ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2011/05/29 Sun 20:24
 台風2号は温帯低気圧になったようですが、私の地域では雨足が更に強くなっている感じです。前日からの雨量も多いし、土砂災害など起きませんよーにっ。梅雨に入って早々に台風だなんて、今年の夏はどうなることやら…何かと不安が先行してしまいますが、猛暑だけは避けて欲しいなぁ。

 27日に映画『十三人の刺客』のDVDとblu-rayが発売になりまして、私はDVDの豪華版をgetしました。
DVD『十三人の刺客』 豪華版は特製アウターケース入りで、プレスシートの縮小版に190分にも及ぶ特典映像が付いているDVD2枚組。そして、初回限定として200ページにも及ぶ絵コンテ集が封入されているのです。
 この絵コンテ集は全シーンが描かれているわけではないんですが(そんなことしたら広辞苑サイズになってしまう)、意外にしっかり描き込まれていて見応えあり、本編ではカットされているシーンも幾つか入っていてお得感があります。あと、ラフ絵なのに人物の表情が良いんですよね~。特に殿の表情がどのシーンでもフツーなんですよっ!もう、最高です。

 本編は腰を据えてじっくり堪能したいので先に特典映像の方を堪能しました。
 80分のメイキング映像に、完成披露記者会見の模様、初日舞台挨拶の模様、キャスト・監督のインタビュー、ヴェネチア映画祭での映像、未収録シーンなど内容盛りだくさんでして、80分のメイキングはキャスト一人一人にスポットを当てていて非常に内容が濃かったです。
 特にメイキングではキャストの皆さん見た目は役柄そのものなのに、口調は素になっているギャップが妙に面白い。ああいうのを見ると、撮影段階で非常に良い雰囲気が作れたんだな~というのが伝わってきます。
 あと、インタビューではキャストによって「好きなシーン」を語っているので、「ああ、このシーンがあの役者さんの好きなシーンなんだ」と意識して本編を観るのも楽しいかもしれません。三池監督のインタビューでも演出面であるシーンから「一切音楽を使用していない」と語っていたので、そこに注目して本編を観てみようと思っています。

 またTVでは一部しか放送されなかった完成披露記者会見の模様がしっかり収録されていたのは嬉しかったのですが(市村さんや伊原さんや古田さんが面白いっ)、完成披露試写の時の舞台挨拶シーンが収録されていなかったのは残念。ワイドショーで取り上げられていたから?吾郎ちゃんが市村さんや沢村さんと絡んだコメントとかフルで見たかったなぁ。
 残念といえば、本編ディスクに特報や予告映像が収録されているけど、日曜洋画劇場で初披露された180秒映像は収録されていないんだよね。あの映像は凄く好きだっただけにDVDにも収録して欲しかった…。

 …と残念に思う部分はあっても、この週末は『十三人の刺客』の特典映像をリピートしまくりです。もともと好きな作品だし、ご贔屓の役者さんも多数出演だから何度見ても飽きませんよっ。

 この先は特典映像のネタバレを含んでいるので(核心には触れてませんけど)、必然的に物語のネタバレも含んでしまうので、それでも良いという方のみどうぞっ。もちろん、殿をメインに語っております(笑)

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テーマ:十三人の刺客 - ジャンル:映画

2011/05/27 Fri 22:07
 今日から関東も入梅です。平年より二週間早いんだとか。台風も本州に来るっぽいし、まだ5月なのに何だか色々と大変な感じです。私の体調が良くなくて咳が止まらないのも台風が近付いているせいか?ヘクトパスカルのせいでダルダルだぞぉ!…と、自然現象に当たっても仕方が無いことなんですけどね。かなり勢力の強い台風なので、被害は最小限に収まることを願いたいです。

 さて、昨晩は『ゴロー・デラックス』の放送があったわけですが、先週に引き続き産婦人科医の宋美玄先生をお迎えしての性生活のお勉強ですっ。ええ、正に深夜番組に相応しい内容ですわ(笑)

 宋美玄先生は『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』が40万部を超えるベストセラー本を執筆されているだけに、下世話なネタで笑いを取ることはなくアンケート調査などに基づいていて公共の電波に乗せるには憚れるような言葉も医学用語としてポンポン発言するので、吾郎ちゃんも退くことなく「そうなんですか?」と勉強モードになっていたから厭らしい雰囲気にはならず、むしろ宋美玄先生からの露骨な質問に堂々と答えたりして男前。

