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ミーハーで蛇足な日記帳もどき。ALFEEを中心に音楽ネタが多いですが 、基本的に何でもアリで節操ありません。
2018/11/22 Thu 23:35
 年末に向けてblog更新が滞ってきました。
 色んなニュースが飛び交っていますけど、私は日産の自動車はレンタカーでしか運転したことないけど運転しやすかったなぁとか思ったり。桁違いで別世界のお話という気がしてしまう。

 先日、11/20はTHE ALFEE at 神奈川県民ホールのコンサートに参加して来ました。
 アルフィーが通算2700本目のコンサートを迎えた東京国際フォーラムの公演からピッタリ1カ月ぶりです。でも、我儘なアル中ボディは久し振り!という気分になってしまいます。

アルフィー神奈県2018秋

 神奈川県民ホールは「カナケン」という愛称で呼ばれていますが、アルフィー…主に高見沢さんは何故か「ヨコケン」と呼び、最近は言い直す「カナケン」と訂正せずに「ヨコケン」で通しているくらいです。それだけ“横浜”という場所にアルフィーが愛着や縁を感じているからなんですよね。
 そんな場所だからコンサートが盛り上がらないわけないんですよ。例に漏れず、この夜のヨコケンのアルコンも凄まじい盛り上がりと胸が熱くなるほどの感動を味わうことが出来ました。

 ネタバレの感想は既に『なんでもレポ♪けいじばん』の方に書き込んであります。多分、このアルコン感想が2018年最後になると思います。12月のTHE ALFEE at 日本武道館2daysにも参加予定ですが、その頃は今以上に公私共にバッタバタでアルコン感想を書く余裕なんて無いこと必至。それにアルフィーの武道館X'mas公演は映像化されますからね。参加できたら、感想はblogの方に取り留めなく書くことで済ますだろうな…。

 そんなカナケンの感想なんですが、ぶっちゃけ取り留めないです(笑)
 本当に凄いコンサートだったんで感無量なんですよ。コントに関しては観客失笑の連続で「こんな引き潮にいなってどうすんだよ?」と桜井さんや高見沢さんが苦笑いするくらいだったのに、演奏面では横浜スペシャルで「うわぁ…♪」の連続でした。最後のMCでは高見沢さんの思わぬ本音が飛び出して嬉しくて堪らない気持ちになりまして、その気持ちに覆い被さるようなエモーショナルなエンディングを迎えて幸せいっぱいの気分になれました。

 コンサートは生モノだけあって、同じTOURに参加しても同じ感動というのは無いんですよね。感動にも色んな種類があって、今回はアルフィーと観客がとても幸せな時間を共有できたということが実感できたコンサートで、外は寒かったですが心の中はずっと温かかったんですよ。

 だから無理してでも何回もアルコンい参加したくなってしまうんですよねー。
 来年THE ALFEEはデビュー45周年という一つの節目を迎えるので、この何度も参加したくなる欲望は更に高まるばかりですわ(笑)

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テーマ:THE ALFEE - ジャンル:音楽

2018/11/10 Sat 21:34
 気が付けば11月に突入。
 ハロウィーンの仮装騒ぎが嵐のように去っていきましたが、あの週は去年から渋谷には近付かないようにしております。ただ、隣の新宿は当日も「ハロウィーン?何それ?」という雰囲気だったし、表参道や川崎では大人も参加できるハロウィーンの仮装イベントは無事に盛り上がっていたんだから、あそこに集まる輩に問題アリってだけなのでは?そもそも純粋に仮装を楽しみたい人達は前年の騒ぎを目の当たりしていたら渋谷へは行かないよね。マスコミがハロウィーンは渋谷で騒げ!みたいな論調で煽っていた感があるし、今後「渋谷で騒ぐのはダサい」みたいな風潮になれば一気に下火になりそうだけど。
 親御さんに連れられたお子様達が仮装している光景は和むので、日本に無い文化なんだからダメ!と止めちゃうのも勿体無いと思うのですよ。気合の入った大人達の仮装も目の保養になったりするしねー。他人に迷惑を掛けることがなければ、各々が楽しめる空間はあっても良いでしょう。

 …て、今更10日も前のことを話題にするなって?
 近場の話だと先日放送された『相棒season17』の第4話が『相棒』らしい重い内容で見応えがあったけど、あの最後のシャブ山シャブ子さんのご登場がね!画面越しに存在を認識した瞬間からホラー映画に一直線でしたよ。本当に怖かったー!役者さんの演技力も凄まじい。同時に覚せい剤の恐ろしさも思い知らされた感じ。今シリーズから特命係が3人になってどうなるのかと不安が先行していたのも杞憂に終わり、反町さんの相棒になってから一番面白いシリーズかも?

