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PC画面表示でご覧ください。蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的にミーハーで節操ありません。
2009/03/25 Wed 21:32
映画『ワルキューレ』 久しぶりに映画館に行って来ました。観て来たのはブライアン・シンガー監督&トム・クルーズ主演の『ワルキューレ(英題:VALKYRIE)』、第二次世界大戦時に実際にあった独裁者ヒトラー暗殺計画を題材した作品です。

 第二次世界大戦の真っ只中、ドイツ軍の将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)はあまりにも多くの犠牲者を出すヒトラー政権に疑念と不満を持っていた。チェジニアの戦地で左目と右手を失った彼はドイツへ帰国すると、同じくヒトラー政権の崩壊を目論む軍人たちから声を掛けられる。シュタウフェンベルクと同じく、そこの人間達も今のドイツが置かれている現状を危惧していた。そして持ち上がった"ヒトラー暗殺計画=ワルキューレ"を発動させるべく、男たちの静かな戦いが始る。

映画『ワルキューレ』・画像2 …という内容で、事実に基づいているなだけに本当に重い作品としか言いようがありません。

 祖国を愛した男たちによる冷酷な駆け引きや裏切り、そして愛する者や平和への願い…その全てを崩壊させる戦争という名の"悪魔"。戦争に取り憑かれ、巻き込まれた人間に、明るい未来を手にすることができない皮肉。まざまざと見せ付けられました。

 ヒトラーという人物がどうい独裁者でどういう最期を遂げたのかは、歴史上あまりにも有名な話なので、この作品を観る前から「ワルキューレ」作戦がどういう結果を迎えるかは判っています。それだけに、作戦決行が近付くについれ破滅へのカウントダウンも始まり、観ている側も物凄い緊張感と重苦しさを共有させられたような気がします。

映画『ワルキューレ』 特にシュタウフェンベルクとヒトラーが初対面するシーンは独特の緊張感があったと同時に、2人とも同じ人間に過ぎないと見える演出にはゾクリときました。ああいうところは、さすがブライアン・シンガー監督ですね。あと、独裁者には妙なしぶとさというか悪運の強さがあるんだな…と納得してしまった。

 トム・クルーズが演じたシュタウフェンベルク大佐はもちろん実在した人で、彼が実行したヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」は、40回以上はあったとされるヒトラー暗殺計画の中でも、一番最後にして最接近したと言われています。

 ラストの展開も史実通りだそうで、いかにシュタウフェンベルクという人間がああいう状況下の中で尊敬し信頼されていたのかを痛感しました。
 最後にビル・ナイ演じる上官のオルブリヒトに言ったシュタウフェンベルクの言葉が印象に残りました。この言葉は確実に歴史の中で生き続けていくんだろうな。

映画『ワルキューレ』・画像1 私はこの作品で初めてシュタウフェンベルク大佐という存在を知りましたが、彼の存在の他にも、軍人の中でも…純粋に祖国や家族を愛し、自分の信念を貫き命懸けでヒトラーの独裁政権を止めようとした人が存在しいたこと。

 彼らのような存在を知ることができた作品に出会えて良かったです。撮影時はドイツ政府から許可が降りなかったり、撮影トラブルがあったり、公開延期になったりと、色々と問題が多発して公開そのものが危ぶまれていましたが、本当に無事公開されて良かった。


 ホントに2時間緊張しっぱなしで、上映後はグッタリでした。

 ワーグナーの『ワルキューレ』の前奏を聴くと、そのまま『ジェネレーション・ダイナマイト』へ流れてしまうのがTHE ALFEEファンの性なのだが、しばらくはそういうノリにはなれないかもな~…


 エンドロールでの音楽は抵抗戦士たちへの鎮魂歌だった…→★★★★



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画


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