ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2017/03/17 Fri 20:44
 今年のスギ花粉は眼に来るようでメガネで過ごす日が増えて来ました。普段はコンタクトとメガネが半々なんですが、コンタクトをすんなり入れられる状態になる日が少ない。コンタクトは一日使い捨てを使用しているので、メガネの日が増えた方が経済的と言えば経済的なんですけどね。桜を堪能できる頃にはコンタクトがスムーズに入れられると良いなぁ。

 しかし、今年は訃報が続くというか、幼い頃からテレビや映画でお姿を拝見するのが当たり前だった方々がもう新しい作品に出演する姿が叶わないというのは辛い。観たいなと思った時にちゃんと観ておかないと色々と後悔してしまいますね。来週末から二夜連続で放送される『アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった』は見逃せない。

 観たいと思っていてなかなか劇場に足を運べなかった映画『相棒-劇場版IV-』を先日観て来ました。公開されてから数週間経っていましたが席は半分以上埋っていましたから、相変わらず根強い人気のシリーズなんですね。

相棒-劇場版IV-

 事件の発端は7年前の誘拐事件。イギリスの日本領事館で関係者が何者かに惨殺され唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織バーズに誘拐され身代金を要求してきたが、その事件を日本政府は闇に葬っていた。それから7年後、バーズのリーダーと思われる謎の男“レイブン”が日本に潜伏しているらしいとの情報を得て、長年に渡りレイブンを追っていた国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウ(鹿賀丈史)の案内役を特命係の杉下(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が命じられる。しかし、彼等がマークの秘書と合流するよりも早く秘書は何者かに狙撃された後、国際犯罪組織バーズは7年前に誘拐した少女はまだ生存していることをネット上の動画サイトに公開して新たに日本政府に身代金を要求してきた。日本政府は今回も要求には屈しないとの決断を出すが…。

相棒劇場版Ⅳ という内容で7年前に日本政府が隠ぺいした少女誘拐事件が関与している犯罪に特命係が挑んでいく話。
 飽くまで特命係はマーク・リュウ氏の案内係&護衛役に過ぎず、事件の捜査会議に顔を出すことも叶いませんがそこは頭がキレ過ぎる右京さんのことですからねぇ。あと使える人脈はフル活用します(笑)。そして相棒の冠城くんもちょっと独断で行動してしまう所はあるものの、右京さんに負けず劣らず機転を利かせて渋る相手に情報を聞き出したり自分達に好都合な決断を促せたり、なかなか良いコンビネーションを見えてくれました。
 個人的にミッチー…もとい、神戸くんの出番はこれだけぇ?とか思っちゃったり。もうちょっと右京さんというか、物語の軸に絡んで欲しかったなぁ。米沢さんもカメオ出演的な感じでしたが、こちらは相変わらず巻き込まれながらも捜査に協力している感じで良かった。しかし、レギュラー陣に限らず配役が相変わらず適材適所で、特に日本政府側のキャストがね!色々と説得力があり過ぎる面子だから「実際に政府はこんな会話しているんじゃないか?」と憎々しく思っちゃったり。あと、北村一輝さんのカッコ良さたるや…。彼目当てでもう1回くらい観てもいいかも。←

 物語としては「只の身代金誘拐事件ではない」という事は中盤に差し掛かる前に解るのですが、謎の男レイブンの真の目的は特命係が真犯人を追い詰めるまでは明かされず、その目的を知った時に非常に遣る瀬無い想いに駆られるのは『相棒』シリーズならでは…かと。そこに救いがあるのか無いのか、それは観た者の感じ方次第なのかもしれない。
 ただ、少々、警察側が間抜け過ぎたり(いくら何でも伊丹があんな失態をするとは思えないんだけど…)、終盤の右京さんと真犯人の対峙シーンは物語の内容そのものというよりも役者さん達の演技力に胸を打たれた感が強いかも。でも過去に起こった事を「忘れ去ってしまう」人間の残酷さはストレートに伝わってきました。だからエンドロールで流れた映像はとても意味深に感じました。あのイメージ映像的な情景は"過去"なのか"未来"なのか…。

