ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
舞台『ART』観劇 
2015/05/18 Mon 21:32
 珍しく3日と開けずblogを更新。

 6月にLUNE SEAが開催するルナフェス、出演バンドの最終組が発表されましたが、前日に某バンドのスタッフと某バンドのメンバーが立て続けにフライングしてしまったので驚きはありませんでしたが(笑)、新旧凄いバンドを集めましたね~。この2日間、有明方面は物凄い盛り上がりになるんだろうな。
 あと、今年の下半期から30thということで期間限定復活する聖飢魔IIが北海道の夏フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に出演すると発表がありました。5年前の時もこの夏フェスに出演していたから「もしや…」とは思っていたけど、真夏から悪魔が登場するんですね~。思っていたよりも早く30thのお姿を見られそうで楽しみだ♪
 私の夏はTHE ALFEEですけどね!まさかの夏イベにテンション上がっております!あ、そだ、実は昨夜とても深い時間に4/30相模大野のアルコンのネタバレ感想を「なんでもレポ♪けいじばん」の方へ書き込んでおります。夏イベ発表が嬉し過ぎて他のことは殆ど忘れちゃっていますけどね…。←

 さて、GWに舞台『ART』を観に行っていたんですけど、その感想をまだ書いていなかったもので今更ですが書いておこうかと。東京や豊橋、京都の公演は既に終了していますが、19日に福岡、27日に新潟、28日に名古屋とまだ地方公演が残っております。

舞台『ART』 4/28~5/10までサンシャイン劇場で公演されていた舞台『ART』、1999年に初演されて16年ぶりに同じキャストでの再演。たった3人の出演者が90分ノンストップで繰り広げる喜劇、私は初めて観る舞台でしたが最近はミュージカルばかり観劇していたので久しぶりのストレートプレイは新鮮でした。

 内容は男3人の友情話。
 マーク(市村正親)、セルジュ(益岡徹)、イワン(平田満)の3人は15年も付き合いが続いている親友同士。しかし、セルジュが大金を投じて「真っ白な絵」を購入したことで3人の関係に異変が…。
 真っ白なキャンパスに白い線が2本描かれているだけの巨大な絵を見せられたマークは「こんな絵にお前は大金を注ぎ込んだのか?」と激怒。上機嫌だったセルジュも大切な絵を罵倒されて激怒。しかし、イワンは真っ白な絵に戸惑いながらも「何か感じるものがあるね」と曖昧に肯定。
 総てを理路整然に説明して貰わないと気が済まない理屈屋のマークは「何かって何だ?」とセルジュやイワンに詰め寄り大ゲンカに発展していくものの、お互いの主張をぶつけ合う事でそれぞれが意識していない本音が見えてくる。

 そんなこんなで大の男3人が建て前はクールを装いながらも、自分の理論や主張を意地でも押し通そうとする姿は滑稽で、画家の名前や心理学用語やらちょっと聞きなれない単語が幾つも飛び出すので少々小難しい印象を受けましたが、3人の男が繰り広げるトークバトルの凄まじさに惹き込まれていきました。
 特に気弱で優柔不断なイワンを演じた平田さん、観客も呆然とするくらいの長台詞があるんですけど、本当に息吐く間もないマシンガントークを澱みなく…それでいて感情的に放つ凄さったら!ただ喚いているだけじゃなく、イワンが巻き込まれたしょーもない内容もちゃんと観客にも伝わってきて、イワンが落ち着いた直後に拍手喝采でしたよ。あの場面を観るだけでもこの舞台を鑑賞する価値アリ!役柄上ソファに座ったまま1ミリも表情を変えない市村さんと益岡さんも最高でした。

 正直言って、揃いも揃って偏屈な性格をしているので3人のうち誰かに感情移入することは(特に女性には)難しいのですが、一番常識的なのはイワンなのかな~。相手の意見に流されやすいところなんて妙にリアルじゃないかと。セルジュも屁理屈ばかり並べるマークをそれなりに誠意を持って応対するので、少々頑固なところがあるけれど3人の中では一番リーダー的素質を持っているタイプ。そんな訳で、社会的立場は置いておいて性格的に一番問題児はマークだと思いました。
 マークが相手の意見を受け入れればこれ以上お互いに傷付かないで済むのに…と思うことが度々、そして物語の核心もマークの本音へ迫って行く展開になり、どうしてマークが頑なまでにセルジュが買った絵を否定するのかをセルジュが理解した時、「真っ白な絵」は意外な役割を果たすことになります。

 あの「オチ」をどう捉えるかで舞台の感想が変わってくると思いますが、マークの前に現れた理解しがたい「真っ白な絵」と素直に向き合うことで彼なりに一皮剥けたんじゃないかな…と。詰まり、自分自身を客観的に見られなかった男たちが、親友の言動を通して「本当の自分」を客観的に捉えるようになっていく成長劇と言うと大袈裟だけど、友情に依存していた自分を律したお話のように感じました。
 15年…まるで学生のような感覚で付き合っていた3人が、社交辞令で付き合うことも厭わなくなったような、ちょっと切ない余韻も残りましたけどね。なかなか面白い舞台でした。

 男3人の友情ということで、アルフィーなら誰が誰に当て嵌るかな…と余計なことを考えたんですが、熟考すればするほど3人ともイワンだな…と(笑)。高見沢さんはセルジュかなとも思ったけど、うーん、やっぱりイワンだ…と。イワンが3人いるから41年もバンドが続いているのかな?
 多分、マーク、セルジュ、イワンが揃ったバンドは喧嘩が絶えないけど活動休止など期間を置きながら意外に続くバンドで、マークとセルジュだけでイワンが居ないバンドは長続きせずに直ぐ解散になるんじゃないかと勝手に想像して、舞台後も楽しんでおります。←


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テーマ:演劇・劇団 - ジャンル:学問・文化・芸術

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