ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2013/03/19 Tue 22:17
 相変わらずスギ花粉が猛威を奮っていますね。私はコンタクトと眼鏡を半々に使用した生活をしていますが、さすがに3月に入ってから殆どコンタクトを使っていません。あ~、そろそろ落ち着いて欲しいな。
 しかし、今年は冬からいきなり春が来た感じで、ウチの方でも今日の最高気温が20度超え!「桜の開花宣言が出されたけど、まだまだ蕾が膨らんだぐらいじゃん」なんて暢気に構えていたら、この急激な気温の上昇により満開は今週末だとか?しかも、週明けには纏まった雨が降ると予想されているので、その雨でせっかく見頃になった桜が早く散ってしまう可能性が濃厚だなんて…っ!桜は愛でられる期間が短いからこそ「花見」と称して春の風物詩にもなっているけど、今年は例年以上に短いから余計に希少価値が増すだろうなぁ。

 さて、先日は日生劇場までミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』を鑑賞して来ました。市村正親さんが主演を務めるようになってから3年半ぶり4度目の再演です。私は4回とも鑑賞しているぜいっ♪
 日本では森繁久彌さんが主演を務めたのが初演であり、森繁さんは900回もこのミュージカルの舞台に立ったという歴史ある作品。私が生まれて初めて衝撃を受けたミュージカルが森繁さんが主演していた『屋根の上のヴァイオリン弾き』であり、劇中に流れる音楽がそのまま私の音楽のルーツになっている個人的に最も愛している作品でもあります。

『屋根の上のヴァイオリン弾き』2013 この愛して止まない作品をご贔屓役者さんである市村さんの主演で再演が決まったという話を初めて聞いた時は狂喜乱舞したし、今回で4度目の再演を迎えたことで市村さんのライフワークになってきていることを改めて痛感させられました。

 外部との交流が殆ど無い村…アナテフカに暮らす主人公テヴィエをはじめとするユダヤ人は、ロシアの脅威に怯えながらも先祖代々伝承してきている「しきたり」を厳格に守り続けることで逞しく生きていた。しかし時が流れるにつれ、子供達は「しきたり」に縛られない生き方を自ら見出していき、昔と変わらぬ暮らしを守り続けるアナテフカの住人に時代の流れは容赦無く襲いかかる…、窮地に立たされたテヴィエが愛する家族を守る為に下した決断とは?

 貧しい暮らしを強いられる主人公が更なる困難に立ち向っていく話なので、物語が進んで行くほどに重苦しい雰囲気になっていく舞台なのですが、どんな窮地に陥いろうとも「しきたり」を重んじ一家の大黒柱であることを自覚しているテヴィエに暗い陰は少なく、常に前を向いて己を信じて生きていく直向きさに胸が熱くなります。

 あと、テヴィエの恐妻(笑)ゴールデを演じる鳳蘭さんと市村さんは前回に引き続いての共演だったので、更に息がピッタリと合っていて、特にテヴィエがでっちあげの悪夢をゴールデに話聞かせる場面や、次女の婚儀をテヴィエが勝手に認めて落ち込むゴールデに愛を語る場面での御二人の空気感が本当に素晴らしくて、私は何度も観ているミュージカルなのに飽きるどころか新たな解釈も生まれて、実に新鮮な気持ちで鑑賞することが出来ました。

 そして何よりも、市村テヴィエがチャーミングで♪
 ちょっとした仕草で客席に同意を求めたり同情を訴えたりするのが可笑しくて、パァっと空気を明るくしたり、テヴィエの背負い込んでしまった責務を哀れんだり、観客側の喜怒哀楽を存分に刺激してきて目を離す隙もない。本当に市村流のテヴィエを生み出してくれちゃったなぁ…と感無量。
 これから先も、まだまだ市村さんにはテヴィエを演じ続けていって欲しいです。

 あ、そうそう、私はプログラムなどは滅多に購入しないタイプなので今まで存じていなかったんですが、この作品で噂好きな仲人婆さんのイエンテを演じている荒井洸子さんは、何と森繁テヴィエの時に悪夢のシーンに登場する亡霊フルマセーラを演じていた方だったんですよ!
 役柄は違えど、あの当時の舞台に立たれていた方が今も同じ作品の舞台に立たれているって凄いことですし、27年前に私はこの方の演技を同じミュージカルで観ていたんだと知って、少しばかりセンチメンタルな気分に浸ってしまいました。

 自分が初めて感動したミュージカルがまだ上演され続けている幸せ、そのミュージカルを鑑賞できる幸せ、お陰で幼い頃に得た感動は今も心に残り続け新たな感動を重ねていくことが出来るのだ♪

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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

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