相棒-劇場版Ⅳ- 『相棒』の劇場版シリーズは全部観て来ましたけど(Ⅲのみ劇場で観られずテレビで観ましたが)、劇場版IIの衝撃や後味の悪さとうか重みを超えるのは難しかったかもしれない。内容は悪く無かったですよ。真犯人が解った状態でもう1回くらい劇場で観ても良いかなと思ったくらいですから。ただ、これだけ長きに渡って愛されている人気シリーズですから、観客側は良くも悪くも相棒クオリティに慣れてきてしまっているのかもしれませんね。小野田官房長官のような存在がいれば、もっと心に棘が残る、喉元に何かが引っ掛かるスッキリ出来ない終わり方になったのではないかと。今回は『相棒』にしては綺麗に終わり過ぎたような気がしないでもない。それが悪いとは言いませんけど。あのラストシーンは『相棒』にしは珍しいですけど、今回の物語の結末としては相応しい光景の一つなんでしょうね。

 どちらにせよ、今後も右京さんと冠城くんコンビの相棒に期待したい内容でした。なんだかんだで気が合っている二人ですし、何より冠城くんが右京さんを稀におちょくりながらも気に入っている所が面白いですから。右京さんも冠城くんの活躍には期待しているようですからね。

 そんな訳で次週、最終回を迎えるTVシリーズも楽しみです♪

 「あんな場面でスマホを向けられてもポーズを決める相棒コンビがツボ」→★★★



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2016/08/13 Sat 21:44
 お盆休みに入りましたが私は通常運転でございます。7月がお盆だったものでね。だけど、周囲がお盆休みに入っているので公私共にマッタリした時間が流れているかもしれません。
 ただ、予想以上に盛り上がりをみせている「リオ・オリンピック」が絶賛開催中ですからね。どこでもその話題が出ます。私はリアルタイムでTV観戦することは殆どないんですけど、結果が判っているダイジェスト版ですらハラハラドキドキ熱くなってしまう。そして、常に暑苦しく情熱的な松岡修造キャスターは最高だと思っております!

 先日、今年のサマームービーの中でも絶対に劇場で観たかった『シン・ゴジラ』をTOHOシネマズ新宿で観て来ました。ええ、あのゴジラが顔を覗かせているビルですよ♪
シン・ゴジラ

 初めて予告編を観た時は妙に尻尾が長くてCG感満載のゴジラに不安が先行していたんですけど、やはり『ゴジラ』シリーズの中でも一番最初の1954年版の『ゴジラ』と1984年版の『ゴジラ』が好きな者としましては、シリーズを踏襲せずに新たなゴジラ像を造り直したとなれば気になってしまうわけでして、劇場に足を運ぶまでネタバレは一切耳に入れずに挑みました。

 でも、それは正解でしたね!
 『シン・ゴジラ』が気になっている方はネット上に溢れかえるレビューなど気にせず好奇心だけ抱いて直ちに映画館へGO!ですよ。これは劇場の大スクリーンと臨場感あるサウンドに包まれて観る価値がありますって。

 この手の作品はネタバレをしてしまったら面白くないし、内容的に個人の主観によって感想が凄く左右されてしまうので出来るだけネタバレにならないように感想を書きますと、キャッチコピー通り「ゴジラvs日本人」という構図。非常に判り易いです。
 ある日、東京湾に未確認巨大生物の存在が確認されますが、前例の無い出来事の為に政府が正体を直ぐには把握できずネット上には様々な情報と憶説が溢れ返ります。そして混沌としていく事態は予期せぬ最悪の展開へと流れていくわけですが、未確認巨大生物の出現により東京が大パニックになる中、粛々と会議を続ける政府、その裏で交錯する官僚達による駆け引きや思惑。もしかして3.11の時もこんな感じだったのかな…と妙なリアルさを感じました。しかも、最初に未確認巨大生物が姿を現した時の衝撃たるや!思わず「エッ!?」と声を上げそうになってしまった。そこからの未確認巨大生物の行動が凄まじいというか想像を超えるもので、人間ドラマといい未確認巨大生物の見せ方といい、序盤でこの作品はファミリー向けでは無いなと確信。逆にファミリー向けの「VSシリーズ」好きの人は、この時点で拒否反応が出てしまうかも。こればかりは賛否が分かれても仕方が無いと思います。