 最近は夏の終わりの疲労が蓄積したのか身体が悲鳴を上げ気味でして、久し振りに鍼灸なんぞに駆け込みましたら「やや酷い」と言われ(笑)「あまり根を詰め過ぎないように」と忠告を受けましたが、他人に厳しく自分に甘い私でもそれなりに無理していたんだなーと…。加齢に抗えずガタがきやすくなっているだけってやつ?
 年末に向けて嫌でも忙しなくなってくるので適度に自分を甘やかしていきたいと思います。

文藝春秋2018年12月号 さて、本日11/10発売の「文藝春秋」12月号の『この人の月間日記』シリーズに髙見澤俊彦さんの月間日記が掲載されました。ずーっと「オール讀物」で小説『音叉』を不定期連載していた高見沢さんが、今度は「文藝春秋」に登場ですよ!

 丁度、9月の気志團万博にTHE ALFEEが参加した日から通算2700本目のコンサートを迎えた東京国際フォーラム公演までの1カ月間の髙見澤さんの日記です。文字通り「〇月〇日」と書かれています。他人様の日記を盗み見ているような錯覚に陥ります。

 小説『音叉』のように連載していく長編とは違い、エッセイみたいにその日あった出来事を髙見澤さんらしい表現で書き綴っていて小説を読む時のような気負いは必要なく、サラッと読める割に髙見澤さんだけあって日々様々な事を体験されているので短文でも読み応えがあります。あと、アルフィーファンならちょっとした一文に思わず噴き出してしまう箇所もあったり、しっかり読者の視点を意識しているのは流石。この月間日記を読んだ桜井さんの感想を是非ともお聞きしたい。これなら桜井さんも『音叉』と違って何か月も掛けずに読破できるでしょうからね!(笑)
 ただ、1カ月間毎日書いているわけではないから抜けている日も幾つかあるとはいえ、相模大野のアルコンの日を飛ばしているのは些か残念。その日も一言でいいから書き綴って欲しかったなー。単に自分が参加した日だからっている我儘な感想ですが、何か?←

 髙見澤さんの月間日記以外も幾つか気になる記事があるので、せっかくの「読書の秋」ですからじっくり読み耽りたいと思います。

 そういえば、この月間日記でもラジオ番組『ロックばん』でも髙見澤さんは小説第2弾に着手していると明かしているけれど、今度はどんな話になるんだろう?二作続けて青春群像にはならなそうだし…。そして次も『オール讀物』で連載なのか、今回の月間日記が布石となって『文藝春秋』で連載になるのか、色々と妄想を膨らませるのが楽しくなってきた。
 来年でTHE ALFEEはデビュー45周年を迎えるからこそ、小説家:髙見澤俊彦の存在もしっかりアピールしていきそうだもん。しばらく二足の草鞋を履いて行くと公言しているからね。還暦過ぎても尚チャレンジ精神が旺盛なところは見習いたいところですわ。


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テーマ:雑誌 - ジャンル:本・雑誌

2018/10/24 Wed 21:49
 10月の下旬に差し掛かりすっかり秋めいてきましたね。
 これからの季節の対策として先日インフルエンザの予防接種を受けてきました。接種したから絶対にインフルエンザに罹らないという訳ではないですけど、まぁ心の保険みたいなものですね。幸い、私は今まで一度もインフルエンザに罹ったことが無いので一生そうでいたいと願っております。しかし、これだけ毎年大流行するのだから、インフルエンザの予防接種を保険適用にして欲しいなぁ。

 さて、先日の10/20はTHE ALFEE at 東京国際フォーラム・ホールAのコンサートに参加して来ました。相模大野のアルコンから中一日しか空いてないです。本当にアルフィー三昧な週でした♪
 そして、この日はTHE ALFEEが有料コンサート通算2700本目を迎えたライブでもあり、地元東京、しかもこけら落とし公演をした東京国際フォーラムですから盛り上がらないわけがない!ってことで、凄まじい盛り上がりのアルコンになりました。本当に、このアルコンに参加できて幸せ者ですわ。

