ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2014/03/29 Sat 22:17
 何気にblogの更新ペースが上がっている気がします♪
 ええ、今だけかもしれませんけど(笑)

 今年は(も?)凄いですよ、ミーハー行事が1月から目白押し!完全に「ライブモード」にシフトしております。その代わり、映画館には行かなくなってしまったなぁ。観たい作品はあるのになかなか都合が付かなくなった。あと、最近は洋画だと字幕より吹替えの方が上映回数が多くなってきていませんか?吹替えも良いですけど、役者目当てで観ることが多いので字幕の方が良いんですよね。しかも作品がソフト化するのも早いですからね~。ますます映画館から足が遠のいてしまう。

 そんな今年のミーハー行事、ずっとロック系が続いていましたが久しぶりのミュージカルです♪12月の市村正親さん主演の『スクルージ』を観劇して以来ですわ。ミュージカルは市村さん絡みばかりだな(笑)

ラブ・ネバー・ダイ 日生劇場にて3/12~4/27まで上演されているミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』を観劇して来ました。
 あの大ヒットミュージカル『オペラ座の怪人』の10年後の物語を、本作の作曲家であるアンドリュー・ロイド=ウェバーが私的に書き上げた作品なのです。しかも、主演のファントムを演じるのは市村正親さんと鹿賀丈史さんという豪華なWキャスト!市村さんなんて劇団四季時代に初代ファントムを演じて以来約20年ぶりのファントム役ですよ。まさか市村さんのファントムを生で観る事が叶うだなんて思ってもいなかっただけに、この上演が告知された時はビックリしましたね。

 因みに私が観た回は、主演のファントム=市村正親、クリスティーヌ=濱田めぐみ、ラウル・シャニュイ子爵=橘慶太、メグ・リジー=彩吹真央、マダム・リジー=鳳蘭、グスタフ=松井月杜…というキャスト陣でした。
 この時点で鹿賀さんが体調不良の為に4回連続で休演されていて市村さんが代役を務めていたので、休演日を除いて市村さんは休み無しの続投公演ということもあり(鹿賀さんは28日のマチネより復帰)、喉の状態など色々と心配していたのですが杞憂の終わりました。数奇な巡り合わせで再びファントムを演じる機会に恵まれたことへの最大の感謝とオリジナルでファントムを演じた誇りが、市村さんの鬼気迫る演技から伝わってきましたね。これは、もう圧巻です…!

 物語は先にも書いた通り『オペラ座の怪人』の悲劇から10年後の話。
 密かにファントム(市村正親)を匿っていたマダム・リジー(鳳蘭)は彼を連れてNYへ渡り、コニー・アイランド一帯の経営者として財を成していた。メグ・リジー(彩吹真央)もコニー・アイランドの歌姫として活躍していたものの、自分の心を満たす「歌声」はクリスティーヌ(濱田めぐみ)しかいないと想いを断ち切れないファントムの苦悩は続く。そして奇しくも、ラウル(橘慶太)と結婚してフランスのプリマドンナとして活躍していたクリスティーヌが、夫の作った膨大な借金返済の為にNYへ渡りコンサートを披露するという知らせがコニー・アイランドにも届いた。

 …という話で、まぁファントムがマダムに匿われていたのは驚きませんが、白馬の王子様的だったラウル子爵がまさかの落ちぶれっぷりに唖然。もしかしてアンドリュー・ロイド氏は「ラウルがお嫌い?」と訝しんでしまうくらい、この『ラブ・ネバー・ダイ』においてのラウルはファントム以上のダメ男です。演じていた橘さんは難しい役所にハマッいて風貌こそカッコいいんですけど、それだけに中身のダメっぷりが際立つ(笑)
 ぶっちゃけ物語は『オペラ座の怪人』の続編と言うよりも、『オペラ座の怪人』の二次創作と言った方が正しい。妖しくミステリアスな雰囲気は冒頭くらいで、クライマックスに向かってどんどん昼メロドラマのような愛憎劇が増していく展開がなんとも言えない。ミュージカルだから成立していますが、これがストレートプレイだったら陳腐さは否めなかったはず。中盤で明かされる真実、そして迎える驚愕の結末は豪華なセット及び斬新な演出、何より役者陣の力量によって心を揺さぶられ涙を誘い、エンターテイメント作品として成立しているんだと思いました。
 この作品が賛否両論だというのも納得。特にラウルのファンの方は怒れ(笑)

