でも、市村さんに関しては私なんかが落ち込んでいても無駄な訳で、一番辛いのも悔しいのも市村さんなわけですから、こればかりは回復して元気な姿で舞台に戻って来て下さることを信じて待っているしかないんですよね。年内のミュージカル『モーツアルト!』で復帰は些か早い気がしないでもないですが、目標があるからこそ治療に専念できて良いのかな。
市村さんのコメントを読んでは涙ぐみ、心配も尽きませんが、完治されることをお祈りしております。
そんなメンタル弱めなダメ人間ななんぼさんを支えているのは、一昨日&昨日と開催されたTHE ALFEEの夏イベで得たエネルギーです!本当に夏イベに参加できて良かった…!!

さいたまスーパーアリーナで開催されたTHE ALFEEの夏イベ『40年目の夏』、ミーハーだけど飽きっぽい私が30年近く同じバンドのファンでいるとは思ってもいなかったし、まさかメンバーが還暦を迎えたりバンドが40周年を迎えるまでコンサートに参加しているだなんて…、これ自体が私の中で奇跡ですよ(笑)
以下、もう終わったイベントですからblog上でも多少ネタバレ感想を上げていきますので、映像ソフトを観るまでネタバレは知りたくない!という方はここで読むのを止めて下さい。

意外といえば、高見沢さんは2日間を通して(多分)エンジェルギターは1本も出して来なかった。『星空のディスタンス』ではいつもクリスタル・エンジェルギターを光らせてくるのに、今回は普通のオリジナルギターで演奏していた。広い会場だからこそ、ド派手なエンジェルちゃんギターは見たかったなぁ。
ただ、照明演出に関しては2日間とも素晴らし過ぎて!!
油断するとステージの御三方よりも照明に見惚れてしまうという(笑)、それぐら斬新で豪華な照明だったんですよ!さすが40年目の夏!って感じでしたね。特にイメージドットで「40」という数字を象り、花道の真ん中から宇宙船のデッキから降り立つよう3人が登場した演出は鳥肌モン♪初日1曲目の『夢よ急げ』の前奏で泣きそうになっちゃいましたよ。
初日の『Musician』は演奏と演出の素晴らしさが相俟って感激すると同時に、走馬灯のように自分がファンになった頃から今までのライブの思い出が甦ってきて缶無料…もとい、瓶有料…ちがう、感無量でした。←初日に参加した方しか判らないネタ
本編ラストが幸ちゃんのリードVo.の『Musician』、1回目のアンコールのラストが高見沢さんリードVo.の『SWEAT&TEARAS』(初日は3人のスイッチヴォーカルver.でしたけどね。桜井さんがコーラスパートで主旋律を歌わず本来のコーラスパートを歌ってしまい、主旋律が無くなったのはご愛嬌/笑)、2回目のアンコールのラストが桜井さんリードVo.の新曲『英雄の詩』という3人のリードヴォーカルがそれぞれのラストを飾るのもTHE ALFEEだからこそ出来るセットリストでしたね~。特に2回目のアンコールは、高見沢さんがハンドマイクのトラウマが暫く残っていたデビュー曲『夏しぐれ』を歌い、その次が40年目の新曲だったんですから。あの2曲の間に40年の歴史があったんですよ♪
2日目は演奏は勿論のこと、MCも冴えわたりまくりで(2日間共通して幸ちゃんの某号泣会見をした方の物真似は秀逸でしたが♪高見沢さんに「youtube見ながら研究していた」とまで暴露されていたし/笑)、特に「再デビュー曲『ラブレター』の次の曲は何だ?」という問い掛けになかなか思い出せない桜井さんが可笑しくて、その流れで『街角のヒーロー』を即興で歌いイチかバチかでベース音を鳴らすという荒業に出る暴走ぶりに高見沢さんが泣き崩れるくらいバカウケしちゃって最高でした。別に『街角のヒーロー』が演奏された訳ではないのに、2日目のライブを思い出そうとすると何故かこの曲が頭の中で流れるくらいのインパクトでした(笑)
照明演出も初日に引き続き素敵過ぎて『通り雨』なんて、雨と雲(傘だったかも?)を象るイメージドットが良い仕事をしていましたよ!
そうそう、本来なら高見沢さんがMCを担当するところでイヤモニだか機材トラブルが起きて高見沢さんが何も言わずにステージを去ってしまい、すごく自然にMCをした幸ちゃんの機転の良さったら!さすがトラブル好きを公言されているお方だけありますわ♪
あと新曲『英雄の詩』が「新ウルトラマン列伝」の主題歌なので、「もしかして光の星からお友達が来るか…?」と思っていたら、2日目のアンコールでいらっしゃいましたね~。ウルトラマンタロウ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガストリウム、ウルトラマンビクトリーと4人も登場して観客を煽りまくってくれました。もう準ゲストと化しているよね(笑)
新曲『英雄の詩』はこの夏イベでフルコーラス初披露となったわけですが、今までのシングル曲とは少しテイストが違って凄くツボです!しかも、前奏とか間奏がメタル寄りなんですよね~♪ああ、発売日が待ち遠しい!!
2日間通してで驚かされたといえば、50歳を迎えた時に封印したフライングを還暦で解禁した高見沢さん!!まさかの還暦フライングで『LONG WAY TO FREEDOM』ですよ(笑)。ここ数年筋トレで鍛えているだけあって、10年前よりもフライングしながらのポーズが決まっているというバケモノぶりを存分に発揮してました。本人はKinkiの光一くんでイメトレしていたようですけど(笑)
「今が一番元気で輝いている」という姿を見せて貰えるのは、ファンにとって何にも代えがたい幸せです。
「40年目の夏」ということで、どんなセットリストでくるか楽しみでしたが、「夏」と付いただけあって今までの「夏イベ」で思い出深かった曲が中心に演奏された印象を受けました。2日間で被った曲も意外にあったし、やや偏りがあるかな~とも感じましたけど、2日目の『夜明けのLANDING BAHN』~『TIME AND TIDE』は卑怯だよなとか思ったり(笑)、かなり感傷的になった場面も多かったです。
個人的には2日目の最後の歌に『生きよう』が演奏されたのが意外で、その直前のMCで高見沢さんが「コンサートが始まる前のなんとも言えない緊張感、終わった直後に感じる達成感…これを得る為にコンサートをやっているようなもの。 だからコンサートがなくなったら自分じゃなくなる気がする。もちろん、これは"3人"という前提。 これから先も3人で立ち向かっていくから、皆はそんな俺達の生きるさまを目撃していって欲しい」と語っていたから、あの曲は観客へではなく、40年目を迎えた自分達へ歌っているような気がしました。
まずは…あと10年、デビュー50周年を目指してマイペースに突き進んでいってくれる姿を応援していきたいと思います。

あと、グッズのDVDパンフの中身は相変わらず抱腹絶倒モンでした!「公式」を観た後はお寿司が食べたくなり、「非公式」を観た後はアスパラガスを見ただけでも笑いが込み上げてきそうになったのは私だけでは無いはずです。以前から薄々感じてはいたことですが、高見沢さんの天然ぶりが凄まじいのは甘やかしまくっている横の2人の責任も大きいですよね(笑)。今回もしみじみ感じましたとも!!
は~、しかし、SMAPの「27時間TV」の映像チェックはいつするべ?(笑)