『シン・ゴジラ』atTOHOシネマズ新宿 怪獣パニック映画というと、その怪獣が出現するなり「出たぞー!一斉攻撃開始だー!やれー!!」という感じに即攻撃開始になるんですけど、実際はそういう訳にはいかないよな…と法規制や安保理やら妙に説得力がある描写が続くわ、ゴジラは風貌からして恐ろしいわで本当に怖かった。日本政府が追い詰められていく感がリアルなんですよね。
 そしてゴジラが史上最強の生物であろうと実感するにつれ、「どうやってゴジラを倒すの?もしかして東京どころか日本滅亡?」という緊迫感も高まっていき、迫りくる最後の決断を迎える瞬間にカタルシスが待っているというエンターテイメントの王道を貫いてくれるところなんてアッパレ。
 驚異的な破壊力と生命力と進化力を持つゴジラに対して賢い人間が数人で頑張ったって太刀打ち出来るわけないけど、己の無力さを思い知らされていく中でも這い上がって成長してした来たからこそ「今」の日本があるわけで、一匹だけで日本という環境に順応していくゴジラに対して全員の英知を振り絞って迎え撃つ日本人達の戦いというコントラストが強調された激闘ぶりは本当に見応えがありました。

 キャスト陣も凄く豪華で実力派の方々ばかりだから誰がどう活躍していくのが読めなくて面白かった。短いシーンでも異彩を放っていた方も多かったし、人間ドラマ部分だけでも十分に楽しめる作品。
 ただね、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースンを演じた石原さとみさんが少し浮いていたように見えたのが残念。彼女自身は素敵な女優さんだと思うけど、見た目や雰囲気からして将来は大統領候補として嘱望されている辣腕ぶりが全く無かった。特に前半はクールビューティで男性陣を威圧するくらいのふてぶてしいキャラクターなんだけど、何ていうんだろう彼女自身の人の好さが消せきれていないような感じだった。個人的にカヨコは天海祐希さんや中谷美紀さんのイメージ。ただ、物語が終盤へと向かうにつれて違和感は少なくなってきたらミスキャストというのは言い過ぎかな。でも惜しい。

 無理に難癖付けるならそれぐらいで、後は本当に自分とってストライクゾーンな内容でした。未曾有の災害を経験してきた日本だからこそ作れた『シン・ゴジラ』なんでしょうね。
 『シン・ゴジラ』の"シン"は、新でもあり、神でもあり、真でもあるような…、これから先も日本が受け止めていかなければならない「現実」のようにも見えました。

 「ゴジラの最大の攻撃シーンは衝撃的!尻尾の長さも関係無い!」→★★★★

※音楽も素晴らしかった!サントラ盤を買おうかな♪


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2016/06/21 Tue 21:09
 関東は相変わらず超局地的にしか雨が降らず水不足が続いているのに、九州地方はとんでもない豪雨に見舞われていて…熊本や大分は大地震の復興もまだ始まったばかりなのに自然は容赦無い。人間の都合の良いように雲は流れてくれないと判ってはいるけど、九州地方にかかる雨雲をこちらで引き取りたいと切に願っております。

 こちらは梅雨入りしてからまとまった雨が殆ど降っていないですけど、このまま梅雨明けしてしまうのかな。そうなると次なる心配は水不足に加えて酷暑ですよね。寒いなら着こめばいい!となりますけど暑いのには限界がある。とりあえず、水をあまり使わずドライヤーも短時間で済むように再び髪をバッサリ切っちゃおうかなんて…。微々たる努力ですけどやらないよりはマシかと。

 少しでも涼しい雰囲気を味わおうというわけでは無かったのですが、先日レイトショーでホラー映画『貞子VS伽耶子』を観て来ました。地獄に帰還してしまった聖飢魔IIが主題歌を担当しておりまして、その『呪いのシャナ・ナ・ナ』が意外にカッコ良いものだから作品そのものも気になり、飲み会でお酒も入っていた勢いで「映画館が近いからこのまま行っちゃおうか♪」と本当に軽いノリで観に行きました(笑)

映画『貞子VS伽耶子』

 『リング』の怨霊である貞子と『呪怨』の怨霊である伽耶子の対決!この話題が最初に出たのは今年のエイプリルフールのネタだったんですが、実はネタではなく本当に映画化しちゃったという凄いオチ。この映画の公開に合わせて貞子さんは愉快なツイッターをしていたり、伽耶子さんは俊雄くんと親子インスタをはじめたりと、恐ろしい怨霊からかけ離れたPRぶりには笑うしかないのですが(どちらも面白い内容なのでお薦め!)、そのノリで観に行った返り討ちに遭うこと間違い無し(笑)