 でも、リカちゃん人形のようなフィギアで"ベッドシーンを実演"してみた時の吾郎ちゃんにはウケたわ。パッと見は人形遊びなんだけど、やっていることはブログで文字化することは省略するしかないってことなので(笑)。あと、女性の上半身の模型が出てきて吾郎ちゃんがどう揉むのかとね(爆)。しかし、そこは稲垣吾郎、露骨な模型を前に「バカじゃないのっ!(笑)」と言いながらも実践しちゃって、ホントにジャニーズというかアイドルの垣根を越える人だよね。もちろん、吾郎ちゃんの実践場面はリンゴのイラストで隠されちゃっていましたけどね。チッ。←おいっ
 プチツボだったのが、人形たちが出番が終わった後にちゃんとシーツを掛けられていたこと!あれ、絶対に吾郎ちゃんが被せたんだろうなぁ。

 そして、話に真剣になる余り具体的な質問をしてしまって自滅する吾郎ちゃんが最高にツボでした!「国民を代表してSMAPが聞いているんです!」と弁解しておりましたが、そういう何でも素直に受け入れて疑問に持ったことは臆せず質問するところは大好きです。

 それに宋美玄先生が「誤解されている方が多い」と言うけに、大人の私でも「そうなんだぁ」と初めて知ることもあったし、冗談抜きで勉強になりましたよ。放送スレスレのキワドイ模型が出てきても、吾郎ちゃんも小島アナもかなり真剣に聞いていたしね。
 日本人は性教育に乏しいらしいから、定期的に『ゴロー・デラックス』で講義をするのも良いんじゃないですかね?吾郎ちゃんと小島アナなら過激にも下世話にもならず、視聴者の目線で進行していきそうなので深夜番組枠ならアリだと思います。

 あ、そうそう。
 先週からADとして登場するようになった山田親太郎くん、今回は更に出番が増えていましたが、番組が変わっても相変わらず吾郎ちゃんに弄られているキャラは健在で可愛かったです。この番組だとSキャラの吾郎ちゃんと小島アナに、ドMキャラの山田くんって感じで面白いですわ。

 どんどん内容が過激になっていく『ゴロー・デラックス』ですが、過激さをウリしているんじゃなくて、"正しい知識を学ぼう"というスタンスで吾郎ちゃんと小島アナが番組を進行していってくれたので、視聴する側も妙な抵抗を覚えることなく素直に楽しく観られました。

 特にこの回は真剣な眼差しの吾郎ちゃんや、照れ笑いする吾郎ちゃんや、困惑したり自滅する吾郎ちゃんなど、色んな稲垣吾郎の表情を垣間見られて吾郎ファン的にも大満足♪

 ホント、この番組が全国放送されないことが惜しいよっ!深夜枠で是非とも全国放送して欲しい!多くの吾郎ファンの人に観てもらいたいし、吾郎ファンでなくても深夜番組好きの人とか…あと深夜のラジオ番組好きな人も好みの構成だと思うので観てもらいたいです。


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2011/05/25 Wed 00:29
 21,22日はTHE ALFEE in NHKホールのコンサートでした。

 21日が5月とは思えない蒸し暑さで、22日が雨模様の肌寒い一日で寒暖の差が激しかったせいか、どうも昨日辺りから風邪ぽくなっているダメ人間です。熱や鼻が出たりというのは無いのですが、とにかく咳が止まらない。本格的に風邪をぶり返すようなことにはなりたくないので、今回は早い段階で病院へGO。喉もそんなに腫れていなくて風邪の初期の初期らしいですけど、とりあえず咳止め等を出して頂きました。うーむ、身体が弱ってきたなぁ。年ただなぁ…。

 話はアルコンに戻り(笑)

 2日間とも熱~い熱~いLIVEでしたよ♪
 本来なら『なんでもレポ♪けいじばん』ちょっとしたネタバレ感想を書き込んでいるのですが、体調がこんな状態なので書き込んでおりません。体調が万全になった頃にでも、自分の思い出の為に(笑)書き込んでおきたいと思います。多分、2日間の記憶がゴッチャになることはご了承下さいませ。

 ネタバレしない程度に感想を書くならば、先月参加した相模大野の時とまた違った雰囲気になっていました。構成が大幅に変わったというわけではないんですが、ALFEEは色んな決意や覚悟で臨んだ今回の春TOURだっただけに堅さが当初あったように感じたのですが、NHKでは初っ端から何か吹っ切れたような勢いがありました。それでいて、一曲一曲に懸ける想いの強さはどんどん重くなってきていて、ファンの贔屓目かもしれませんがどんどん良くなってきているな~と感じました。

