ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2011/05/29 Sun 20:24
 台風2号は温帯低気圧になったようですが、私の地域では雨足が更に強くなっている感じです。前日からの雨量も多いし、土砂災害など起きませんよーにっ。梅雨に入って早々に台風だなんて、今年の夏はどうなることやら…何かと不安が先行してしまいますが、猛暑だけは避けて欲しいなぁ。

 27日に映画『十三人の刺客』のDVDとblu-rayが発売になりまして、私はDVDの豪華版をgetしました。
DVD『十三人の刺客』 豪華版は特製アウターケース入りで、プレスシートの縮小版に190分にも及ぶ特典映像が付いているDVD2枚組。そして、初回限定として200ページにも及ぶ絵コンテ集が封入されているのです。
 この絵コンテ集は全シーンが描かれているわけではないんですが(そんなことしたら広辞苑サイズになってしまう)、意外にしっかり描き込まれていて見応えあり、本編ではカットされているシーンも幾つか入っていてお得感があります。あと、ラフ絵なのに人物の表情が良いんですよね~。特に殿の表情がどのシーンでもフツーなんですよっ!もう、最高です。

 本編は腰を据えてじっくり堪能したいので先に特典映像の方を堪能しました。
 80分のメイキング映像に、完成披露記者会見の模様、初日舞台挨拶の模様、キャスト・監督のインタビュー、ヴェネチア映画祭での映像、未収録シーンなど内容盛りだくさんでして、80分のメイキングはキャスト一人一人にスポットを当てていて非常に内容が濃かったです。
 特にメイキングではキャストの皆さん見た目は役柄そのものなのに、口調は素になっているギャップが妙に面白い。ああいうのを見ると、撮影段階で非常に良い雰囲気が作れたんだな~というのが伝わってきます。
 あと、インタビューではキャストによって「好きなシーン」を語っているので、「ああ、このシーンがあの役者さんの好きなシーンなんだ」と意識して本編を観るのも楽しいかもしれません。三池監督のインタビューでも演出面であるシーンから「一切音楽を使用していない」と語っていたので、そこに注目して本編を観てみようと思っています。

 またTVでは一部しか放送されなかった完成披露記者会見の模様がしっかり収録されていたのは嬉しかったのですが(市村さんや伊原さんや古田さんが面白いっ)、完成披露試写の時の舞台挨拶シーンが収録されていなかったのは残念。ワイドショーで取り上げられていたから?吾郎ちゃんが市村さんや沢村さんと絡んだコメントとかフルで見たかったなぁ。
 残念といえば、本編ディスクに特報や予告映像が収録されているけど、日曜洋画劇場で初披露された180秒映像は収録されていないんだよね。あの映像は凄く好きだっただけにDVDにも収録して欲しかった…。

 …と残念に思う部分はあっても、この週末は『十三人の刺客』の特典映像をリピートしまくりです。もともと好きな作品だし、ご贔屓の役者さんも多数出演だから何度見ても飽きませんよっ。

 この先は特典映像のネタバレを含んでいるので(核心には触れてませんけど)、必然的に物語のネタバレも含んでしまうので、それでも良いという方のみどうぞっ。もちろん、殿をメインに語っております(笑)

web拍手


 80分のメイキング映像は冒頭から監督キャストの一言コメントが登場しますが、血塗れ状態になっている伊原剛志さんが「とりあえず、死んだんで嬉しいです」というコメントがなんとも(笑)。撮影の過酷を物語っているな~って感じました。

 伊原さんのシーンで印象的だったのは、演じる平山九十郎の素振りのシーン。本編だと真正面からのアングルでしたが、メイキングの真横からのアングルも綺麗だったなぁ。
 あと、最期の撮影シーンで浅川役の光石研さんと壮絶な死闘を繰り広げて絶命するわけですが、カットが掛かって三池監督が「お疲れ様です」と伊原さんに声を掛けた後に、落ち武者姿の光石さんを見て「光石さんだったんですか!これはどうもっ!」と畏まって挨拶したところがツボでした。監督ですら、あの落ち武者が誰だったのか気付いていなかったんですね~。

 意外に緊張感のある映像だったのが三橋軍次郎役を演じた沢村一樹さん。落馬しそうになる場面ではこちらもドキリとしましたが、沢村さんは時代劇にあまり出ていない上に、殺陣などを大ベテランの松方弘樹さんの目の前で披露しなければならない緊張感がこちら側にも伝わってきました。

 でもって、ここから殿語りというか明石藩語りでございます(笑)

 血みどろ塗みれになる刺客側と違い、明石藩側…特に殿は最後の方まで綺麗な感じなのですが、その時点で既に異質な雰囲気になっているんですよね。

 誰もが「独特の雰囲気」と言うだけあって、本当に吾郎ちゃん演じる斉韶だけ流れる空気が違う感じなのです。だけど、カットが掛かってカメラが止まると稲垣吾郎に戻るんですよ。なんか不思議な感じでした。

 面白かったのは小弥太の投げてきた石を避けるシーンを撮影する時、鬼頭半兵衛を演じる市村さんと避けるタイミングを話している姿がすごく和気藹々で可笑しかった。吾郎ちゃんが「(僕が)避けた後に(市村さんが)避けるんですよね?」と市村さんに確認して、市村さんが「(避けるのが遅れたら)バーンって当たるね~」とジェスチャーしていたのにはウケました。
 本編では常に張り詰めた空気が流れている斉韶と半兵衛だけど、カメラが回っていない時は吾郎ちゃんと市村さんなんだと再確認。

殿と明石藩(笑) メイキングには明石藩のもう一人の家臣である浅川を演じた光石研さんのシーンもあり、血塗れの落ち武者姿で「殿が最高なんですよ~」と殿の魅力を語っている姿がツボでした。だって、映像と言葉が合ってないんですもん(笑)
 市村さんもインタビューで殿を絶賛していたし、何気に明石藩の家臣は殿に振り回されていることを楽しんでいたみたいですよ。究極のM集団ですな。←違うって

 殿というか吾郎ちゃんの映像も思っていた以上に収録されていまして、メイキングではクランクアップの映像が印象的でしたね。最期は壮絶な姿になってしまったわけですが、カットが掛かったと同時に少しずつ斉韶から稲垣吾郎へ戻っていく姿が見られて感激。監督や役所さん、山田さんと握手をしている時はもう稲垣吾郎なっているんですからね~。
 そのシーンで監督が「また機会があれば。『殿・復活篇』で!」なんて言ってくれてウケちゃいましたが、ゾンビ化した殿は最強だよなぁ。むしろ、その方が三池作品ぽくて面白いかも(笑)←そこまで想像するなって?

 インタビューでラストシーンでの斉韶の行動を「ムチャクチャだけど、仕方ないんですよ。そうするしかないように教え込まれちゃっているんだから」と断言した吾郎ちゃんだからこそ、ただ狂っているだけではない陰のある独特の雰囲気を醸し出す暴君を創り上げることができたのかなと思いました。あのコメントに役者・稲垣吾郎を垣間見てグッときちゃいましたね。

 …相変わらず『十三人の刺客』のことになると語っちゃいますが、とにかくブログで触れていない部分も最高なのです。キャスト全員の意気込みが凄いというか、それぞれが確固たる情熱を持って挑んでいるのが伝わってくるので、観ている方もワクワクしながら惹き込まれていっちゃうんですよね。

 本当に素晴らしいチャンバラ時代劇が作られたと感激してしまうし、これほどの作品に吾郎ちゃんがキーマンとして関われたっていうのはファンとしても最高に嬉しく思います。

テーマ:十三人の刺客 - ジャンル:映画

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