ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2015/02/10 Tue 20:22
 修造さんが日本から離れてしまっているのか連日寒いです。去年の2月は2週連続で大雪に見舞われたんですけど、ここまで寒くなかった気がするんですよねぇ。既に暖かい春が恋しいです。暖かくなるとスギ花粉も一緒になって付いてくるとはいえ、そこは耐えるから暖かい日差しよCome On!と叫びたい。これでスギ花粉が酷くなったら「梅雨よCome On!」とか言うんですけどね…。

 さて、先日は日生劇場に3年ぶりに公演されているミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち』鑑賞 して来ました。市村&鹿賀コンビになってから毎回観劇している超お気に入りのミュージカルです。

2008年版の感想(12月8日付けのblog)
2012年版の感想(1月18日付けのblog)

ラ・カージュ2015 人気のゲイクラブを経営するジョルジュ(鹿賀丈史)は、看板スターのザザことアルバン(市村正親)と20年も同棲生活を送っており、ジョジュルの一人息子ジャン・ミッシェル(相葉裕樹)もアルバンが母親代わりとなりずーっと育てて来た。
 しかし、そのジャン・ミッシェルが突然、アンヌ(愛原実花)と結婚すると宣言。しかもアンヌの父親タンドン(今井清隆)は保守派の政治家で、「ゲイバーは潰す!」と公言している人物。ジャン・ミッシェルはアンヌの両親に自分の両親を会わせる約束をしてしまったと言うから大変!

 …という話で、ゲイバーで巻き起こる2日間のハプニングを面白おかしく、時にはシリアスに描いていて、笑ってホロリとできるハートフルコメディです。
 (以上、あらずじは2008年12/8付けのblogより転載/笑)

 ミュージカル『ラ・カージュ~』が日本で公演されるようになって今年で30周年を記念しての再再演だったわけですが、実は知人が出演していた関係で、初代の岡田真澄さん&近藤正臣さんのコンビによる帝劇で公演された時に観劇しております。当時はまだまだ子供だったので、話は半分くらいしか解らなかったけれども楽しくて華やかなミュージカルだなぁと思っていました。
 しかし、鹿賀&市村コンビで改めて観たら、主人公の2人を取り巻く環境もしっかり理解できる年齢になっていた所為か、ただ賑やかで楽しいだけでなくて、同性愛だからこそ障害も多く互いの愛情を貫く為に深い絆で結ばれていること、偏見や差別にも怯まず自分の生き様を誇りに思うこと、無償の愛を相手に捧げることの素晴らしさが伝わってきて、観る度に感極まって涙を零してしまう場面が増えてしまってね。こんなに泣けるミュージカルだったけ?と驚いてしまいます。特にラストシーンのザザの佇まいは思い出すだけでも視界が滲んてしまうほど。ドタバタ喜劇のはずなのに情に深く訴えてくるドラマ性も高くて、脚本及び演出も素晴らしいんですよね。

 最早ゲイバーの看板スター・ザザ役がライフワークになりそうな市村さんのキュートなことったら!ピンクのエプロンもド派手なドレスも似合う上に、乙女ちっくな仕草や女言葉の違和感の無さよ(笑)。だから血の繋がらないジョルジュの息子へ捧げる母性愛(?)に物凄く説得力があって、どんな仕打ちを受けようともステージ上で「私は私よ!」と涙ながらに熱唱する姿には心を揺さぶられます。
 …ていうか、過去の公演の時よりも市村さんの歌唱力が確実に上がっている。あの一幕のラストの熱唱振りなんてザザの抑えていた感情が爆発して鬼気迫るくらいで、その魂の叫びのような圧巻のパフォーマンスに涙ボロボロでしたよ。とても去年に胃癌の手術を受けられたとは信じられない。本当に「Mr.ミュージカル」と呼ばれるだけあって、演劇の神様に見守られているんだなぁ。

 そして鹿賀さんも相変わらずダンディで声も素敵過ぎるのに、これまた軽妙な動きが前回以上に増えていて可愛いのなんの♪カッコ良さを前面に出しているキャラなだけに、コミカルな動きを不意打ちでされるとツボに入りまくりで大変でした。あと、何と言っても『波に刻む歌』が堪りません。あの声であのメロディを奏でられたらねぇ、もう私は前奏だけで涙腺が緩みますもん。←

 しかし、この2人は去年の春に同じ舞台でファントムを演じていたのに(笑)。その片鱗を微塵にも感じさせない真逆のキャラでしたよ。どちらもハマッているんだから凄いですよね。

 主演の2人以外のキャストも素晴らしく、特に今井さんと森さんの身体を張った演技ぶりは相変わらず凄まじかったです(笑)。こちらも前回よりグレードアップしてた♪しかも、市村さんのアドリブ攻撃もグレードアップしていたので、森さんが完全に笑ってしまっていた場面がありましてね。観客も大爆笑でしたよ。あの中で市村さんをはじめ他のキャストはキャラを保っているんだから流石プロですわ。あの場面でピクリとも笑わず澄ましモードを貫く鹿賀さんが密かにツボでして、見たい個所があちこちにあり過ぎて視線が定まりませんでしたわ!

 市村さんのアドリブといえば、一幕で観客に語り掛ける場面があるんだけど、アドリブなのか台詞なのか絶妙過ぎて判らないけど素晴らし過ぎる名台詞が飛び出したもんだから観客は拍手喝采になりましてね。あの一体感こそミュージカルだな!と嬉しくなっちゃいました♪

 『ラ・カージュ~』はミュージカルに加えて内容が劇中劇でもあるので(ゲイバーとしてのショーのレベルも高い♪)、観客にとっては一つで二度美味しい感じ。最初から最後まで手拍子をしたり拍手を贈ったりと、ノリノリの気分で観劇できるのが楽しくて堪らないんですよ。しかもカーテンコールもスタンディングオベーションの大盛り上がりで、劇を観たというコンサートに参加した気分に少し近い。それがこのミュージカルの魅力の一つでもあると思います。

 豪華絢爛なショーに魅了され、ゲイカップルを取り巻く騒動に笑ったり泣いたり、感情のデトックス効果が抜群だから鑑賞後はとても気分爽快になれる最高のミュージカルです。
今回は念願の千秋楽も観に行くぞ~♪


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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

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