ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2017/09/07 Thu 21:34
 夏らしい夏を迎えないまま9月を迎えましたね。ただ、気候的には夏ぽくなかったとはいえ、私は9月の初っ端にライブ2連チャンがあったので、それに合せて夏休みを取り遅ればせながらの夏を満喫した気分です。

Takamiy『美旋律』 8/30にTakamiyこと高見沢俊彦のベスト盤『美旋律~Best Tune Takamiy~』がリリースされまして、ベスト盤の割には全曲歌い直しということで楽しみにしていましたが、さすが2014年に生まれて初めて喉を壊してコンサートに支障を来たす事態に見舞われて以降、歌い方を変えた高見沢さんだけあって「本当に歌い直しだけなの?」とガラッと印象が変わった曲や、キーが違って聴こえるような曲があり、オリジナルと聴き比べできる楽しさがあって只のベスト盤ではない仕上がりでした。特に歌い方の差はバラード曲が顕著で『Thanks for Your Love~PartII』は断然、今回のベスト盤の歌い方の好きです。他の曲もオリジナルはシャウトといよりガナっているように聴こえていた曲が、丁寧なハイトーンになっていて聴き易く歌詞がストレートに伝わってきます。
 また初回盤Aには未発表音源やライブ音源が収録されていまして、井上大輔さんの遺作に高見沢さんが歌詞を付けた『Night of Rouge』や、去年のビルボードTOKYOで披露された『ヤマトより愛を込めて』、『ゴジラのテーマ』が個人的にお気に入り。ライブDVDが既に発売されているとはいえ、CD音源になってくれた方がいつでも気軽に聴けるので有り難いです。

 でもって、明日9/8に発売される「YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2017年 10月号」が高見沢さんの表紙&巻頭大特集になっていまして、楽器店で早売りされていたのをgetしてきたのですが、撮り下ろしの表紙のカッコ良さもさることながら、40ページ近い特集記事は最近には無い濃い内容で大感激!ギター雑誌だけあってギタリスト高見沢をフィーチャーしてくれていて、ソロ活動をするようになった経緯や過去から今までの作品やソロライブだけではなく、愛用の変型ギターについての特集コーナーや、過去にルーク篁さんが「とんでもない機材の量」と驚いたという高見沢さんのサウンドシステムについて写真付で数ページに渡って掲載されている内容は圧巻でした。ギタリストはこの特集記事を見て唖然とするんじゃないですかね?(笑)。それに『Fantasia~蒼穹の彼方』のスコアも21ページ渡って掲載されていまして、スコアと合わせた60ページ近い記事で高見沢さんが大特集されている『ヤング・ギター』10月号!貴重過ぎますね。
 数年前までは高見沢さんは奇抜な風貌やキャラが悪目立ちしてしまってギター雑誌にギタリストとして取り上げられるだなんて殆ど無かったのに、まさかヤング・ギターに表紙&巻頭特集記事が載ることになるだなんて。還暦超えまでブレない姿勢で活動してきたからこその功績なのかな。この雑誌の掲載はファンとしても凄く嬉しかったです。

 そして、少し内容が前後しますが。
 高見沢さんはベスト盤を引っ提げて9/2,3にTakamiyソロライブ『真夏の夜の夢 2017 -Night of Pacifico-』パシフィコ横浜 国立大ホールで2日間開催しました。私の夏休みを締める最高の思い出作りです♪

 去年のビルボードTOKYO公演と同じタイトルが付いていたし、サポートメンバーがいつもの吉田太郎さん、ただすけさんに加えて、スペシャルギターにあの鳥山雄司さん、サポートギターに佐藤大輔さん、サポートベースに安達貴史さんとメタル系のミュージシャンでは無かったので、去年のようにアダルトで落ち着いたムードを全面に出していくんだろうと思っていましたが、高見沢さんがラジオ番組『ロックばん』で「夏メタルをやる!」と宣言していた通り、まさかメタル三昧で驚きの連続でした!正直、ここまでメタル推しだと思いませんでした。

 何よりも高見沢さん自身がこのライブは物凄く楽しんでいて、終盤では「今年は冬にINNOVATION CLASSICSをやって、(アルフィーの)春フェスタがあって夏フェスタがあって、このパシフィコがあって…一年中ライブをやっているような感じだけど、今が一番楽しいなー!60代最高だぞー!」と言ってのけたことに集約されているかと。

 40年以上で現役で還暦過ぎまで元気に活動してきている自信が漲っていて、歳を重ねていくことは楽しいことなんだろうなと思わせてくれましたね。なんか人生の凄い見本を目の当たりにした気分でした。この方が自分の人生より先を歩んでくれているって凄く心強い。色んな意味でパワーを貰えたライブでした。

※公演が終了していますから以降、ネタバレ満載で感想+セトリを書いてます。
 (長いですよ!)

web拍手


 ステージ上はシックな万華鏡を彷彿させるセットが組まれていて、何より驚いたのが最初から鳥山雄司さんのギターがスタンバイされていたこと。スペシャルギターと付いていたので、過去のAnchangのように途中からゲスト出演するのかと思っていたので、まさか鳥山さんが最初から最後まで演奏して下さるだなんて!!意外過ぎる!贅沢過ぎる!