 初日と2日目にはそれぞれ面白い事も起こり、特に初日はALFEE側とファン側の意思疎通が上手く行かなかったのは可笑しかった。参加した方々だったら判ると思いますが、あれは仕方が無いですよね~(笑)。まぁ、高見沢さんも「そうなるよね~」と後で言ってくれたし、幸ちゃんなんて翌日「すみませんでした」となんて言ってくれたぐらいの珍現象だったな。←大袈裟?
 MCも相変わらずのクロストーク炸裂で桜井vs高見沢の口撃ぶりも最高だったし、曲もNHK2daysならでは…というのもあり、本当に参加できて良かったです。さすが東京公演だけあってファンもノリが物凄くって、2日目は高見沢さんから「みんなも鬱憤が溜まっていたのか異常なノリ(笑)」と言われるほどで、ファンの一体感ぶりも最高に気持ち良かったです。

 今月は公私共にバタバタですが、やはりアルコンは自分には欠かせないストレス発散の場でもあるし、心の洗濯が出来る最高の場であることを改めて痛感。

 2日目のラストのMCで高見沢さんが今の心境を語ってくれたことがとても印象深くて、そういう心掛けを自分も持ち続けていきたいと思いました。


 高見沢さんといえば、この夏もソロ活動をするんですなぁ。王子連合も参加です!ルークがいるわぁ♪今年の夏も落ち着くことは無さそうですなぁ。


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テーマ:THE ALFEE - ジャンル:音楽

2011/05/19 Thu 00:06
 5月はミーハー強化月間と言っても過言でないくらいにミーハー行事が目白押し。何でミーハー行事が同じような時期に重なるんだろう?と毎度思うんですが、多分それは私が節操無しだからなんでしょうね(居直り)。

 18日は青山劇場へブロードウェイミュージカル『スウィーニー・トッド~フリート街の悪魔の理髪師~』を観に行って来ました。
 市村正親・大竹しのぶ共演で4年ぶりの再演となります♪

ミュージカル『スウィーニー・トッド』 舞台は19世紀のロンドン。
 無実の罪で投獄された男は脱獄しスウィーニー・トッド(市村正親)と名前を変え15年ぶりにロンドンに戻って来たが、彼の存在を覚えていたパイ屋のラヴェット夫人(大竹しのぶ)から自分を陥れたタービン判事(安崎求)によって妻は自殺に追い込まれ、娘のジョアンナ(ソニン)は養女として育てられていると教えられて愕然。しかし、大切な"友"であるカミソリをラヴェット夫人が保管していたことでトッドは再びパイ屋の2階で理髪店を開き、ここに判事を誘い込んで復讐することを誓うのだった。

 という復讐に燃える男と、そんな男に尽くす女の愛憎劇を時に美しく、時に怪しく、そして時に悲しく描いていくミュージカルです。

 私は4年前の初演も観劇しているし、ジョニー・デップ主演の映画版も観ているのでストーリー展開を知っていた分、初演で観た時にクライマックスで受けた衝撃を再び受けることは無かったのですが、逆に展開を知っているだけに結末が近付くにつれ初演とは違った緊張感を覚えました。

 再演ということもあって、市村さんも大竹さんも役柄が板に付いておりまして、ちょっとしたアドリブシーンでは時事ネタ満載のブラックジョークが飛び交って最高!特に市村さんは最近シリアスな役柄が続いているせいか、時折見せるコミカルな表情が妙に新鮮に感じてしまったわ。来年の『ラ・カージュ~』までユーモアがある役柄は無いもんなぁ。
 あと、キムラ緑子さんのさすがの存在感や、張り詰めた空気を和ます存在の武田真治さんも素晴らしかったし、新キャストとなった田代万里生さんはさすがオペラ出身の美声ぶりで、初演よりもパワーアップしたと言っても過言ではないんじゃないかな。

 会場も初演の日生劇場から青山劇場に変わったせいか、音楽的な演出が少し変わっていたようにも感じましたね。ただ、席がオーケストラピットの近くの席だったせいか、歌声よりもオーケストラの演奏の方が大きく感じて上手く歌詞を聞き取れなかった場面が何度かありました。まぁ、そんな小難しいことは言っていないので、多少聞き取れなくても問題無いんですけどね。
 音楽的演出といえば、今回はやたら音で脅かす演出が多かったような…。効果音が絶妙に入るのでビクゥ!とすることが多くて、ホラーサスペンスの雰囲気を音が良い感じに盛り上げていたと思います。

