湿った雪だから歩くのも大変、雪かきも倍以上の力が要る。私は交通機関を利用しないで仕事場に辿り着くことも出来るので、いつもより時間を掛けて歩いた程度で済みましたけど、こんな大雪警報が出た日は学校みたいにさ、会社も在宅勤務にできるぐらいのゆとりある社会にならないもんかね。個人情報の扱いとか色々あるから難しいんだろうけど…。
一部生放送となった『SMAP×SMAP』、このblogを昔からずっと読んで下さっている方がいらっしゃったら薄々気づいていたかもしれませんが、blog内でSMAP関連の話題が減ってきておりました。コンサにも舞台にも無理をしてでも行こうとしないから、ぶっちゃけ今は「ファン」とは言えません。同じ事務所に所属しながら「派閥」なんて言葉が出てきて、本来ならば表立ってはいけない内部の争いが見え隠れするようになってから「これは私が望むエンターテイメント」ではないと少しずつ距離を取ってきました。
やっぱりエンターテイメントは夢や希望を売るビジネス。私達は夢や希望にお金を払って楽しむことで成立する世界だと私は思っています。それが成り立たなければショービジネスじゃないと。飽くまで私の価値観に過ぎないですけどね。
だから、なんて言うんだろう、所詮ライトファンに過ぎなかったから「ファンとしての義務」という想いの重さが抱えきれなくなっちゃって楽しいことよりも精神的に厳しいな…と感じることが増えてきたと自覚したのがキッカケ。こんなんじゃ自分らしく居られない!このままでは逆にアンチ化しちゃうと。第一、純粋に応援しているファンの方々に失礼過ぎる。
もちろん私はミーハー人間ですから、心を潤してくれるエンターテイメントに今も夢中です。その事に想いを馳せている時間は、心がとても幸せです。…というか、一つは2月に有終の美を飾ろうとしているので、今は全身全霊の勢いでそのエンターテイメントに浸っていたい!憶測だけが先行するマスコミの情報なんて聞き入れる暇なんてありません。そんな事に気を病んでいる時間は無いんですよ。限られた時間の中で出来る限り堪能していたいんです。
だから精神衛生上、余計は雑音はシャットアウト!本人達のコメントを聞くまではこの騒動の事には触れまい耳を貸すまい、そして本人達が出した答えならどんな結果も受け入れようと決めていましたが、個人的には一番見たくなかった姿がテレビ画面に映っていました。あんな姿やあんな表情でよく解らない謝罪をされても、あの事務所の恐怖政治っぷりに退くしかありません。本当にこれがエンターテイメント界のトップに君臨する事務所に属するスターグループの姿なのかと、ショックといより憤慨に近いのかな…?
理解力の乏しい私は5人の生のコメントを聞き終えた直後、SMAPが今後どうなるのか解らなくて「え?で、結局どうなるの?」と余計に不安なって、ケータイのニュース速報で「SMAP存続」との知らせを受けて「そうなの?」と驚いたくらい。
私ですら納得できなかった5人のコメント、ファンの人達はどう受け止めているのだろうと思うだけで心が痛い。「5人の笑顔が見たい」というファンからのメッセージの後にお通夜のような悲壮感いっぱいの5人の姿を見せられて、しかも言わされている感がヒシヒシ伝わり言葉と表情との落差に違和感すら覚えた。
エンターテイメントの世界においてトップに君臨するアイドルグループだかこそ、その存在は華やかで煌めいている。だけど、その煌めきの分だけ陰…闇もあるのは当然。でも、そこは夢と希望を売っている以上、決して表には出してはいけないのがこの世界のルールのはず。今回の5人の姿にはその「闇」を見せ付けられた気がして怖さすら感じた。
きっと彼らなら、この闇を光に変えて行く力もファンの支えもあるんだろうけど、華々しいエンターテイメントの世界において彼らのこんな姿は見たくなかったですよ。何で彼らがここまで陥れられないといけないの?「これからも頑張って」なんて言えない。彼らは十分にSMAPに為にファンの為に頑張ってきたでしょう?その結果がこれだなんてね…。正直、辛い。
先日、相模大野で公演を行った美輪明宏さんは「連日マスコミはどうしようもない事ばかり報道して!もっと良いニュースもあるのに!」と苦言を呈していたそう。そのMCの後に歌った『僕は負けない』は圧巻の歌唱であったと母が涙ぐみながら語っていました。
『僕は負けない』の歌詞はこちら
私が知っているSMAPは終わったけれど、新たなSMAPが始まることでしょう。
そして同時に理不尽さ極まる所業が罷り通す存在の終わりが始まったと思う。
5人の心からの笑顔が見られる瞬間が一日でも早く訪れることを願っています。
