝居を増やしていると明かしてくれたり、黒澤作品の『生きる』をミュージカル化すると聞いた時は期待半分不安半分の気持ちだったと素直にぶっちゃけたり、何気に今日から『相棒』の放送が始まることも宣伝したりお茶目な感じでしたね。

 ただお二人共、キャラ的に市村さんの素晴らしい歌唱に感涙しても芝居上はウェットになれないキャラなので、ドライに徹しないといけないのが辛いのだそう。でも、一幕の最後で主人公が歌い上げる「二度目の誕生日」は楽屋に控えているキャストは全員静かに聴き入って毎回涙しているのだとか。
 また作曲を手掛けたジェイソン・ハラウンド氏の凄さを小西さんも西山さんもプロデューサも熱く語ってくれまして、某曲に対しての曲調が舞台上の動きとちゃんと連動していたり、音楽理論からもしっかり練られていると教えて下さったので、これはライブ盤CDを予約するしかないかな…とも思ったり。

 素晴らしいミュージカルを観劇して気持ちいいくらいに感涙しまくって、その後に楽しいトークも堪能できて、一つで二度美味しい体験ができました♪


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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

2018/09/05 Wed 20:51
 今年は台風の襲来が異常に多いとはいえ、数十年ぶりの超大型台風21号は関西方面を中心に甚大な被害が出てしまいましたね。ただ、鉄道関係が早い段階で運休を決めていたり、複合施設も臨時休業したりと今までに比べたら事前の対策は取れていたんじゃないかと。そういう意味では関西空港も台風が直撃すると予測されていた当日は空港を閉鎖して全便欠航という判断を前日までに下すのは難しかったのかな?と思ったんですけど、国際空港だと色々と制約があって厳しいんでしょうね。物流の拠点でもありますから。むしろ、強風に煽られた3000トンのタンカーが直撃しても大破せずにあの程度で済んだ連絡橋は凄いんじゃ…。
 あんな大型タンカーが煽られちゃうくらいの暴風雨だったんですから、無事でいられたことが何よりだと思います。電気などライフラインがやられてしまったけど、不眠不休で作業員の方々は頑張っているわけで、自然の猛威の中では人間なんて無力ですけど耐えられる力を確実に付けていると思う。一日でも早く被災地が落ち着きますように。

 日本の周辺の海水温が高いというのも台風頻発&直撃の要因の一つらしいですが、もう9月になって秋の気配だって感じたいし、どうかこれ以上は日本に台風が直撃して欲しくない!

 9/1に発売されたプレイヤー 2018年 10 月号 [雑誌]はTakamiyこと高見沢俊彦さんの表紙&巻頭大特集が組まれまして、なんと総ページ35ページ以上の大ボリューム。しかもアーク・エンジェルギターのピンナップ付きときたもんだ!
 去年、同じ時期に『ヤング・ギター』誌が高見沢さんを表紙&巻頭大特集してくれましたけど、それ以上の文字量というか濃い内容です。1991年から始まったソロ活動の歴史を振り返ったり、7月の夏イベの事とか、今までソロ名義で出した楽曲のリスト、相変わらず凄い量の機材特集&エンジェルギターの系譜、今回のソロ公演でもスペシャルゲストとして参加した鳥山雄司さんとの対談と、びっくりするくらい文字がぎっしり詰まった記事ばかりで読み応え抜群でした。

 特に機材&使用ギターの特集コーナーは今回のソロ公演ともリンクしていたので、ソロ公演後に読むと感慨深いものばかり。逆に鳥山さんとの対談はソロ公演前に読んでおけば良かったかな…とも思いましたが。

 あと、今までのソロ活動を振り返ったインタビューでは王子連合の話題も出ていたので、更にまたメタル集団を復活させて!という思いが強くなりました。何気にAnchangがリハの途中で帰っちゃったエピソードが蒸し返されていて笑いましたが。これは一生言われ続けられるんだろうなー(笑)

 そして、9/1,2はパシフィコ横浜でTakamiyのソロ公演が2日間開催されました!
 この夏というか、平成最後の夏のメタル祭りですよ♪

Takamiy 2018 at パシフィコ横浜

 年に一度のTakamiy metal祭り、今年は「Metal of Renaissance Takamiy 2018」と題された公演だけあって、去年以上にメタル推し!これでもかっ!てくらいのメタル三昧。それでいて、重厚なロックバラードで聴かせる場面もあり、学生時代にコピーしていたという洋楽カバーもあり、「ええっ?この曲を!?」と意外に思ったセルフカバー曲も披露され、今までのソロ公演の中で一番バラエティに富んだ内容だったかもしれません。そして、今までのソロ公演の中で一番私は拳を振り上げまくったセトリだったかもしれない。そしてそして、今までのソロ公演の中で一番好み過ぎるセトリでした!
 威張って言えることではないのですが、実は去年のソロ公演のDVDはまだ購入していないんですよ。だから今回も「別に予約するまでもないかなー。発売後でもいいやー」と開演前までは思っていたのに、終演後に予約受付カウンターまで行っちゃていましたよ。それぐらい自分の中で胸に響きまくった最高のステージでした。

 ぶっちゃけ去年感じた不満は今年もあったんですけど(笑)、その不満を掻き消すくらい本当に素晴らしい内容で、DVDだけじゃなくて音源としてライブCDも出して欲しいくらいなんですわ。

 初めて高見沢さんのソロ公演を観たのが1991年『主義-ism』TOURの神奈川県民ホールでしたが、あの頃より今の方がド派手でサウンドもムチャクチャ激しいって色々とおかしい。還暦過ぎのミュージシャンのステージじゃないですよ。時空が歪んでいるのかもしれない(笑)

 THE ALFEEとは全く趣きが異なるTakamiy metalのステージ、やはり年に1回は参加したいものです♪


 公演が終了しているので、以下はネタバレ&セトリを含んだ感想になります。
(長いですよ!)

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テーマ:THE ALFEE - ジャンル:音楽


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