 初演を観た時はその救いのない衝撃的な結末に呆然としたものですが、今回は復讐や嫉妬に燃えた人間の末路を予め知っていただけに、悲劇へのカウントダウンを後半にいくにつれ強く感じてきて遣る瀬無く思い、呆然とするよりも復讐の代償の虚しさや悲しみが上回りましたね。

 後味は良くないので観終わった直後に「面白かった!」と感じられ無いですが、激情に駆られた人間の凄まじさを目の当たりにして「凄いな…」と圧倒され、観終わった後に「終わった~」とスポーツをやり終えたような達成感にも似た疲労感に包まれる感じです。特に後半の怒涛の展開なんて、何度観ても力んで観ちゃいますよ。

 そんな訳で終始ピーンと糸が張り詰めたような緊張感に包まれているミュージカルなのですが、カーテンコールではその雰囲気が一変して、市村さんと大竹さんを中心にキャスト全員で妙な小芝居が繰り広げられたのにはウケました。市村さん、ある意味本領発揮(笑)。あれでホッと肩の力が抜けた気がしました。

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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

2011/05/13 Fri 23:14
CATEGORY【info】
 なんか夏場に計画停電が実施される場合は東京23区は除外されるとか…。あれ?当初は「夏場は23区も例外なく計画停電を実施する」みたいなことを言っていなかったけ?結局、お偉い方の都合の良いように変わるもんなのね~と正直ガッカリ。
 何を根拠に23区全てを除外するんだろう?今は国会も機能してないような状態なんだから、むしろ国会エリアを計画停電実施区域に入れて欲しいくらいだ。
 前回と同じグループ分けになったら、私は自宅も仕事場も計画停電実施地区になるので最悪です。1時間弱なら耐えられるけど、夏場に2~3時間も停電になったら死活問題だよ(汗)。国や東京電力が補償してくれる訳ないんだし、実施されないよう夏場の節電が徹底されることを願うしかない。あと、猛暑になりませんようにっ(祈)

 さっき、ラジオ『Kトラ』で幸ちゃんも言っていたけど、国や東京電力の発表には後日訂正が多かったり正確な数値は発表してくれないし、遂にはメルトダウンまで起きているのに何であそこまで責任感が無いんだろう?国民に最悪の事態が発覚する頃には自分達の寿命は尽きているとでも思って他人事なの?現場の最前線では命を削って頑張っている人達がいるんだから、トップの人間にも誠実な対応を望みます。
 冗談抜きに、今は自分でしっかり正確な情報を収集して冷静に判断するしかないのが虚しいよっ。早く今の状況が「あの時は大変だったよね…」と過去話に出来るような時が来て欲しい。

 …と、初っ端から愚痴オンパレードで申し訳ない。
 ちょっとガス抜きで吐いておきたかったんです。

 タイトルにもあるように、「WEB拍手」のお礼画像を変更しました。
 凄い久しぶりになっちゃったので5パターン全部(SMAP関連3パターン+ALFEE関連2パターン)変えました。またこれで暫く変えないと思いますので、気に入った記事があった時にでも「WEB拍手」ボタンをポチッとして下さい。くだらない落書き(あ、今回は1パターンは真面目です)が出てきますから(笑)

 もちろんお礼画像は、「逆ギレお殿様シリーズ」も更新しております(笑)。なんせ、今日から映画『十三人の刺客』のDVDとblu-rayのレンタル開始ですし、27日には待望のリリースですからね♪
 その関連で雑誌『DVD&ブルーレイでーた』と『DVDブルーレイVISION』に『十三人の刺客』の特集記事が組まれていて、両方に三池監督のインタビューが載っていたんですが、どちらも狂気の暴君を演じた吾郎ちゃんに言及しているんですよ。特に『DVDブルーレイVISION』には、市村正親に稲垣吾郎という時代劇映画には異色のキャスティングをした理由についてや吾郎ちゃんとの撮影エピソードを語っていて、その内容が嬉しかったと同時にウケました。三池監督最高です。