THE ALFEE秋TOUR 東京国際フォーラム

 ネタバレの感想は先に『なんでもレポ♪けいじばん』の方へ書き込んであるので、ネタバレしない程度に書くとしたら、相模大野から中一日しか空いてないのに随分と変えてきたな!という印象を持ちました。確実に進化しておりますよ、演奏も演奏に全く関係無い部分も(笑)
 MCでも言っていましたけど、通算2700本目のコンサートだからといって2700分の1であって“通過点”なのだから敢えて特別なことをするでもなく普段通り秋TOURのステージをこなした3人なのですが、その普段通りがちっとも普通じゃないというか(笑)、今回の秋TOURの内容に手応えを感じている自信や嬉しさが端々に垣間見えまして、実に楽しいコンサートになりました。

 よく幸ちゃんがステージに「日常の嫌なことや鬱憤を全てここで晴らして下さい」みたいなことを言ってくれるんですが、心の奥底から騒いで楽しんで笑って泣いて…、感情を素直に出せる空間であり時間であるからこそ終わった後はすっごく晴れ晴れとした気分になれるんですよね。アルコンはデトックス効果が抜群です。どこかの国の研究結果で「コンサートに参加する人は寿命が長い」と出たらしいですけど、強ち外れてはいないと思いますよ。

 そして、その東京国際フォーラムの公演でTHE ALFEEが12/19に『大阪国際女子マラソン』のイメージソングで全曲収録したコンピレーションアルバム『Last Run!』がリリースされることが発表されました。最後のテーマソングとなった今年の『勇気凛々』まで収録されるので『勇気凛々』はこれからレコーディングすると聞いて、「あ、『勇気凛々』はまだ音源化していなかったんだと気づいた自分。でも、生披露したことすら忘れていた人よりはマシですよね?←

 来年はTHE ALFEEがデビュー45周年を迎えるからアルフィー貯金をしっかり貯めておかなくちゃいけないのに、年末の最後の最後までファンの懐を狙い撃ちしてくるんだなーと戦々恐々ですわ。いいですよ、アルフィーの為なら金蔓でも!(笑)


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テーマ:THE ALFEE - ジャンル:音楽

2018/10/19 Fri 22:26
 珍しく大して間も開けずblog更新。

 音楽界は沢田研二さんのドダキャン騒動が話題になっておりますが、私も先ほどNACK5の『Kトラ』で幸ちゃんの意見に同意。飽くまで沢田さんとファンの関係性が重要なのであって、部外者はどうこう言う問題では無いと思う。勿論、アルフィーがこんな事をしたら(絶対にやらないという確信はあるけど!幸ちゃんも「僕らなら演奏しますけど」と言っていたし)大失望してファンを辞めるかもしれないけど、沢田さんのファンの方は彼がああいう決断をする人だと解っている人も多かったはず。デビュー当時から大スターな方なんですからね。沢田さんは自身の美学を貫いただけ、それを受け入れるか入れないかはファンの方々次第。

 ま、本音を言えば沢田さん側とイベンター側はもう少し密に連絡を取り合うべきだったと思う。ファンが失ったのはチケット代だけじゃないですからね、交通費や宿泊費やそこまで費やした時間や労力やら…コンサートに参加する為に掛かるのはチケット代だけじゃないのですよ。でも、それだけ費やしてでも参加したいのが大好きなアーティストのコンサートなのですよ。ライブの感動と興奮は何よりも得難いモノなのですよ。

 …で無駄に語ってしまいましたが、本題に戻ります(笑)

 昨晩はTHE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 秋ノ巻 Château of The Alfee II at 相模女子大学グリーンホールに参加して来ました。
 10/4から始まったアルフィーの秋TOUR、my初日になります。

 相模大野の会場は前の公園の広場にTOURトラックを停めてくれるから、アルフィーのTOURトラックが良く見えるし撮影も出来るので有難い。会場へ行ってド派手なアルフィーのTOURトラックを見つけると、「ああ、相模大野にアルフィーが来てくれたんだなー♪」て感激します。

アルフィー2018 秋ノ巻TOUR

 まだ秋TOURは始まったばかりなので、ネタバレ感想はこのblogには書きません。
 既に「なんでもレポ♪けいじばん」方にはネタバレ満載の感想を書き込んでいますが、ある場面が抱腹絶倒だったので記憶が全てそれに上書きされています(笑)。ベテランミュージシャンなのに、相変わらず全力で「笑い」を取りに行く方々なーって、ある意味、感動。

 でもでも、結成45周年を迎え、御三方も軽く還暦を過ぎてもなお、挑戦的な姿勢は変わらないんだなって純粋に感動しましたね。今年の夏イベが凄く良かったので秋TOURも期待していたのですが、「うわっ、こうきたかーっ!」と新鮮な驚きや意外性に良い意味で翻弄されまして最高に楽しかったです。
 私は1988年の日本武道館公演が初アルコンで今年で30年アルコンに参加し続けていることになるんですけど、それでも常に新たな発見があるって凄く幸せなことだなって痛感しております。何より、30年前と変わらず、否、それ以上にエネルギーや感動を貰っている気がします。