 OPはメタルサウンド全開のセルフカバー曲『ULTRA BURN』、初っ端からハンドマイクを持って元気にハイトーンヴォイスでシャウトしまくる高見沢さん!しかもソロ公演では定番のマント付(笑)
 続けて『エデンの君』、『雷神の如く』とTakamiyソロの中でもメタルの代表曲のような楽曲が続き、予想以上のハードな構成に初っ端からテンションMAXになりましたよ。そかも2曲目の『エデンの君』の前奏で花火がステージ頭上で破裂する特効もあって派手。『へびめたバケーション』では今まで以上に健康寿命を歌った歌詞になり、「お前に明日無いのさ」と決め台詞では言いながら笑ってしまう自滅ぶりを披露されていましたが(笑)。特に2初日は笑い過ぎて途中歌えなくなっていましたからね。

 特に初日の公演では、最初の方のMCで「去年と同じタイトルを付けていたから去年やったことをパシフィコでやると思っただろ?(しかし、初っ端から怒涛のメタル推し)…ザマーミロ!」と勝ち誇った高見沢さんが印象に残りました。私はメタルを密かに期待していたので嬉しい誤算でしたよ♪
 2015年の「復活バケーション」が前半GSコーナーだったので、もしかしたら2年前よりもメタル推しの激しいライブだったかもしれない。

 ただ『真夏の夜の夢』と題しただけあってシットリとしたコーナーもちゃんとあり、高見沢さんも鳥山さんも佐藤さんも全員モズライトで演奏するという凄いアレンジで『Night of Rouge』を披露したり、ベンチャーズに曲提供した『東京ロンリーナイト』を歌詞付で披露したり、『17のときに逢いたかった』をムードたっぷりに歌い上げてみせたりと緩急のバランスが絶妙。

 本編後半は再び怒涛のメタル推しになり、『VAMPIRE~誘惑のBlood~』が自身のソロシングル曲の中で一番気に入っていると明言されていたことも意外でしたが、「だって悲しく無い?自分だけは変わらず愛した人がどんどん先に死んでいっちゃうだよ?」と切々と語っていたのが高見沢さんの現状ともリンクして少しだけ遣る瀬無い気分に浸ったり…。
 本編ラストは『Fantasia~蒼穹の彼方』でしたが、これでもか!と火柱が上がる特効が凄まじいて!!2日目のラストの火柱なんてステージの天井に燃え移るんじゃないかと退いてしまったほど。本当に総てにおいて全力投球!の内容でしたね。

 アンコールの最初の方では鳥山さんとのセッションが大人のムード満載でして、特に鳥山さんアレンジの『Fiance』が素敵だったな~。しかし、ジャズ界の大御所である鳥山さんにメタル三昧させるって、色んな意味で高見沢さんは最強だなと感じました(笑)

 そうそう、アンコールでは『誘惑の太陽』、2日目の公演では『恋の花占い』も続けて演奏されたので、復活バケーションの時のポンポンGOODSを持参して良かったああ!と思いました。1年ブランクが開いても振りを覚えているもんですね(笑)。The KanLeKeeZのペンラの振り付けに比べれば楽勝でございました。自慢じゃありませんが、The KanLeKeeZの方は既に忘れかけております。←ダメ
 同じくダンシングナンバーとして『誰よりもLady Jane』がEDMアレンジで演奏されまして、途中で高見沢さんが歌詞に合せて(?)スコップを持って砂を掛ける仕草をしていましたけど、あれじ浜辺で彼女の背中に砂を掛けるというより浜辺に彼女を埋めるように見えてしまって素敵な雰囲気が台無し(笑)、高見沢さん自身もツボに入って特に初日の方は笑って歌えなくなっていました。「ソロは一つだけ楽なことがあって、コントが無いこと!あれの脚本を考えないで済むって楽!」と言っていたのに、結局はソロでも笑いに取りに行かないと気が済まない体質らしいです。

 ブランクといえば初日のアンコールのMCでは「1年ブランクが開いたのに皆ヘドバンが上手くなったなぁ」としみじみ言ってくれたし、2日目では「皆のノリにキレがあるよな。なんだよ、皆もメタルが好きなんじゃなん」と言ってくれていたので、来年以降もメタルTakamiyをやってくれると信じていますよ!!

