ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
大杉漣さんの訃報 
2018/02/22 Thu 22:15
 昨晩、スマホにニュース速報が入って来て内容を読んだ途端「えっ!?」と思わず声が出てしまった。私と同じような反応が出た方は多いじゃないんだろうか。

 俳優、大杉漣さんの急逝のニュースは余りにも突然過ぎて正直言ってまだ実感が無い。最後は亡くなる役を演じる作品に出たというニュースじゃないかと混乱してしまうくらい。
 だって現在も放送中のドラマ『相棒 season16』や『バイプレイヤーズ』に出演されている。バラエティー番組だってレギュラー出演されている。

 この突然過ぎる訃報の直後に『バイプレイヤーズ』の公式サイトがお悔やみの言葉や当日の放送内容についてトップ記事で掲載していて、いくら当日放送するからとはいっても随分と対応が早いな…と思っていたら、なんと『バイプレイヤーズ』のロケ先でお亡くなりになったとか!ロケを終え、夕食を済ませ、宿泊先のホテルに戻ったら腹痛に見舞われ、『バイプレイヤーズ』の共演者のグループLINEで体調の不調を訴えいち早く気付いた松重豊さんが部屋にやって来て、「病院へ行きましょう」と付添いタクシーで救急病院に向ったら容体が急変して…って。最期は松重さんはじめ『バイプレイヤーズ』共演者にも見守られただなんて、良く出来過ぎたドラマとしか思えない。こんな最期ってあるんですね。

 しかも「300の顔を持つ男」と評される程、数多のキャラクターを演じてきた大杉さんが最後に演じていたの「大杉漣」だなんて、物凄く早過ぎる幕引きではあるけど役者としてこんなにも鮮やかな終演てあるだろうか?
 総てが余りにも出来過ぎていて、そして余りにも早過ぎて現実感がありません。それだけ大杉さんが歩んできた役者人生が偉大だったということなんでしょうけど、悲しいとか辛いとかそういう次元の感情では表せません。

 個人的には8年前に稲垣吾郎さんと共演した新国立劇場で上演された舞台『象』で、初めて大杉漣さんを生で拝見しました。当時の感想はblogにも載せていますけど、シリアスな不条理劇でありながら不意にアドリブを入れて素の大杉漣になって笑いを取ながらも即座に演じる役柄に戻り、場の空気を一瞬で変えてしまう演技力には圧倒されました。
 まだ66歳、今後もどんなキャラクターを演じて下さるのかもっともっと観たかった。

 役者の顔の他に大のサッカー好きだったり、猫好きだったり多彩な面を持つ大杉さん、中でもフォークへの造詣が深く自分の芸名に大好きなフォークシンガー高田渡さんに「ご子息の高田漣さんの名前を付けさせて欲しい」と直談判したエピソードは有名。何度かギターで片手に歌っている姿をテレビでも披露されていた。あの楽しげな姿は今でも印象に残っています。

 誰もが衝撃を受けた突然の訃報に、もしかしたらご本人も「今度は天国で死者の役かな?」と思っているかもしれない。
 大杉漣さんが演じてきた生き様は忘れません。どうか安らかにお眠り下さい。



web拍手
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nananbo.blog59.fc2.com/tb.php/619-e4d099bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

copyright © 続・蛇足帳~blogばん~ all rights reserved.


template by http://flaw.blog80.fc2.com
Powered by FC2ブログ