2008-09-15-Mon-12:21
『パコと魔法の絵本』劇場鑑賞
レイトショーで邦画『パコと魔法の絵本』を観て来ました。風変わりな登場人物たちとファンタジーな内容には公開前から興味がありまして、もう勢いで作中に出てくる絵本『ガマ王子vsザリガニ魔人』のポップアップ絵本も買ってしまったほど。ホントに観客全員で笑って泣いて、また笑って泣いて…の繰り返しでしたね。いや〜、イイ映画だったなぁ。変わり者ばかりが居る病院の中でも、特に人々から嫌われている大金持ちの超ワガママで頑固ジジィの大貫が、交通事故により一日しか記憶が持たないパコという一人の少女に出会ったことで、少しでも彼女に記憶に何かが残るようにと考えるようになり、彼女が毎日読んでいる絵本『ガマ王子VS ザリガニ魔人』を病院内のみんなで演じてパコに見せてあげようという案を思い付き、現実させるべく奮闘する。
…という話で、頑固ジジィが純粋な少女に心を動かされるファンタジー作品なんですが、触れ込み通り「大人が笑って泣ける」作品でもありました。もう、大笑いしたり、笑った直後にウルウルしたり、ウルウルした直後に笑ったり、観ている方も忙しかったですよ。最後の方なんて涙無しには観られなかったんですが、心温まるエンディングにはジーンとしましたね。
とにかく登場人物の設定と演じている役者さんが異常なくらいにハマッていて、個人的にはビジュアルだけでも70点はあげたいくらいツボでした。!
■大金持ちの頑固ジジィ…役所広司■天才子役だった俳優…妻夫木聡■ヤンキーな看護士…土屋アンナ■神出鬼没の謎の男…阿部サダヲ■頑固ジジィの甥っ子の気弱な男…加瀬亮■超Sで貢ぎ物に弱い看護士…小池栄子■消防車に轢かれた消防士…劇団ひとり■銃を暴発させて入院しているヤクザ…山内圭哉■噂とジュディ・オング好きのオカマ…國村準■メルヘン思考な医者…上川隆也これだけの変わり者をよく思い付いたというか、とにかく登場人物を観ただけでも笑える凄さ。しかも特殊メイクが凄くて、素とは別人になっている役者さんも少なくないですからね(笑)。そして少女パコを演じるアヤカ・ウィルソンちゃんがメッチャ可愛くてね〜♪彼女を観ているだけでメルヘンの世界に居るようでした。
また、超個性的な登場人物達にもそれぞれドラマがあって、頑固ジジィが少女パコに出会ったことで少しずつ変わっていったように、他の登場人物も頑固ジジィに振り回されながらも心の変化があったりして、どの登場人物にも愛着が持てる素敵な内容でもありました。
特に後半の「劇中劇」のシーンなんて、それぞれの登場人物の個性が出ていてサイコーでした。この作品はシーンによってCGと合成になるんですが、絵本のガマ王子が池から出て来たシーンとか、絵本通りの動きをするシーンなんて妙に可愛い&カッコいい!と思ってしまい、少女パコと同じテンションで喜んでしまいました(笑)
中島哲也監督というと映画作品よりも、随分前に山崎努さんと豊川悦司さんが対戦する温泉卓球シーンをスローモーションで描いたビールのCMや、SMAPがガッチャマンになったCMが印象に強いんですが、この作品もなんとなく、当時のCMの雰囲気を受け継いでいる気がしました。オールセットで、ホントに舞台をやっているような現実離れした作りな分(この原作は舞台作品)、奇抜なキャラクターや展開も違和感なかったし、逆にすんなりと作品のワールドに自分も入り込めた気がします。こういう独特なワールドが展開されたメルヘンチックな作品…私は非常に好物です♪
あと、何といってもCG化された絵本のキャラクターが可愛くて!顔つきとか表情が劇中劇の中で演じている登場人物に似ていて愛嬌やユーモアがふんだんにあり、CG合成が全く違和感がなかったし、ガマ王子が最後にパコへ見せた表情にはキュ〜ンとなったと同時に涙ボロボロでした。
心から笑って泣いて、また笑えた!もう一度観たいかも!→★★★★
【注意】以下、ネタバレを含んだ感想になります。
堀米はストーリーを進行していく役柄でもあったわけですが、登場の仕方が毎回可笑しいので、この堀米が登場する度に「今度は何をやらかすんだ?」とワクワクしながら観ちゃいました。阿部サダヲさんといえば、中盤のシーンで大貫に対してキレる時に「ピンポンダッシュッ!」と叫びまして、あの高見沢さんソロ曲『騒音おばさんvs高音おじさん』の同じフレーズを思い出して、一人でツボに入ってしまいました。あの曲にはグループ魂として参加してくれましたからね〜。
すごく奇抜なビジュアルでぶっ飛んだ内容でもあったけど、全体に流れる雰囲気はとてもピュアで、最後には本当に心温まる気分になれて良かったです。最後のあの運命の結末は予想していなかった分、すごく悲しく感じてしまいましたが、パコちゃんとガマ王子のあの表情に何とも言えない安らぎに似た幸せを感じました。
なんかね、今でも最後のパコとガマ王子のシーンを思い出すと鼻がツーンときちゃうんですよ。それくらい余韻に浸れる作品でした。小ネタもふんだんに使われていたし(ケロロ軍曹だけでなく、ギロロ伍長までいたわ!)、DVDが出たら間違いなく買っちゃいますね。
COMMENT
2008-09-15-Mon-16:22
こんばんは♪
2008-09-16-Tue-21:41
TBありがとうございました!