 このインタビュー記事を読んだら『十三人の刺客』が早く観たくてしょうがない気持ちになっちゃって、今日仕事帰りにレンタル店に行ったけど全部レンタル中でしたわ…。


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2011/05/11 Wed 22:42
 昨晩は舞台『ぼっちゃま』をPARCO劇場で観て来ました。脚本は『ラッパ屋』の鈴木聡、演出を河原雅彦、そして主演が稲垣吾郎で共演に白石加代子という個性的な顔ぶれ。しかも、パルコ・プロデュースによる鈴木聡×稲垣吾郎の舞台は2003年の『謎の下宿人』、2007年の『魔法の万年筆』に続き、この『ぼっちゃま』でシリーズ三部作になるのです。

 個人的に久しぶりのPARCO。開演まで少し時間があったからと軽くウィンドウショッピングでもしようと思ったのが運の尽き、最初に見たお店でストールに一目惚れしてしまい、舞台を観る前に清水の舞台から飛び降りました(笑)

 そんな私の懐事情はさておき。

舞台『ぼっちゃま』 物語の舞台は戦後の日本。
 東京郊外の地主の跡継ぎであるぼっちゃまの幸一郎(稲垣吾郎)は独自の美学と哲学を貫く変わり者で、唯一の理解者である乳母の千代(白石加代子)と木造家屋で二人暮らし、亡き父の形見の骨董品を馴染みの骨董屋・榊原(柳屋喬太郎)に売っては、そのお金で放蕩な生活を続けていた。
 そんなある日、自分が家長であることをアピールしようと疎遠になっていた姉妹弟を唐突に呼び寄せ、戸惑い気味に井上家に訪れた姉(谷川清美)・妹(大和田美帆)・弟(中村倫也)だったが、ぞれぞれ小柳(梶尾善)と矢部(福本伸一)という訳ありの連れを伴っていて幸一郎に相談したいことがあったのだ。しかも、相談内容を聞いた幸一郎は憤慨してしまい、この姉妹弟たちとの再会が幸一郎の恋人の滝子(高田聖子)や下宿人の健介(小林健一)をも巻き込んで騒動になっていく。

 …という鈴木聡お得意のドタバタ喜劇。
 吾郎ちゃん演じる幸一郎がホントに絵に描いたような"おぼっちゃま"で超ハマリ役!対する乳母役の白石加代子さんも絵に描いたような"ばあや"ぶりで様になる。しかも御二方はパッと見は浮世離れした雰囲気なのに、会話になると「こういう人、当時は居たんだろうなぁ」と思うくらい日常的でリアルだから、それだけでもムチャクチャ面白い。特に白石さんのコメディのセンスというか"間"や佇まいが最高だし、吾郎ちゃんもちょっとした台詞や仕草が気品あるぼっちゃまなんだけど妙に笑える。加えて、個性的過ぎる姉妹弟に周囲の人々…全員がエネルギッシュで凄いのなんの。

 キャラクター的にも主役のぼっちゃまを筆頭に性格が問題やや有りの人達ばかりなのに(笑)、とにかく憎めないんですよ。ぼっちゃまは世間知らずの自分本位な人間だし、他の姉妹弟や周囲の人々もぼっちゃまに直ぐ振り回されてしまう芯の無さ。だけど根っからの悪人は一人も居ないから、彼らが大騒ぎしている姿が観ていて楽しいし、次はどんな問題が勃発するのかとワクワクしちゃう。
 そして、そんな中でも千代だけは常にぼっちゃまの味方で静かに見守っている姿を貫いているからこそ、ただのドタバタ喜劇では終わらず物語に深みとリアリティを与え、それが最終的に心温まる場面を見事に作り出していく。

 第一幕60分に第二幕75分、その時間の中で客席全体がドッと笑う場面が何度あったことか。特にクライマックスなんて大笑いしたと思ったらホロリと泣かされ、その涙も収まらないうちに笑わされて大変。物凄く素直な気持ちで舞台の世界に観入れる雰囲気だからこそ、客席は思いっきり笑ったり涙したり感情をストレートに表現できてストレス発散できちゃいます。笑いは免疫力を高める効果があるって言うけど、観劇後は舞台から元気を貰った気分。

 そうそう。この舞台はピアニストの佐山雅彦さんも登場人物の一人でして、場面に合った生演奏を即興で弾いてくれるシーンが何度もあります。BGMが本物ピアニストの生演奏だなんてかなり贅沢な上に、物語的にもちゃんと人物として役割を果たしていたところが素晴らしかったですね。
 ちなみに、佐山さんの生演奏は開演の10分前から始まるので、これから観劇される方はそれまでに着席しておくことをお薦めします。