 えーと、まだ1ヵ月近く公演が続くので結末のネタバレは避けますが、中盤以降の内容にも触れる上に相変わらずの長い駄文が続きますので、それでもOKという方のみどうぞ。

 とにかく私はこの作品(内容的にうーんと思う面もありますが/笑)、もう一度観たいとかなり本気で思っているくらいに感動を致しました。市村ファントムも濱田クリスティーヌも松井グスタフも本当に素晴らしかったですよ♪

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ラブ・ネバー・ダイ3/28 私はもう冒頭から市村ファントムに総てを持っていかれましたね!
 失礼ながらミュージカルアクターとしては声だけで魅せられる方ではないですが、あの魂を奮わす歌声に鬼気迫る演技が相俟って観客を圧倒します。そして再びファントムに迫られるクリスティーヌも母としての立場も加わり、複雑な心情に加えて母の強さも垣間見せてくれる。その中で純粋の塊であるクリティーヌの子息グスタフ(松井月杜)の好奇心旺盛ぶりが、重苦しい世界観の中での唯一の光として輝く。本当にどのキャストも素晴らしかったです。

 オーストラリア公演と同じセットと演出は斬新かつ煌びやかで、あれだけの豪華でユニークなセットの舞台を久しぶりに観ました。そして私的過ぎる脚本はともかく(笑)、やはりアンドリュー・ロイド氏の楽曲は素晴らしい!!
 『オペラ座の怪人』でファントムがクリスティーヌを“自分の世界”へ誘う場面の楽曲は非常に有名ですが、それに相対するような場面が『ラブ・ネバー・ダイ』にもあり、グスタフをコニー・アイランドの世界へ誘う場面でファントムが歌い上げる楽曲のカッコいいこと!エレキギターの音色が印象的な楽曲なんですが、幻想的なセット展開といい作品の中で一番好きなシーンでした。あと、タイトルにもなっている『ラブ・ネバー・ダイ』を歌うクリスティーヌ、この二つの場面で個人的に「このミュージカルを観て良かった!」と感激しまくり。

 余談ですが、『ラブ・ネバー・ダイ』と聞くと(原題が「Love Never Dies」なので)THE ALFEEの同名楽曲が出てきてしまう私は根っからのアル中(笑)。後者は爽やかに歌い上げるラブソングなので、その真逆っぷりが面白い。

 衝撃のラストシーンはね、もう市村さんがファントムを演じているってだけで卑怯というか何と言いますか(笑)、あの展開であんな演技を見せられたらね~、そりゃ泣くよ!泣くに決まっているでしょ!!ファントムの物語とは思えないくらい人情味に溢れちゃっているな~て思いながらもね、泣いちゃいましたよ、市村ファントムにやられましたよ!←
 カーテンコールでは市村ファントムからお茶目な市村さんに戻っていたので、その微笑ましい光景に涙もなんとか引っ込みましたが(笑)、陳腐なメロドラマを補って余るほどの豪華なセット、目にも麗しい演出に素晴らしい音楽と役者陣が揃い、最高のエンターテイメントを堪能させて貰いました。

 しかも、『ラブ・ネバー・ダイ』は日本初上演作品にも関わらず4/27の楽までチケットは完売!出来ることなら、もう一度市村ファントムを観たいと思いましたが当日券も厳しい状況のようです。凄いな…。
 これは再演の可能性も高いかな。その時はさすがにキャストは変わってしまうでしょうけどね。

 そうそう。市村さんと鹿賀さんといえば、来年2月に『ラ・カージュ・オ・フォール』で3度目の共演が決定しましたね。すっごく嬉しい反面、鹿賀さんのコンディションは大丈夫なのかな…と一抹の不安も。ファントム役ほどハードではないにしても、役者として少しでも長く舞台に立ち続けていて欲しい方なので、くれぐれもご無理はなさらないで欲しいです。

テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

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