泣ける映画は時にありますが、ハナミズまで止まらなくなったのは初めてでした。
しかもその状態のまま笑わされるハメになろうとは・・・。
>堀米が登場する度に「今度は何をやらかすんだ?」とワクワクしながら観ちゃいました。
同感です。冷静に考えると彼、少々出過ぎなんですが、結局絶対笑っちゃうんですよね。
条件反射とは恐ろしいもので、しまいにはボタンが出てくるだけで笑えて笑えて。
あ、私、元「アル中」です〜♪
泣ける映画は時にありますが、ハナミズまで止まらなくなったのは初めてでした。
しかもその状態のまま笑わされるハメになろうとは・・・。
>堀米が登場する度に「今度は何をやらかすんだ?」とワクワクしながら観ちゃいました。
同感です。冷静に考えると彼、少々出過ぎなんですが、結局絶対笑っちゃうんですよね。
条件反射とは恐ろしいもので、しまいにはボタンが出てくるだけで笑えて笑えて。
あ、私、元「アル中」です〜♪
>にゃむばななsan
2008-09-16-Tue-22:15
コメントありがとうございます。
そうです。あの黒ラベルのCMです。
あのCMはインパクトありましたよね〜。
ありがちな行動をオーバーアクション&スローでコミカルに見せる上手さが、この作品にも活かされていましたよね。
CGも他の邦画に比べて違和感が無かったのは、そのせいなのかな〜?
そうです。あの黒ラベルのCMです。
あのCMはインパクトありましたよね〜。
ありがちな行動をオーバーアクション&スローでコミカルに見せる上手さが、この作品にも活かされていましたよね。
CGも他の邦画に比べて違和感が無かったのは、そのせいなのかな〜?
>SORAさん
2008-09-16-Tue-22:19
コメントありがとうございます。
「笑って泣ける映画」という触れ込みだったので、ストーリー展開はある程度予測していたんですが、まさか最後の最後でああいう展開になるとは思ってもいなくて、涙ボロボロになってしまいました。
それと同時に堀米の妙な言動もあって笑えるから、ホントに忙しい映画でしたよね。SOSAさんのおっしゃる通り、かなり堀米は出過ぎな印象もありますが、気が付けばあの存在が楽しみになっている自分がいたり(笑)、どっぷり中島ワールドに浸かっちゃいました。
元「アル中」でもあったんですか〜!いつでも復帰歓迎ですよ(笑)
「笑って泣ける映画」という触れ込みだったので、ストーリー展開はある程度予測していたんですが、まさか最後の最後でああいう展開になるとは思ってもいなくて、涙ボロボロになってしまいました。
それと同時に堀米の妙な言動もあって笑えるから、ホントに忙しい映画でしたよね。SOSAさんのおっしゃる通り、かなり堀米は出過ぎな印象もありますが、気が付けばあの存在が楽しみになっている自分がいたり(笑)、どっぷり中島ワールドに浸かっちゃいました。
元「アル中」でもあったんですか〜!いつでも復帰歓迎ですよ(笑)
こんばんは^^
2008-09-19-Fri-00:04
ななんぼさんは、大変気にいられたようですね。
自分は体調が悪い事もあって、良かったのですが
大感動までは行きませんでしたσ(^◇^;)
ブログを書いてから、皆さんのところにTBの
お邪魔すると感動とか号泣とかが多くてσ(^◇^;)
私は涙腺が弱い割りにはいつもより涙少なくて・・・
何回かはもちろん泣きましたが・・・
体調のいい時にリベンジしようかと思います^^
CG化された絵本のキャラクターは本当に
かわいかったですね(^_-)-☆
自分は体調が悪い事もあって、良かったのですが
大感動までは行きませんでしたσ(^◇^;)
ブログを書いてから、皆さんのところにTBの
お邪魔すると感動とか号泣とかが多くてσ(^◇^;)
私は涙腺が弱い割りにはいつもより涙少なくて・・・
何回かはもちろん泣きましたが・・・
体調のいい時にリベンジしようかと思います^^
CG化された絵本のキャラクターは本当に
かわいかったですね(^_-)-☆
>ひろちゃんsan
2008-09-21-Sun-00:48
コメントありがとうございます。
涙腺にくる内容の次に大爆笑したくなるような展開になったりと、
なかなか感情のコントロールが大変な作品でもありましたから、
誰もが大号泣するという作品でもないのかな…?
私はあの絵本の世界観がとにかくツボでしたし、
どこか欠点がある大人達が純粋な少女と関わっていくことで、
少しずつ素直さを出していくという展開にハマってしまって、
もうラストの展開は涙々になっちゃいました。
CGキャラはちょっと生意気ちっくなところがイイですよね♪
涙腺にくる内容の次に大爆笑したくなるような展開になったりと、
なかなか感情のコントロールが大変な作品でもありましたから、
誰もが大号泣するという作品でもないのかな…?
私はあの絵本の世界観がとにかくツボでしたし、
どこか欠点がある大人達が純粋な少女と関わっていくことで、
少しずつ素直さを出していくという展開にハマってしまって、
もうラストの展開は涙々になっちゃいました。
CGキャラはちょっと生意気ちっくなところがイイですよね♪
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ワケもなくペロペロ
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あのCM覚えています。
外で雪合戦するときは『マトリックス』みたいにのけぞりながら雪玉をよけたりしていたあのシリーズですね。
あのCMって中島監督作品だったんですね。
確かにあの頃から実写とCGの使い方が上手かったですよね。