 最初、この舞台『ぼっちゃま』の話を知った時は、我侭なぼっちゃまに振り回される騒がしい喜劇なんだろうとしか思っていなかったんだけど、予想の上をいく騒がしさに加えて「ええっ!?そんなのアリ?」とビックリしてしまう展開になって、「随分と笑える舞台だなぁ」と圧倒されていたら意外にも涙腺を刺激されるハメになったり、当初思っていた以上にこの舞台の世界観にハマッて楽しんでしまいました。ホントに面白かったですね。鈴木聡×稲垣吾郎シリーズの中では一番好きだと断言できます。

 吾郎ファン的にもビジュアルが最高でね(笑)
 この間の『月イチゴロー』での疲労ぶりも納得の膨大な台詞量だし、ぼっちゃまなのに意外に激しく動くシーンが多いせいか顔のラインがほっそりしていて、大人しくしている時は儚げなんですよ。それでいて、甘やかされて育った人間特有の母性本能を刺激する子供ぽい言動も多々あって、そういうところが嫌味なくハマっているんですよね~。本当に憎めないキャラというか、愛くるしい場面が多くて堪りませんでしたっ。

 この物語は主人公が周囲に迷惑を掛け捲るというのが軸になっているんですが、吾郎ちゃん演じるぼっちゃまは確かに周囲を振り回す言動ばかりなんだけど、悪気は無いしブレが全く無いんですよ。だから、私には周囲の人間がぼっちゃまに迷惑を掛けているようにも見えたくらい。
 まぁ、公演が始まって一週間足らずなのでネタバレ的なことは避けますが、幸一郎が最後に弟に送った台詞なんて彼の世間知らずだけど人柄の良さが出て妙にジーンときちゃいましたもん。

 いや~、本当に面白くて楽しい舞台だったなぁ。
 出演者陣のチームワークは絶妙だったし、観客が一体となった雰囲気も最高だったし、最後はカーテンコールが3回あって、その度に小芝居している白石さんと柳家さんがツボでもありました。あと、3回目のカーテンコールでは吾郎ちゃんが客席に向かって「ありがとうございました」と肉声を発してくれて感激。最初から最後の最後まで、吾郎ちゃんは非常にキュートでごいざいました。
 パンフレットも読み応えがあって写真も良くて買う価値あり!余は満足じゃっ(笑)


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テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術

2011/05/08 Sun 20:14
 7日から吾郎ちゃん主演の舞台『ぼっちゃま』の公演が始まりましたが、かなり面白い喜劇のようなので数日後に観に行く者としては非常に楽しみになっております♪

 これに関連して雑誌『婦人公論』に吾郎ちゃんのインタビュー記事が載ってましたけど、「エンターテイメントに身を置く者として、今何ができるか…」を吾郎ちゃんらしい視点で語ってくれている良い内容な上にグラビアが最高です。あんまり雑誌系は買わないようにしているのに、このグラビアは好み過ぎて即買いでした。
 あと、吾郎ちゃんのインタビュー記事の他に大石静さんのエッセイ「うるさくてもシズカ」の内容に考えさられました。甲状腺ガンを患った大石さんは甲状腺を全摘出した為ホルモン剤で新陳代謝を促している身体だけに、そのホルモン剤を製造する製薬会社の工場が今回の大地震で被災して、一時流通がストップしてしまったという事態は大石さんにとって命の危機を覚える本当に深刻なものだったとか。エッセイに書かれていたけど、これで命を繋いでいる人が多い大切な薬なのに国内ではほぼ一社の製薬会社しか製造していない現状も問題であって、また同じような事態が起きる可能性だって高いわけで、国民をしっかり守ってくれる政治家…国家にしていくにはどうするべきか、本気で考え直さなければいけない時に来たんだと痛感。こんな指導者不在の状況を続けていちゃイカンよなぁ…。

 …と、真面目語りになっちゃいましたわ。

 さて、8日放送の「Sma STATION !!」は『月イチゴロー』がありました。4月の放送が無かった分、4月公開映画と5月公開映画を合わせたGW映画特集となりました。確か、去年もこのパターンだったよね。