 『貞子vs伽耶子』は冒頭からジャパニーズホラーらしく、B級ホラー映画にありがちなおふざけなんて殆どありません。見初めて数分で「あ、これは本気で制作された正当派ホラー映画なんだ」と痛感させられます。しかも『リング』と『呪怨』のそれぞれの初期設定を上手く活かし、クライマックスに向けて融合させていくエンターテイメント性の高さもあって最後は「そこまでするかぁ!」とツッコミたくなる衝撃的な結末が待っています。「どうせ、おふざけだろ」と敬遠されているホラー映画好きの方、絶対に映画館で観た方が良いですよ。何よりも音響が素晴らしかったですから♪

映画『貞子vs伽耶子』 『リング』の貞子といえば"呪いのビデオテープ"です。しかし、DVDやBlu-rayやHDDが浸透している今の時代ビデオテープを手にする機会なんて無いのでは?…と思いますが、その辺はしっかりと考えられていて「どうして呪いのビデオテープ」を手にしてしまうことになるのか無理なく展開していきます。しかも、呪われた者が「今の時代」の人間なので、その後の展開は個人的にシャレにならないなぁ…と思ってしまったり。
 もちろん『呪怨』で伽耶子と俊雄が憑依している呪いの家も存在し、物語のヒロイン達は些細な好奇心や心配が仇となって双方の怨霊に取り憑かれてしまうことになります。この辺りはホラー映画の定番といえばそれまでなんですが、ここまで変に小細工なく演出されると逆に怖い。その所為か、中盤までは昭和のホラー映画を観ているような懐かしさも随所に感じたりするんですよねぇ。決して古臭いんじゃなくて、古典的な演出が今どきの映像にマッチしているってことなんでしょうか。それだけに監督やスタッフの双方の作品に対するリスペクトを感じました。

映画『貞子vs伽耶子』 …で、何で場所も違って被害者同士に交流関係がないにも関わらず、貞子と伽耶子が呪い合わなければならないのか?という答えは胡散臭い霊能者コンビの活躍で納得できちゃう解りやすさ(笑)。この手の人間の登場がホラー映画には必要不可欠でして、気持ち良いくらい誰に対しても上から目線で横柄な言動を貫くブレの無さが最高なのです。一切感情移入できないキャラだらこそ、彼らが仕掛ける作戦も彼らに立ちはだかる災難も他人事として観られるのでショックを受けるよりもワクワクしちゃうというね!演じていた安藤さんも無駄にカッコ良過ぎて笑ってしまうほど。本当に良く出来たエンターテイメントホラー作品だと思いますよ。

 あと最初の『リング』を踏襲してか、「気配を感じるのに見えない」「見えていないだけで確実に近くに存在している」という、何でもかんでも観客に見せてしまう興醒めの演出が殆ど無かったのも良かった。こういう演出の方が想像力が掻き立てられて恐怖感が増しますからね~。ただ、この演出もクライマックスへの布石に過ぎず、ラストで「ええっ、こんなのが出てくるのぉ!?」というカタルシスに近い衝撃を受けるんですなぁ。だからホラー映画なんだけど、絶叫マシーンを乗り終えた後の楽しい余韻があったります。
 もちろん幾つかは「ん?」と思う場面があったし、貞子の設定が『リング』と微妙に違っていて混乱しかけたのも事実ですが、少々アグレッシブ過ぎる某キャラにツッコミながら観るのもこの作品の正しい楽しみ方でもあると思いますし、怖がってワクワクして楽しい気分になりたい方には全力でお薦めしたいです。

 ここまで本作の内容には殆ど触れていませんが、特にホラー映画はネタバレ厳禁だと思いますし、何より『貞子vs伽耶子』は絶対にオチを未鑑賞の人に明かしてはいけないと鑑賞後に痛感したので此処では語りません。私が言えるのはエンドクレジットが終了しても席を立たないこと!ぐらいですかね。最後の最後までしっかり観ないと『貞子vs伽耶子』を観たことにはならないと思います。

 「実は怨霊よりも猫が一番怖かったなんてね…!」→★★★★

 聖飢魔IIの『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』がハマり過ぎて最高最悪でした♪


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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

2015/12/14 Mon 21:42
 おお!前回の更新が年内最後にならなかったよ♪←自分言うな

 先日、仕事関係で非常に凹むことがありまして(ミスなどという次元ではない/笑)、年末に向けて予想外に大変なことになっております。今月は師走だというのに5本もライブを入れてしまっているんですが、逆にこれだけお楽しみが無ければやっていけなかったかも。「人生プラマイゼロ」とはよく言ったものです。とりあえず、今週は2本ライブがあるので、それを人参の餌として様々な壁を乗り越えて行きますとも…!

