ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2012/01/18 Wed 23:47
 18日は日生劇場にてミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち~』を観て来ました。

 約3年ぶりに鹿賀丈司さんと市村正親さんの黄金コンビが奇跡の復活!前回の公演で「市村ザザはファイナル!」と言われていたのに、余りにも前回の公演の評判が高く再演コールも多かったことから、市村さんが「ザザを演れるまでヤル!」となってくれたわけですね~。こういう変更は大歓迎です♪

 だって、だって、プライベートでもご結婚されて子を持つ親となった市村さんのザザ役のハマリっぷりと言ったら!ゲイクラブの看板スターとしては年を取り過ぎ、最近は踊りも上手く踊れず高い声も出難くなって老いを感じているザザの切ない心境を演じるのに、昔よりも"今"の市村さんが演じた方が説得力とか溢れ出てくる情熱が圧倒的にあるんだもの。
 本当に嬉し過ぎる待望の再演です!

ラ・カージュ・オ・フォール2012 人気のゲイクラブを経営するジョルジュ(鹿賀丈史)は、看板スターのザザことアルバン(市村正親)と20年も同棲生活を送っており、ジョジュルの一人息子ジャン・ミッシェル(原田優一)もアルバンが母親代わりとなりずーっと育てて来た。
 しかし、そのジャン・ミッシェルが突然、アンヌ(愛原実花)と結婚すると宣言。しかもアンヌの父親タンドン(今井清隆)は保守派の政治家で、「ゲイバーは潰す!」と公言している人物。ジャン・ミッシェルはアンヌの両親に自分の両親を会わせる約束をしてしまったと言うから大変!

 …という話で、ゲイバーで巻き起こる2日間のハプニングを面白おかしく、時にはシリアスに描いていて、笑ってホロリとできるハートフルコメディです。
 (以上、あらずじは2008年12/8付けのblogより転載/笑)

 さすが黄金コンビの再演だけあって前回よりパワーアップしおりました!
 市村さんのザザは更に妖艶でいながら母親らしい部分が強調されて、切なく思うシーンが多かった。あとアドリブシーンの軽快さ機転の良さもさすがっ。無理して男ぽい動作をしようとするシーンのコミカルぶりなんて、「一体、どうすればそんな風に体っが動くの?」という柔軟ぶりも披露して、その年齢を超越したパフォーマンスには圧倒されました。やはり市村さんは「舞台の人」です!
 ジョルジュ役は2回目となる鹿賀さんも、すっかり優男のゲイぶりが板に付き(笑)、妙に可愛く見えるシーンが多かったです。もう、二人の見事なまでの息の合いっぷりに、特にラストシーンなんて何故かその二人の佇まいを目にしただけでも涙が零れてしまいましたもの。前回はラストシーンの二人に微笑ましく感じたのに、今回はね…何かそれ以上の"感情"があってジーンときました。

 そして、『ラ・カージュ・オ・フォール』が日本で公演されて以来ずーっとダンドン夫人を演じている森久美子さん、相変わらず最高です。もう、森さんの登場するシーンは全て笑いに包まれるっ。途中、市村さん演じるザザのコミカルな言動がツボに入ってしまい、素で笑いを堪えているシーンには大爆笑しました。あのシーン、市村さんは明らかに森さんで遊んでいたわ(笑)
 堅物男のダンドンを演じた今井さんも前回以上に弾けていて、初登場シーンと退場シーンのギャップが素晴らしかったです。何気に森さんとの小芝居がユニークで、ホントにどの人物の演技に注目すれば良いのか迷ってしまうシーンが多々あって大変でしたね。

 他の出演者も前回から引き続いている方も新キャストの方も見事に役にハマっていて、特にゲイクラブでショーを披露するゲイ役の方々のパフォーマンスぶりは素晴らしかったですわ!

 それに楽曲がどれも素晴らしいミュージカルでして、特に鹿賀さんが歌う『砂に刻む歌(Song on the Sand)』が大好きなんですが、もうね、某シーンでこれが歌われる時が何とも感動的で聞き惚れてしまいました。
 このミュージカルを基にして『バード・ケージ(The Birdcage)』というタイトルで過去にハリウッドで映画化もされていますが(映画作品も面白いですけど)、やはり生で演技と音楽た楽しめる舞台が一番です。

 再演とはいえ前回以上のパフォーマンスで観客を圧倒してくれた2時間半(間に休憩25分あり)、どのシーンも楽しくてアッという間に終わってしまった印象です。
 だからカーテンコールでは客席はスタンディングオベーションになり、まるでコンサートように大盛り上がりで幕を下ろしました。ああ、叶うことなら何度も鑑賞したいっ!それだけ心躍る最高のミュージカルです!

 鹿賀さんと市村さんが演じられるまでガンガン再演を続けていって欲しいわ~!!


web拍手

テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nananbo.blog59.fc2.com/tb.php/373-42b4fb25
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

copyright © 続・蛇足帳~blogばん~ all rights reserved.


template by http://flaw.blog80.fc2.com
Powered by FC2ブログ