ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2017/05/11 Thu 23:40
 5月最初の更新ですがGWが終わってる!
 仕事上カレンダー通りの休みではないのですが今年はのんびりしたというか、友達と食事に行ったり胃袋が幸せな日々を過ごせました。暫く体重計には乗るまい(笑)

 しかし、その間にTHE ALFEEが1年振りの発売するシングル『あなたに贈る愛の歌』を幸ちゃんが『Kトラ』で流してくれたり(久しぶりの王道ラブソングのバラード曲♪)、なんと今年も7月に横浜アリーナで夏イベやっちゃうよ!今年は「夏フェスタ」だよ♪…と、私は4日間のうちに3本ライブに行くという去年とほぼ同じハードなライブウィークを過ごすことになりそうで今から楽しみです。
 今年でTHE ALFEEはデビュー43年という中途半端な年だというのに、まったくペースを緩めないところが恐ろしい。アルフィー積立貯金しておいて良かったですわ。

 さて、本題は先月の事なんですが、4月に約1か月間、日生劇場でミュージカル『紳士のための愛と殺人の手引き』が上演されていまして、市村正親さん主演の日本初公演のコメディ作品ということで観て来ました。市村さん演じる8人の遺産相続人の殺人を企てる青年の役はダブルキャストで、私が観た公演はウエンツ瑛士さんが演じていました。

紳士のための愛と殺人の手引き 物語は殺人容疑で投獄された青年モンティ(ウエンツ瑛士)が真実を日記に書き記す場面から始まります。

 ある日、たった一人の肉親である愛すべき母親を失い意気消沈している青年モンティの所へ母親の古い友人だと名乗る元に謎の老婦人ミス・シングル(春風ひとみ)が訪ねて来て、彼女によるとモンティの母親は大富豪貴族の「ダイスクイス・ファミリー」の一人であり、息子であるモンティ自身にも爵位継承権があるとのこと。但し、現時点でモンティは8番目の爵位継承者にあるため現伯爵含め8人(演じる役者は全て市村正親!)が死なないことには継承権を得られない。
 …結局夢話だと興味を示さなかったモンティだが、継承者の一人である聖職者のエゼキエル・ダイスクイス(市村正親)の元を訪ね、8番目の爵位継承権を持つ自分が現伯爵のアダルバート・ダイスクイス卿(市村正親)に援助を受けられるように取り入って貰えないかと頼みます。しかし聖職者として生きるエゼキエルは一族のゴタゴタには関わりたくないと相手にしてくれません。ところが、偶発的な事故が起こりモンティの目の前でエゼキエルが転落死してしまいました。モンティは7番目の爵位継承者となり、このまま他の継承者を殺していけばアダルバート卿に取り入らなくても自分は爵位を継承できると残りの7人の継承者の殺人計画を思い付くのだった。

 ※注意。以下、ネタバレを含みます。

 …という話で、大富豪貴族の爵位を得る為に一人の青年が奇想天外な方法で8人の継承者を殺していくサスペンスコメディ。モンティは端から8人の継承者を殺すつもりははくて、最初に接触した銀行家の息子アスクイス・ダイスクイス・ジュニア(市村正親)に横柄な態度を取られたしまったので、聖職者なら相談に乗ってくれるだろうとエゼキエルを訪ねたら相手にして貰えないどころか見殺しに出来るチャンスが巡ってしまったので衝動的に起こしてしまったのが最初の殺人。この偶然の殺人がモンティは恐ろしく愉快な殺人鬼に仕立て上げてしまったのです。

 その後はあの手この手で残りの爵位継承者を殺害していくのですが、どれも自分が疑われないよう事故死に見せ掛けていく過程が可笑しいのなんの。市村さん演じる継承者達が次々と「そんなのアリ!?」て思わず噴き出しちゃう死に様を見せていきます。しかも、市村さんが8役演じ分けているだけあって、どのキャラクターも個性的過ぎましてね~!個人的にケンブリッジ大学を卒業したのに性格も頭もお花畑なヘンリー・ダイスクイス(市村正親)と、慈善事業に精を出すヒヤシンス・ダイスクイス夫人(市村正親)のキャラが最高過ぎて。特にヒヤシンス夫人はモンティが仕掛けた罠に負けず、慈善活動の為に執念を燃やしまくる様は大爆笑でした。

 モンティが次々と爵位継承者を殺していくものだから現伯爵のアダルバート卿も事態を怪しみ、不意に現れた8人目の爵位継承者であるモンティを警戒します。そして遂にモンティが殺害したヘンリーの妹のフィービー・ダイスクイス(宮澤エマ)を婚約者に迎え次期爵位継承者まで昇りつめると、2人は同等の立場として対峙することになります。「この男を殺せば伯爵になれる」と機を狙うモンティと「この男が犯人かもしれない」と疑念を抱くアダルバート卿との静かな駆け引きが実にスリリングで、2人の心理状態を理解していない周囲の人々も巻き込み、物語は観客の意表を突く大波乱のクライマックスを迎えるのです。

 最初から最後まで凄まじいドタバタ劇で、その中には2人の女性の間で揺れるモンティの恋愛模様もたっぷり描写されているし、モンティの境遇に同情して彼を息子同然に接するアスクイス・ダイスクイス・シニア(市村正親)の存在なと、コメディの中にも要所要所にスパイスが効いていて物語の世界観に惹き込まれました。

 あと何と言っても8役を演じ分けた市村さん(正確には8役ではないんだけど…それは観劇した人の特権)、どのキャラも個性が強いのは先も書きましたが、アッという間に演じ替わるんですよ。モンティが殺して次の標的が登場するまで1分も経たない場面もあったくらいで、あの早着替えは凄い。一名を除いて突飛なキャラばかりだったので演じ甲斐があったことでしょう。どのキャラも実に活き活きとしていました。
 モンティ役を演じたウエンツさんは二番手とはいえ出番は市村さんよりもずっと多くて、ステージにほぼ出ずっぱりというハードな役柄でしたが、何人も殺害していきながらも迷ったり葛藤したり恋愛には優柔不断のようで一途だったり、人間味溢れるキャラがとてもハマッていました。

 舞台演出もかなり凝っていて見た目にも非常に楽しく、時間と資金に余裕さえあればもう一度観たかったですね。現時点で愛知と福岡での公演が残っていますが、さすがにそこまで追い掛けられない…。
 日生劇場での再演を期待したいです。

 再演といえば、その日生劇場で12月に『屋根の上のヴァイオリン弾き』、来年3月に『ラ・カージュ・オ・フォール』の再演が決定しています。私が愛するミュージカルベスト1,2が続けて上演されるだなんて狂喜乱舞ですよ。絶対に観に行けるように色々と頑張らないと!

 ミーハー根性は私に生きる活力を与えます!(断言)

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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

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