 …で、ライブだけでは収まらず、ちょいと無理して久しぶりに映画を観て来ました。
 年末年始は大作目白押しですが、「これだけは絶対に劇場で観ておきたい!」と思っていたダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズの『SPECTER(スペクター)』です。

映画『007 Specter』


 ダニエル・クレイグのボンドは全シリーズ劇場で観ているので、「シリーズ最高傑作!」と前評判が高かった『スペクター』はどうしても映画館で観たくて!!でも、強引にでも観に行った甲斐はありましたね。
 アルフィーの高見沢さんが「忙しいけどこの作品だけは観たい!」とラジオで言ってましたけど、本当に観に行った方がいいですよ~!観ないと後悔しますよ~!…と、ここで意味も無く叫ぶ(笑)

 前作『スカイ・フォール』から繋がっているこの作品、別に単体としても十分に楽しめますが、ダニエル・クレイグのボンド1作目となる『カジノ・ロワイヤル』から観ている人はサム・スミスが主題歌を担当したOPから堪らない気持ちになること請け合い。歴代の『007』シリーズへの様々なオマージュが散りばめられてもいるので、クレイグが演じるボンドの成長や歴代ボンドとの対比も際立ち「『スペクター』のボンド」の立ち位置が明確に描写されてる感じです。

映画『スペクター』

 『007』といえば冒頭からの派手なアクションシーンは定番で見所の一つですが、今回の『スペクター』も例に漏れずメキシコでの「“死者の日”の祭り」の場面が凄まじいOPを飾ります。「ここまでするか?」というアクションの連続に目が釘付け、ボンドがターゲットを執拗に追う理由なんて二の次です(笑)。まぁ、なりふり構ぬ行動に「また無断行動なんだろうなぁ」と察しは付くわけですが、ボンドが何故MI6の警告を無視して無謀な行動に出たのか、その理由が明かされ真の敵である≪スペクター≫なる組織に接触して行くことで、ボンドは“最後の指令”の意味と己の過去の真相と対峙していくことになります。
 しかも、そんなボンドの無鉄砲ぶりに振り回されるMI6も国家安全保障局の新たなボスの企てによりMI6の存続そものが危ぶまれる事態となり、ボンドが最後の敵と戦うと同時にMI6も彼の行動を注視しながらも新たな敵と対抗していかなければならない緊迫感溢れる展開なのだから、2時間半以上ある上映時間は息つく暇も無いくらいクライマックスシーンのオンパレード!特にカーチェイスの場面なんて何度も見返したいくらいのド迫力。BGMも高揚感を煽って最高!

映画『007スペクター』


 ボンドは≪スペクター≫の核心に近付くことで、その首謀者と自分にある繋がりがあることを知ります。それ故に首謀者はボンドが自分の元まで辿り着くのを待ち続けていた感があり、歪んだ感情によって生まれた首謀者の憎悪がボンドを危機に追い込んでいく展開は心理描写も含めて非常に見応えがありました。ここまでくると善悪の問題では無いってところが逆に恐ろしい。ボンドに対しては超個人的感情で動くから本当にしぶといというか執拗なまでに罠を仕掛けてくるところがね…恐ろしいだけでなくあり哀れでもあり、だからこそボンドが最後に敵と対峙した場面での決断からあのラストシーンに至るまで、胸をすくような痛快劇とは違った高揚感が味わえるんですな~。もう、あのラストシーンには「そういう決断をしましたか!」と思わず微笑んでしまったほど。

