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ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2019/03/31 Sun 21:12
 今日で3月も終わり。明日は新元号は発表されますね。
 あと1カ月で平成が終わりを迎えるわけですが、新元号を迎える前に大好きだったテレビのバラエティー番組が最終回を迎えたり、平成を代表した偉大なスポーツ選手が現役引退を決めたり、破天荒なロッカーやスターがこの世を去ってしまったり、ここにきて寂しかったり遣る瀬無いことが続くような気のせいなのだろうか。

麻生川/桜祭り2019 気が付けば東京は桜が開花して満開までもうすぐ。
 今年は目黒川の桜祭りに「アルフィー祝デビュー45周年」というぼんぼりが3個飾られているそうで、機会があれば見てみたいなーと思いつつも、毎年目黒川は満開を迎える前から物凄い人混みになるから今年は桜並木が評判だけど目黒川ほどメジャーではない麻生川の花見に行って来ました。

 桜は6~7分咲きくらいでしたが麻生川沿いに約1,3kmに渡って咲く桜並木は圧巻でしたね。
 小田急線の柿生駅から徒歩2,3分くらいで行けるのですが、お店が殆ど無い住宅街にあるせいか繁華街にある目黒川と違って長閑な雰囲気が流れていまして、天気も気温もまずまずで絶好の花見日和にも関わらず自分のペースで歩きながらのんびり桜を愛でることができました。日当たりの関係なんでしょうけど、木々によって8分咲きや3分咲きがあったのも面白かった。かなり桜に近付けて見られたりしたから、普段なら滅多にやらない自撮りを友達としちゃったり(笑)

 こんなにのんびり花見をしたのは本当に久し振りでしたね。
 美味しいお酒や食べ物を片手に大勢の人達に紛れて噎せ返るように咲き誇る桜並木を歩くのも良いですが、桜並木以外はこれといって何もないけれど野鳥の鳴き声や電車が通る音を聞きながら空高く枝を伸ばす桜の木々を眺めながら友達と他愛のない話をする時間も有意義なものです。
 ある意味、贅沢な時間の過ごし方だったかもしれない。





 でもって、その日とは別の日に映画『グリーンブック』を観に行って来ました。

映画『GREEN BOOK』 トレイラーを初めて観た時から気になっていたんですが、『ボヘミアン・ラプソディ』の話題が多かった今年のアカデミー賞で「作品賞」「助演男優賞」「脚本賞」を主要部門3つを授賞していたことも重なり、特にアカデミー賞で「脚本賞」を獲った作品にハズレは無いと個人的に思っているので絶対に観たいと思っていました。

 あと、主演がご贔屓役者さんの一人でもあるヴィゴ・モーテンセンでしたからね。この作品ではあまりにも普段の風貌と違っていたので、初見のトレイラーでクレジットが出るまでヴィゴだって判らなかったくらいでした。
 そういえば、国名だけらしいですが「ヴ」表記が無くなる法律が出来るんですよね。いずれヴィゴ・モーテンセンもビゴ・モーテンセンと記載されるのでしょうか?発音上は前者の方が近いのに…。いずれにせよ、blogでは「恋人達のペイヴメント」も「ヴィーナスエンジェル・ギター」も「ヴァチカン」や「ラスヴェファス」とかもヴ表記のままいきますよ。只の個人blogなんですから。
 プレミアムフライデーとかGWの10連休とか一般庶民の価値観が都合を無視したことばかり率先して決まって行きますなぁ。

 映画の話に戻りまして。

 【あらすじ】
 時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。
 (以上、公式サイトより引用)

映画『グリーンブック』


 黒人差別を題材にした作品ですが、監督が『ジム・ キャリーはMr.ダマー』や『メリーに首ったけ』、『愛しのローズマリー』などで知られるピーター・ファレリー監督だけあって、随所に皮肉の効いたギャグが散りばめられていて「重たい作品かも」と身構える心を和らげてくれます。
 でも、だからこそ、この作品の時代の日常に馴染んでしまっている黒人差別問題が際立ち、敢えて黒人差別意識が高い南部へ出るドクター・シャーリーの決意と矜持の強さが胸に響き、ドクを通して黒人差別を体現するトニーの心が揺れ動いていく過程が頼もしくも遣る瀬無く感じる。

 思っていたよりも派手な展開があるでもなく淡々と物語が進んでいくんですが、話が進んでいくほど「勇気ある決断」を迫られるドクや、それを運転手及びマネージャーとして見守るしかないトニーの葛藤は見応えがあり、ドクが奏でる素晴らしい音楽と相俟って最初から最後まで惹き込まれていました。

映画『グリーンブック』


 そして何と言ってもガサツだけど機転の効く男トニーを演じたヴィゴ・モーテンセンと孤高の天才ピアニストのドクを演じたマハーシャラ・アリの素晴らしいこと!特にトニーがどんな無礼な言動を取ろうとも品格ある態度を崩さなかったドクの存在感は印象的でしたね。それ故に、白人だけでなく同じ黒人からも奇異な視線を浴びるドクの孤独感は重く遣る瀬無く感じた。

 お互いに第一印象は「いけ好かない男」であったのに、道中で下らない(?)衝突を繰り返しながら問題に直面した時は互いを想いながら解決策を導き出していく変化は堪らなかった。差別問題を目の当たりにしたからこそ白人も黒人もなく絆が生まれていく皮肉。
 この作品は実話を基にしている割に表現がソフト過ぎると批判もあるようですが、少し都合よく脚色しているからこそ黒人差別問題の根底にやや理解不足な者が観ても受け入れやすいんじゃないかと思います。もっとしっかり掘り下げられていたら、二人の絆云々まで関心がいく余裕が無かったかと。
 寧ろ、映画でこうなのだから実際はもっと酷い待遇を受けていたんだろうなと想像が付きました。

 トニーは黒人であるドクを介して意識や価値観が変わっていき、ドクも白人であるトニーを介して自身の矜持や行動を顧みるようになる。その相乗効果が堪らなかったです。だから、ホテルのロビーかな?で二人がプライベートな会話を交わす場面には込み上げるものがあった。
 あと、トニーが妻に宛てた手紙の内容をドクとやり取りするのもね、とても微笑ましい上に物語のラストで「…お、そうきたか」な台詞があってね、温かな雰囲気に包まれながらエンドロールを眺めていた。

 そうそう、物語のネタバレまではいかないだろうから書いちゃうけど、トニーのピザの食べ方が衝撃的でした。イタリア人だからかのか、ガサツな男だからなのか、Lサイズのピザを二つ折りにしてパニーニみたい噛り付くって!あれ、凄いわ…。


 「鑑賞後は素敵なピアノ音楽をBGMにフライドチキンが食べたくなる」→★★★★


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テーマ:2019年映画感想 - ジャンル:映画

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