 慎吾がチラシだけ見て選んだのは、ナタリー・ポートマンが今年度のアカデミー賞で主演女優賞を獲得したことでも話題のサスペンス作品『ブラック・スワン(英題:BLACK SWAN)』、長年に渡って親しまれている児童小説をジャック・ブラック主演で現代版にアレンジした『ガリバー旅行記(英題:GULLIVER'S TRAVELS)』、『天才バカボン』で知られる奇才のギャグ漫画家・赤塚不二夫と担当編集者の交流を実話に基づいてコミカルに描いた伝記『これでいいのだ!!』、2002年に現役を引退し2008年に亡くなった一流デザイナーのイヴ・サン=ローランのキュメンタリー作品『イヴ・サンローラン(英題:YVES SAINT LAURENT - L'AMOUR FOU)』、昨年の「ヴェネチア国際映画祭」で金獅子賞に輝いたソフィア・コッポラ監督作品『SOMEWHERE』…以上の5作品でした。
 GW映画特集とはいうけれど、『ブラック・スワン』以外は4月公開作品で、『ブラック・スワン』もGW明けの公開作品なんだよね~。"GW映画"と呼ぶには、ちょっと中途半端なラインナップに感じてしまったわ。

 さてさて、吾郎ちゃんは舞台『ぼっちゃま』の稽古が佳境に入り完全にお疲れモード。見た目はもちろん、語り口からして疲れております。
 そんな吾郎ちゃんに少しでも疲れを癒してもらおうと今回は旬の筍ご飯が持て成されましたが、明らかに大下アナの方がテンション上がってましたな(笑)。慎吾も久しぶりにVTRを観ながら「美味しそう…」と呟いちゃったりして、筍ご飯を前にしてもローテンションの吾郎ちゃんでしたけど本当に美味しそうだった。

 お疲れモード全開の吾郎ちゃんでしたから、今回の批評はもうストレートな意見がざくざく。普段なら好みの作品ではなくてもフォローしたり遠回しに表現したりするけど、今回はそんな余裕無し!って感じした。逆に吾郎ちゃんらしさが言葉の節々に垣間見られて面白かったですよ。ゲストの中村勘太郎さんも吾郎ちゃんの毒舌ぶりに「ええっ?」とビックリしながらも、かなり笑いながらVTRを見てましたもんね。
 特に1位にした作品は、震災以降久しく映画館に行っていなかったけど、「これは映画館で観たいな」って思いましたもの。逆に最下位の作品に対しては、「そこを言うかいっ!」と大笑いさせて頂きました。


 以下、『月イチゴロー』のランキングのネタバレになります。


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テーマ:テレビ朝日 - ジャンル:テレビ・ラジオ

2011/05/06 Fri 23:03
 珍しく長いこと風邪を引き摺っておりましたが、完全に回復してお酒も解禁っ。ああ、お酒がちゃんと味わえる健康な体って素晴らしい(笑)

 さて、昨晩は『ゴロウ・デラックス』の放送がありまして、放送も4回目ともなると吾郎ちゃんも小島慶子アナもそれぞれペースが掴めてきてイイ感じです。

 放送2回目よりゲストを招くようになりましたが、最初のゲストが『苦役列車』で第144回芥川賞を受賞した作家の西村賢太先生でして、風俗通いを生き甲斐にした主人公の物語を私小説として書いている方だから、深夜番組に相応しいブッ飛んだキャラで(笑)、「緊張しているんで…」って理由で1カップ大関をガブ飲みしたりタバコ休憩に消えたりと、トーク内容はここでは書き難いものだったり(笑)まぁ自由で凄かったですよ。でも、そんな西村先生に突っ込んだ質問したり、セクハラ(?)スレスレの質問をされても普通に返してた吾郎ちゃんはさすがですね。自分でも言っていたけど、「僕、人見知りしないんで」というのは伊達じゃない。

 でもって、昨晩のゲストはカメラマンの野澤亘伸さん。グラビアを撮らせた凄い!って方なんだそうで、何が凄いってグラビアの被写体と同じように、自分もビキニ姿になってモッ○リを強調した格好でテンション上げて撮影する方なのだ!
 パッと見は前回のゲストの西村先生のように年相応の会話をされる方なんですが、この人の場合はお酒が入ると…じゃなくて、カメラを持ってビキニ姿になったら人格が変わる(笑)。ただ、さすがプロだけあって、被写体に出す指示は細かくて的確だし、ビキニ姿で撮影にすることで被写体の緊張感を解し、意外に"素"を撮ったりするんですよね~。

