ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2016/06/21 Tue 21:09
 関東は相変わらず超局地的にしか雨が降らず水不足が続いているのに、九州地方はとんでもない豪雨に見舞われていて…熊本や大分は大地震の復興もまだ始まったばかりなのに自然は容赦無い。人間の都合の良いように雲は流れてくれないと判ってはいるけど、九州地方にかかる雨雲をこちらで引き取りたいと切に願っております。

 こちらは梅雨入りしてからまとまった雨が殆ど降っていないですけど、このまま梅雨明けしてしまうのかな。そうなると次なる心配は水不足に加えて酷暑ですよね。寒いなら着こめばいい!となりますけど暑いのには限界がある。とりあえず、水をあまり使わずドライヤーも短時間で済むように再び髪をバッサリ切っちゃおうかなんて…。微々たる努力ですけどやらないよりはマシかと。

 少しでも涼しい雰囲気を味わおうというわけでは無かったのですが、先日レイトショーでホラー映画『貞子VS伽耶子』を観て来ました。地獄に帰還してしまった聖飢魔IIが主題歌を担当しておりまして、その『呪いのシャナ・ナ・ナ』が意外にカッコ良いものだから作品そのものも気になり、飲み会でお酒も入っていた勢いで「映画館が近いからこのまま行っちゃおうか♪」と本当に軽いノリで観に行きました(笑)

映画『貞子VS伽耶子』

 『リング』の怨霊である貞子と『呪怨』の怨霊である伽耶子の対決!この話題が最初に出たのは今年のエイプリルフールのネタだったんですが、実はネタではなく本当に映画化しちゃったという凄いオチ。この映画の公開に合わせて貞子さんは愉快なツイッターをしていたり、伽耶子さんは俊雄くんと親子インスタをはじめたりと、恐ろしい怨霊からかけ離れたPRぶりには笑うしかないのですが(どちらも面白い内容なのでお薦め!)、そのノリで観に行った返り討ちに遭うこと間違い無し(笑)

 『貞子vs伽耶子』は冒頭からジャパニーズホラーらしく、B級ホラー映画にありがちなおふざけなんて殆どありません。見初めて数分で「あ、これは本気で制作された正当派ホラー映画なんだ」と痛感させられます。しかも『リング』と『呪怨』のそれぞれの初期設定を上手く活かし、クライマックスに向けて融合させていくエンターテイメント性の高さもあって最後は「そこまでするかぁ!」とツッコミたくなる衝撃的な結末が待っています。「どうせ、おふざけだろ」と敬遠されているホラー映画好きの方、絶対に映画館で観た方が良いですよ。何よりも音響が素晴らしかったですから♪

映画『貞子vs伽耶子』 『リング』の貞子といえば"呪いのビデオテープ"です。しかし、DVDやBlu-rayやHDDが浸透している今の時代ビデオテープを手にする機会なんて無いのでは?…と思いますが、その辺はしっかりと考えられていて「どうして呪いのビデオテープ」を手にしてしまうことになるのか無理なく展開していきます。しかも、呪われた者が「今の時代」の人間なので、その後の展開は個人的にシャレにならないなぁ…と思ってしまったり。
 もちろん『呪怨』で伽耶子と俊雄が憑依している呪いの家も存在し、物語のヒロイン達は些細な好奇心や心配が仇となって双方の怨霊に取り憑かれてしまうことになります。この辺りはホラー映画の定番といえばそれまでなんですが、ここまで変に小細工なく演出されると逆に怖い。その所為か、中盤までは昭和のホラー映画を観ているような懐かしさも随所に感じたりするんですよねぇ。決して古臭いんじゃなくて、古典的な演出が今どきの映像にマッチしているってことなんでしょうか。それだけに監督やスタッフの双方の作品に対するリスペクトを感じました。

映画『貞子vs伽耶子』 …で、何で場所も違って被害者同士に交流関係がないにも関わらず、貞子と伽耶子が呪い合わなければならないのか?という答えは胡散臭い霊能者コンビの活躍で納得できちゃう解りやすさ(笑)。この手の人間の登場がホラー映画には必要不可欠でして、気持ち良いくらい誰に対しても上から目線で横柄な言動を貫くブレの無さが最高なのです。一切感情移入できないキャラだらこそ、彼らが仕掛ける作戦も彼らに立ちはだかる災難も他人事として観られるのでショックを受けるよりもワクワクしちゃうというね!演じていた安藤さんも無駄にカッコ良過ぎて笑ってしまうほど。本当に良く出来たエンターテイメントホラー作品だと思いますよ。

 あと最初の『リング』を踏襲してか、「気配を感じるのに見えない」「見えていないだけで確実に近くに存在している」という、何でもかんでも観客に見せてしまう興醒めの演出が殆ど無かったのも良かった。こういう演出の方が想像力が掻き立てられて恐怖感が増しますからね~。ただ、この演出もクライマックスへの布石に過ぎず、ラストで「ええっ、こんなのが出てくるのぉ!?」というカタルシスに近い衝撃を受けるんですなぁ。だからホラー映画なんだけど、絶叫マシーンを乗り終えた後の楽しい余韻があったります。
 もちろん幾つかは「ん?」と思う場面があったし、貞子の設定が『リング』と微妙に違っていて混乱しかけたのも事実ですが、少々アグレッシブ過ぎる某キャラにツッコミながら観るのもこの作品の正しい楽しみ方でもあると思いますし、怖がってワクワクして楽しい気分になりたい方には全力でお薦めしたいです。

 ここまで本作の内容には殆ど触れていませんが、特にホラー映画はネタバレ厳禁だと思いますし、何より『貞子vs伽耶子』は絶対にオチを未鑑賞の人に明かしてはいけないと鑑賞後に痛感したので此処では語りません。私が言えるのはエンドクレジットが終了しても席を立たないこと!ぐらいですかね。最後の最後までしっかり観ないと『貞子vs伽耶子』を観たことにはならないと思います。

 「実は怨霊よりも猫が一番怖かったなんてね…!」→★★★★

 聖飢魔IIの『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』がハマり過ぎて最高最悪でした♪


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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

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