 アンコールのラストはTakamiyソロ公演に必要不可欠な定番曲『騒音おばさんvs高音おじさん』、高見沢さんはアークエンジェルギターで演奏、佐藤さんはレッドローズ・エンジェルギターで演奏、鳥山さんはフライングVエンジェルギターで演奏とエンジェルギター3本揃い!鳥山さんがエンジェルギターを持っているお姿だけでもジワジワきます。そして何より、おばちゃん台詞のパートを太郎さんとただすけさんが担当したのですが、ミュージシャンとは思えない上手さで大爆笑でした。そんな所のスキルを上げてどうする(笑)

 2度目のアンコールは2日間とも『孤独なRudy Boy』でしたが、ESPのAmorousギターの音色が綺麗でオリジナルより少々激しいアレンジになっていましたけど感傷的な気分に浸っていました。

Takamiy「真夏の夜の夢 2017」

 何だかんだ言って個人的に今回のソロのセットリストが2007年から再スタートした第2期ソロプロジェクト以降の中で一番好きなセットリストだったかもしれない。それだけ演奏楽曲のジャンルが幅広くて内容も濃く感じました。何より心行くまでメタルサウンドで暴れられたのが嬉しかった♪

 ただね、不満というか欲張りな願望だとは重々承知しているのですが、やはりメタルサウンドはメタル系のミュージシャンに演奏して貰いたかった。鳥山さんは勿論のこと佐藤さんも素晴らしいスキルのミュージシャンでしたけど、ステージ上に譜面を置かれていたから前方に出て来るのはアンコールの時ぐらいだったし、高見沢さんはヘドバンしているのに2人は動かず、煽ることもなく…というのは観客側からすると少し寂しい光景。対照的にベースの安達さんが自身のパーソナルスペースをはみ出しまくってノリまくっていたのは最高でしたけどね。少し同じベーシストの大桃俊樹さんに雰囲気が似ていたな。
 特に本編で高見沢さんがマントを外す為に一旦ステージを離れた時はただの"間"になってしまったのも残念で。今までだったら「タカミーがマントを外す曲」という即興曲をサポートメンバーが演奏してくれていたから、曲間を大事にしている高見沢さんにしては勿体ない間だったな~と少々残念に思いました。

 逆を言えば不満点はそれだけ。あとは素晴らしかったです!
 サポメンがメタル系じゃないという不満も本当に無い物強請りなだけで、佐藤さんなんて観客に煽られたのか途中からヘドバンをするようになっていましたからね。ただヘドバンに慣れていない動き方だったので、2年前に変にやり過ぎて首を打撲した自分を彷彿させまして、佐藤さんの首は無事なんだろうか?と割と真剣に心配しております。何のダメージも無ければいいな…。
 鳥山さんも「身体に入らない」と言うくらい大変だったメタルを全編に渡って演奏して下さって!それでいて自分流の味もしっかり魅せてくるところは流石でした。実は演歌が苦手で若かりし頃に演歌のレコーディングだかを「自分がいると足手纏いになると思います」と宣言して2日目で辞めちゃったという逸話が大好きです。高見沢さんて、絶妙なタイミングでサポメンの秘密をステージ上で暴露しますよね(笑)

 来年はTHE ALFEEが結成45年を迎えてアルフィー絡みだけでも色々とありそうだけど、今後のTakamiyソロも期待せずにはいられないと思わせるパシフィコ横浜 2daysでした♪
 だって、とりあえず70代まではこのスタイルで頑張るって宣言してくれたからね!もしかしなくても、私より高見沢さんの方が長生きしそうだ…!パワフル過ぎるメタルトシヒコだった!!


 ■2017.09.02-03. at パシフィコ横浜■

1.ULTRA BURN
2.エデンの君
3.雷神の如く
 MC
4.へびめたバケーション
5.Fire
 MC
6.SUPER STAR
7.仮面の宴
 MC
8.東京ロンリー・ナイト
9.Night of Rouge
 MC
10.17のときに逢いたかった
 MC
11.VAMPIRE~誘惑のBlood~
12.月姫
13.嵐が丘
14.Fantasia~蒼穹の彼方

アンコール1
 MC
15.Without You(高見沢+鳥山)
 MC
16.Fiance(高見沢+鳥山)
17.Techno Glamourous
 ~メンバー紹介
 MC
18.誘惑の太陽
19.恋の花占い(2日目のみ)
20.誰よりもLady Jane
21.騒音おばさんvs高音おじさん

アンコール2
22.孤独なRudy Boy

テーマ:コンサート - ジャンル:音楽

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