 今回は小島アナと吾郎ちゃんが被写体になっていましたけど、色っぽく撮影して貰えた小島アナとは違い、吾郎ちゃんは叫びだすわ妙なポージングするわで、明らかにオチ扱いの方向に行ってしまったのが少し残念。いや、バラエティ番組的には最高のオチが付いて面白かったけど、野澤さんが「吾郎さんの色気を撮らせてもらって良いですか?」って緊張気味に最初言っていたから、セクシーな稲垣吾郎の写真を期待したのに、なんかアニメキャラのようなギャグ全開の吾郎ちゃんの姿が撮影されたので、ファンとしては少し物足りなかったわ。
 あ、でも、最初の方に「ノザワ・レッグス」という綺麗に野澤さんが脚を撮るポージングを吾郎ちゃんがやったのは、なかなか色っぽくて良かったですね。今度、ああいうポージングで雑誌の写真に収まって欲しい。

 しかし、一番インパクトがあったのは、野澤さんからカメラを借りた吾郎ちゃんが野澤さんをいきなり撮り始めだして、脇が締まってなくて構え的にはダメダメだったにも関わらず、それこそ奇跡の一枚を撮影していたことですね(笑)。やっぱり凄いよ、稲垣吾郎!

 『ゴロウ・デラックス』は稲垣吾郎の素が垣間見られるし、ゲストが登場するとそのキャラに負け時と(?)暴走すると傾向になりつつあるので、ホントに見所満載の愉快な深夜番組ですっ。最初はどうなるかと思った番組だけど、毎週木曜の深夜が楽しみになっています。
 ああ、これ、全国放送になってくれないかなぁ。多くの人に『ゴロウ・デラックス』での稲垣吾郎の姿を見て貰いたいわ。

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2011/05/03 Tue 23:46
 私はここ10年以上、風邪らしい風邪を引いていなかったのが自慢の一つだったのですが、久しぶりに本格的な風邪を引いて病院へ行って薬まで処方されるなんてことになっておりました。お陰で一週間以上お酒も飲んでおりませんっ。←当たり前だ
 自分の体力を過信しちゃイカンなぁ~と、しみじみ感じております。もう若さだけで治せる年でも無いしね。ゲホ、ゲホッ。

 そんな訳で大人しく生活していなきゃいけない日々が続いているので、必然的に部屋で音楽を聴く時間が増えたきました。
 だから、THE ALFEEのNEWシングル『Let It Go』が5/3にリリースされたのは個人的にナイスタイミングと言うべきか(笑)
シングル『Let It Go』 この曲は3月の発売する予定でしたが震災の影響で延期になったものの、4月から着うたで配信されていましたので既に何度も聴いてはいましたが、改めて5/3にCD化でのリリースとなったのはやっぱり嬉しいです。
 まぁ、携帯で聴こうかCDデッキで聴こうが余程耳が精巧な人以外は同じなんですけど、私はアナログ人間なのかCDをウィーンとデッキに入れて曲を聴くと、「ああ~、CDを買ったぁ♪」という気分になるんですよね~。
 今回もボーナストラック違いの3種類がリリースとなりましたが、『二人のSEASON』のNEWアレンジが収録されているパターンがお気に入りです。今の時期に『二人のSEASON』を聴くのは色々と考えてしまうことも無くもないですが、この怒涛のロックアレンジの凄まじさが何とも言えません。なんとなく高見沢さんのソロ曲ぽい雰囲気になっているけど、今はこれぐらい激しい楽曲を聴いていたい気分です。

 新曲『Let It Go』もラジオとかで3月から聴いていたけど、初めて聴いたのは今年の1月に開催された『大阪国際女子マラソン』の中継の時で、その時は「マラソンらしい曲だなぁ」と感じていたのに、今ではマラソンに為に書き下ろされた楽曲ではなくて、"今"の為に書き下ろされた楽曲のように聴こえるんだから不思議です。こういうのも音楽の良さなんでしょうね。
 しかし、何度聴いても幸ちゃんのアコギがカッコいいっ!ここまでアコギのカッコ良さが全面に出ているシングル曲も久しぶりだよね♪だから、カラオケver.も何度もリピートしちゃっています。

Song For Japan 同日、ALFEEのシングルと一緒にオムバス・アルバム『SONG FOR JAPAN』も購入。
 東日本大震災のチャリティとして世界のアーティストの楽曲がレーベルの枠を越えて収録されたものですが、これだけの素晴らしい楽曲が「日本の為に」と収録されてチャリティ・アルバムとして発売されたのが嬉しくもあり、この東日本大震災はそれだけ世界に大きな衝撃を与えたんだとも痛感しました。
 まだまだ厳しい状況が続いていることには変わりはないけど、日本は世界中の人々から愛され、この窮地を乗り越えて行けると信じられているんだってことを忘れてはいけないよね。

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テーマ:THE ALFEE - ジャンル:音楽


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