 ただ、クレイグのボンドは歴代に比べて人間味が増してボンドとはいえ正しい決断をするか判らない脆さもあって、感情移入というか彼の心理状態がリアルに迫ってくる感覚を味わえるのが醍醐味なのですが、今回は凄まじいアクションシーンが目白押しになった代償に、ボンドの心の奥に潜む“闇”の描写が少々物足りなかったかな…と。もしかしたら、それが「NEXTボンド」の伏線なのかもしれませんが…。
 それでも歴代と同じく綺麗な女性には即行で手を出す辺りはさすがですわ(笑)


 「あのアクションシーンはもう一度観たいかな」→★★★★


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テーマ:007シリーズ - ジャンル:映画

2015/02/22 Sun 20:17
 たった数日ハワイに行っていただけなのに連日の寒さが身に沁みます。特に今日は「気温が上がり場所によっては春一番が吹くかもしれません」と前日まで予報が出たので安心していたら、前日よりも気温が寒くてウチの地域では久しぶりの最高気温一桁!天気予報を信用した時に限ってこれなんですよ。これで信用しないと予報が当たるという。世の為、気象庁の為に今後は天気予報を信用しない方が良いのかな(笑)

 さて、今日はTHE ALFEEのデビュー40周年記念映画を観に桜木町までお出掛けしました。この周辺は今年のお正月の初買い物エリアだったんですけど、それ以来でもありましたね。どうもこのエリアに来るとライブに来ているような錯覚を起こしてしまうほど、ライブ絡みで来ているエリアでもありますわ♪

THE ALFEE40周年記念ムービー さて、ドキュメンタリー映画『THE ALFEE 40th Anniversary Film THE LAST GENESIS~40年の軌跡と奇跡~』はTOCみなとみらい内にあるブルク13で観たのですが、先に前売り券から劇場鑑賞券に引き換えなければならなかったので上映時間よりもだいぶ現地へ行ったものの、さすが日曜だけあってチケット売り場は列が出来ておりまして私がチケットをき換えた時点で席は半分近く埋まってましたね。あと、この時点で前売り券特典のクリアファイルを貰えました。表が映画のポスターと同じデザインで裏に40周年記念のロゴがプリントされていて、これを持っている人は仲間だと直ぐに見分けが付く!←

 上映時間が近付いてから再度シネコンへ行って場内に入ってみるとかなりの客入り。8割以上は入っていたんじゃないかな。
 しかし、上映前にトレイラー以外にも鑑賞マナーやチケットのネット予約の告知などの映像が流れたのですが、この劇場のオンライン予約の告知の映像が中途半端にツボに入ってしまってどうしようかと。ああいう、しょーもーない&シュールなギャグは好きだわ。

 肝心の作品の内容ですが、まだ今週末まで上映していますからネタバレOK!という方のみ以下にお進み下さい。今後観る予定だったり、上映期間及び上映回数も短く観に行けない人も多いだろうからTakamiyのシネマライブの時のように後にソフト化する可能性もあるので、「自分は真っ新な気持ちで作品を観たい」という方は読み控えて下さいね。ななんぼさんの独断と偏見による感想に洗脳されちゃいますよ(笑)

 ネタバレしない程度の感想を書くとするならば、1999年にTHE ALFEEがベルリン公演をした際にテレビのドキュメンタリー番組『情熱大陸』で取り上げられたんですが、その時に近い印象というか内容だったような気がします。「大きな節目を迎えてもTHE ALFEEはまだまだ走り続けてくれる」という感想に尽きますね。
 40年という長い活動期間を上手く2時間弱に纏めた上に、今だからこそファンに明かされるエピソードやら苦境があり、「気が付いたら40周年」と言うけれども、その大きな節目に辿り着くまでは決して平たんな道のりではなく、お互いがお互いを信じ合いカバーし合ってきたからこそなんだな…と、そして、そんな関係が3人にとっては「当たり前」になっている事が一度も活動を止めることなく続けていられる秘訣なのかなと感じました。

 よく学生時代の友達から「昔っからアルフィーが好きだよね~。よく続くね~」と言われるけれど、これって単にTHE ALFEEがライブ活動を続けてくれているから、そnライブに参加すれば楽しいって自分がよく知っているから、飽きるキッカケが無いだけな気がします。
 この映画を観て、「きっとTHE ALFEEがステージに立ち続けてくれる限り、自分の客席で観ているんだろうな」って思いましたもん。それって凄く単純かもしれないけど幸せなことです。

 以下、ネタバレを含んだ感想になりますのでご注意を。



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