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PC画面表示でご覧ください。蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的にミーハーで節操ありません。
2019/06/10 Mon 22:06
 関東が梅雨入りしたと思った途端、最高気温が20℃以下になるという梅雨寒を迎えております。この時期は気温も不安定になるから服装に困りますね。しかも6月に入ってから私的にちょっと巻き込まれ事故的な目に遭いまして、精神的にちょい弱り気味。個人的に一年を通して一番体調を崩しやすいのが梅雨時期なので気を付けたいと思います。

 先日、ハリウッド映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を字幕2Dで観て来ました。前作の『GODZILLA 2014』から5年!その間に日本では『シン・ゴジラ』も公開されまして、昭和、平成、令和…とゴジラブームは続きますな。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

 《あらすじ》
 神話の時代に生息していた怪獣のモスラ、ラドン、キングギドラが復活する。彼らとゴジラとの戦いを食い止め世界の破滅を防ごうと、生物学者の芹沢(渡辺謙)やヴィヴィアン(サリー・ホーキンス)、考古人類学者のアイリーン(チャン・ツィイー)らが所属する、未確認生物特務機関モナークが動き出す。(シネマトゥデイより引用)

 前作で巨大生物ムトーやゴジラが覚醒したことで地球上に巨大生物が存在することが世界中に知れ渡ってから5年後(ちなみに前作の『GODZILLA 2014』の感想はこちら)、アメリカでは巨大生物の抹殺を目論む政府と、巨大生物との共存を訴えるモナークとで意見が対立しており、そんな最中、モナークの秘密施設が立て続けに襲撃に遭い、隔離していた巨大生物が次々と覚醒させれていく事態に呼応するようにゴジラも復活するわけなんですが、巨大生物を地球上から総て抹殺するべきか、敵うわけ無いんだから共存していくべきか…と意見が割れるのが実に人間らしい。

 でも、巨大生物からしたら人間の思惑なんてどうでもいいわけで、「我こそは怪獣王だ!」と人間を蹴散らし激しいバトルを他の怪獣と繰り広げていくド迫力の展開に圧巻!こうなったら人間は逃げ惑うしかないわ…と説得力があります。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ


  マイケル・ドハティ監督が「怪獣バトル好き」を公言するだけあって、今作はゴジラはもちろんのこと、モスラ、キングギドラ(作中ではギドラ)、ラドン…と日本の『ゴジラ』シリーズでお馴染みの怪獣が登場しまして、大迫力のバトルを人間や怪獣と繰り広げいくわけですが、この手の怪獣バトルものはクライマックスまで出し惜しみされるのが定番なのに、『キング・オブ・モンスターズ』はゴジラの出演シーンが前作の比じゃないくらい多いわ、「これでもか!」と壮絶なバトルの連続で息を吐く間もない!この作品、4DXで鑑賞していたらエライ目に遭っていたかもしれません(笑)

 個人的にキングギドラは「ゴジラ」シリーズの中でも特に好きな怪獣なので、今作では『スターウォーズ』のダースベイダーや『バットマン』におけるジョーカーというか、主役(ゴジラ)の絶対的敵キャラとしての存在感が凄まじくカッコ良くてですね!これでもか!とゴジラvsギドラのバトルシーンがあり興奮し過ぎてどうにかなりそうになりましたわ。
 あと、日本の『ゴジラ』シリーズと違い、3つの首を持つギドラはそれぞれ性格があるというのもユニークで、怖いんだけどちょっとした3匹の仕草が堪らなく可愛く見える場面もあったりするのがツボ。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ


 今作はギドラに限らず、モスラやラドンの登場シーンがどれも見惚れるほど美しかったのも印象的。作品の隅々まで監督の「怪獣愛」が散りばめられていた気がします。ですから、主役のゴジラさん(何故かさん付けしたくなる)の活躍っぷりはね半端なかったですよ。人間が都合良く利用しているような節もありましたけど、それすらゴジラさんはお見通しって感じでしたね。絶対王者らしい圧倒的な存在感でした。
 だから終盤のバトルシーンは、変に人間ドラマを挟まないで怪獣バトルに集中させて欲しかったなぁという気がしないでもない。怪獣映画は人間ドラマの描写が希薄になっても仕方が無いと思うんですよ。そこは割り切らなきゃ!そういう意味では1954年版の初代『ゴジラ』は人間ドラマとしても怪獣映画としても成立していた希有な作品。

