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ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2018/03/10 Sat 21:32
 3月に入ってスギ花粉が本格的に飛散しはじめましたね。私は軽度のスギ花粉症ですけど既に眼にきています。これにヒノキの花粉が混じってくると本格的に症状が酷くなりますわ~。

 先日、テレ東の『バイプレイヤーズ』の最終回を観て、内容が相変わらずフリーダムで面白くて最高だったんですが、大杉漣さんのオフショットも交えた構成に笑いながら涙ボロボロ零していました。特にラストの4人の後姿で本音を叫んだシーンが堪らなくて、本当に誰からも愛されていた役者さんだったんだなと痛感。でも、本当に突然過ぎたから大杉漣さんを失ってしまった実感がまだあまり無いんですよね。今後、色んなドラマや映画の作品を観ても姿を見掛けなくなることで「ああ、もういらっしゃらないんだ」と実感していくのかな。ただ、もう新作を観ることが叶わなくなっても、大杉漣さんという役者さんの存在を忘れることは絶対にありませんね。

 とにかく、今後も気になる役者さんの芝居はとことん積極的に"観る"というスタンスでいきます!

 そんな訳で(?)昨日は大好きなミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』の初日が日生劇場で幕を開けました。
 3年前の再演の時は「日本公演30年目」でしたが、今回は「鹿賀×市村コンビ10周年」と銘打っていまして、何年か前の再公演の時に「市村ザザがファイナル」なんて付いていたのが懐かしいくらい、人気が有り過ぎて何だかんだと理由を付けて再演されまくっている作品です(笑)

 私も鹿賀×市村コンビの公演は全部観ております!

 ◆2008年版の感想(12月8日付けのblog)
 ◆2012年版の感想(1月18日付けのblog)
 ◆2015年版の感想(2月10日付けのblog)

ラ・カージュ・オ・フォール2018  人気のゲイクラブを経営するジョルジュ(鹿賀丈史)は、看板スターのザザことアルバン(市村正親)と20年も同棲生活を送っており、ジョジュルの一人息子ジャン・ミッシェル(木村達成)もアルバンが母親代わりとなりずーっと育てて来た。
 しかし、そのジャン・ミッシェルが突然、アンヌ(愛原実花)と結婚すると宣言。しかもアンヌの父親タンドン(今井清隆)は保守派の政治家で、「ゲイバーは潰す!」と公言している人物。ジャン・ミッシェルはアンヌの両親に自分の両親を会わせる約束をしてしまったと言うから大変!

 …という話で、ゲイバーで巻き起こる2日間のハプニングを面白おかしく、時にはシリアスに描いていて、笑ってホロリとできるハートフルコメディです。
 (以上、あらずじは2008年12/8付けのblogより転載/笑)

 この作品は鹿賀×市村コンビになってから相当の回数観劇していますけど、初日公演を観るのは初めてでした。
 しかし息子役のジャン・ミッシェル以外はもうお馴染みのキャストですし、この作品そのものに根強い固定ファンも付いているので、初日公演とは思えないオープニングから大盛り上がり!キャストも当然ですが、オーケストラピットでマエストロが観客を煽る煽る(笑)。市村さんもちょこちょこアドリブを挟んで共演者を笑わせようとしていたり、初日からこんなに飛ばしていいの?と思うくらいでした。

 鹿賀×市村コンビは抜群の安定感どころか、歌に関しては前回よりもパワーアップしている感じで恐るべし!でも確実にキャストは年を重ねているわけで、ザザ役の市村さんが「カルジェ(オカマのダンサー)の中には無理して踊っているのが数名いるんだから」とアドリブで暴露していて(笑)、良い意味で「老い」を熟練のショーに魅せていたのが流石でしたね。
 ゲイクラブの看板スターであるザザは自身も老いや衰えを感じて来ている役柄だから、ぶっちゃけ見た目は「オバサン」化しているのに、いざショーの舞台に立つと煌びやかな衣装が似合う美しさを発揮するんだから凄い。これが体感できるのが舞台ならではの素晴らしさなんですよねー。

 唐突に結婚を宣言した息子を持つゲイ夫婦の喜怒哀楽を描いたこの作品は、どのキャストの立場になって観ても心打たれる場面があって、特に一幕のクライマックスは内容を判っていても涙無しには見られないし、物語のラストシーンの無償の愛ともいえる場面は本当に心が温まります。何より、誰かを本気で愛することの素晴らしさや嬉しさをストレートに伝えくれるから、鑑賞後は凄く良い気分にさせてくれる。
 だから何回でも観たくなるミュージカルなんですよ。

 音楽も総て素晴らしいですからね。もう劇中歌もどの場面の歌も口遊めるくらい覚えているから、カーテンコールでの大合唱はこっちまで思わず歌ってしまう。観客もこのミュージカルに参加しているような一体感を感じるのもこの作品の特徴ですね。
 だから公演が終わると初日とは思えないくらい大歓声が上がって、カーテンコールは一体何回あったかな?というくらい最後の最後まで舞台も観客も大盛り上がり。当然、観客はスタンディングオベーション。
 この感動は病み付きになります♪

 此の世には沢山の素晴らしいミュージカルがあるけれど、『ラ・カージュ・オ・フォール』は出来るだけ多くの人に観て貰いたい!と切に願う作品の一つ。
 一見、ゲイ夫婦を取り巻くドタバタコメディ劇と捉えられがちだけれど、時代や世代を超えて心に響く「無償の愛」がこの作品には存在していると私は思っています。



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テーマ:ミュージカル - ジャンル:学問・文化・芸術

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