 あと音楽も素晴らしくて、所々にオリジナルの『東宝ゴジラ』の音楽をリスペクトしていることが伝わってきましたし、某シーンで流れたあの耳に馴染んだテーマソングには鳥肌が立ちましたね。他の場面でも般若心経を取り入れたサウンドがあったり実に凝っています。エンドロールで流れる音楽も素晴らしかったので、サウンドトラック盤を買ってしまおうかなと検討中です。

 先に人間ドラマの描写は希薄だと書きましたけど渡辺謙さん演じる芹沢博士の存在感は別格でして、あの最後の台詞には…ね。あと渡辺謙さんが怪獣の名前だけは日本語発音に拘っていたのも前作に引き続きツボ。「ラドン」だけは英語発音を訂正できなかったらしいですが、芹沢博士は1954年版の『ゴジラ』リスペクトの塊みたいな存在で良かったです。

 しかも、エンドロールにも東宝ゴジラ好きにはグッとくる演出があり、そのエンドロール後も見逃せないシーンが続いていまして、最初から最後まで瞬きするのも惜しいくらいクライマックスの連続で楽しかったです。…あ、人間ドラマの所は多少ボーッとしていてもいいかな。←

 久し振りに映画を観ながら「うわっ」とか「おおっ」とか呟いてしまいました(笑)

 「もう1回劇場鑑賞したい!『ゴジラvsキングコング』が待ち遠しい!」→★★★★


 以下、映画のネタバレを含んだ感想になりますのでご注意下さい。


web拍手

 東宝のゴジラシリーズといえば1954年の初代に代表されるように「核の申し子」なわけで、人間が核実験や原爆を使った代償で誕生してしまったのがゴジラというメッセージが込められていました。
 これは前作でも感じたことですが、アメリカ製作だからかなのか核や原爆に対しての扱いが軽いというか大雑把というか、もっと神経質に取り扱うべき案件なのに「これしか方法が無いから!」「はいOK」みたいな感じに見えて少々モヤッとしてしまったのも事実。まぁ、今回のゴジラは神話からきているので、オリジナルの設定と違いますけどね。それだけに妙な神々しさはありました。

 ゴジラは人間の味方ぽい気がしないでもないけど、それは自分が守る地球を汚染しない生き物だったらという前提がありそう。
 そういう意味では、前作の『GODZILLA 2014』、そして『キングコング 髑髏島の巨神』からバトルシリーズとして続いている『キング・オブ・モンスターズ』ですから、同じく髑髏島では神の存在だったキングコングといずれ対決することになるゴジラはどんな意志を持って戦うのか非常に興味が湧きます。
 因みに『キングコング 髑髏島の巨神』は先月の地上波初放送で観ました。こちらも、パニックムービーに徹した内容で痛快でしたね。人間ドラマも簡潔で、サミュエル・L・ジャクソンのある意味で期待を裏切らない活躍が最高。MIYAVIさんが出演していたとは知らず、ちょっと驚きでもありました。こちらも見逃せないエンディングが用意されていて、さり気なく『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に繋がるようになっていたんですね~。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ


 何度も書きますが、人間ドラマの描写が希薄というか主役的な存在のファミリーが全く共感できないキャラクターだったので…。
 特に母親が最愛の息子をゴジラの所為で失っているのに人類の為に怪獣を復活させて多少の犠牲を出しても致し方無いという考え方も謎だし、犠牲を出してまで怪獣を覚醒させておきながら息子は助けられなかったから娘は助ける!と宣言するのも説得力がまるで無くて、そんなファミリーの事はどうでもいいからゴジラvsキングギドラの場面を見せてよと思ってしまったほど。←
 それでも他のパニックムービーに比べたら簡潔な描写だったからこそ、巨大生物の前では人間は無力そのものだと見せつけられたし、ゴジラたちのバトルに見応えを感じることができたのかな。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ


 そんな中で何度も書きますけど渡辺謙さん演じる芹沢博士の存在感が前作以上にありまして、単独である作戦を敢行する場面なんて初代『ゴジラ』での芹沢大助の行動と重なって涙々でした。前者はゴジラを「殺す」為でしたが、後者はゴジラを「生かす」為の行動、対照的ではあるけれどゴジラに対する「想い」は同じだったんじゃないかと…。しかもゴジラを目の前にして日本語であの台詞は狡い。
 端から怪獣映画だから人間ドラマは軽いだろうと割り切っていたので、まさか『ゴジラ~』人間ドラマに泣かされるとは思ってもいませんでした。←言い方

 次回作『ゴジラvsキングコング』には小栗旬さんが出演することが公式アナウンスされていますけど、もしかして芹沢博士の息子役になるのかな?なんて勝手に妄想しております。


テーマ:2019年映画感想 - ジャンル:映画

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