 実は某曲が演奏されてすっごく嬉しくて、今はそれをリピートしまくり。既に秋TOURの影響を受けまくっておりますわ。

 明日はコンサート本数通算2700本目を迎える東京国際フォーラムの公演を控えるアルフィー、その節目のライブにも参加できる倖せを噛み締めながら、体力を万全に整えて参加できるように今晩は早く寝るぞ!
 …あ、もちろん幸ちゃんの『Kトラ』は最後まで聞きますよ。小室等さん親子のトークが面白い。


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テーマ:THE ALFEE - ジャンル:音楽

2018/10/17 Wed 21:56
 前回のblogで「そろそろ衣替えをしなければ」と書いていましたが、先日ちゃんと衣替えをしました。生地の厚さなんでしょうけど、秋冬服に比べて春夏服がかさばらず秋冬物が入っていたケースがスカスカ。「こんなに夏服って少なったのか?」と思ってしまいました。多分、錯覚ですね。

 今日は黒澤明監督作品を初めてミュージカル化した作品『生きる』を赤坂ACTシアターで観劇して来ました。

 最初に黒澤映画の『生きる』をミュージカル化すると知った時は、いくら主人公がブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口ずさむ場面が有名とはいえ、黒澤作品の中でも“静”の作品で主演の志村喬さんの名演が魅力なだけにミュージカルには向かないのでは?と不安が先行。事実、ミュージカルの主演を鹿賀丈史さんと市村正親さんという豪華なWキャストにも関わらず前売りはそれほどでも無かったとか(※終演後のアフタートークで語られていました)。しかし、幕が開けるなり評判が評判を呼びチケットの売り上げが順調に伸びているそうで、素晴らしい映画作品に対してミュージカル界側も最大限の敬意を表して挑んだんだな…と感じましたね。

ミュージカル『生きる』 《内容》
 終戦から7年後。
 市役所で市民課長を務める渡辺勘治(市村正親)は、30年無遅刻無欠勤で毎日書類の山を相手に黙々と判子を押すだけの典型的なお役人。しかも市役所とは名ばかりで地元の住民達が「公園を作って欲しい」と陳情に来ても市民課どころか部署をあちこちたらい回しにするなど、上からの指示にしか従わない形式主義が定着していた。

 ある日、渡辺は体調不良を覚え診察を受けるが、医師から軽い胃潰瘍だから今後も好きな物を食べて良いと笑顔で送り返される。その診断に違和感を抱き自分が末期の胃癌であると悟った渡辺は自暴自棄になり、飲み屋で偶然知り合った小説家(小西遼生)に「人生の楽しみ方を教えてやる!」と夜の歓楽街へと連れ回されるが、連日無断欠勤をしてハメを外し続けても絶望からは抜け出せず、一人息子(市原隼人)との関係も悪化、周囲からも奇異な目で見られる有様。

 しかし、市役所を辞めて転職を考えているという部下の小田切とよと(唯月ふうか)と街で偶然出会い、何度か交流を続けていくうちに生き生きとしている彼女の姿に惹かれ、胃癌で余命いくばくもなく何かしたくても生きる希望もないととよに告白すると、「私はただ工場で玩具を作っているだけ。でも、その玩具で子供たちが喜んでくれるのが嬉しい。あなたも何か作ってみれば」と提案される。その言葉に住民が公園を作って欲しいと市民課に訴えに来ていたことを思い出した渡辺は翌日から市役所に復帰、人が変わったかのように働き出し公園計画を打ち立て周囲を困惑させる。

 …という話で、余命半年を悟った男が「自分が生きた証」を残そうと最後の最期まで必死に市民の為に公園を作ろう!と奮闘する生き様を描いた作品。

 映画ではクライマックスで苦労の末に完成したばかりの公園で、夜、ブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口ずさみ満足気に命を終わらせていく主人公のシーンは有名で(今回のポスターにもなっている)、舞台でも冒頭で主人公が死ぬまでの物語だと明かされています。
 前半の淡々と進むお役所仕事や死期を悟って憔悴していく主人公を演じる市村さんのくたびれた感じが妙にリアルで、エネルギッシュで若々しいとよへ純粋に惹かれていく姿がヤバいおじさん化していて観ている方も心配になるほど(笑)。しかし、最期の“生き甲斐”を見出した途端、素晴らしいナンバーを歌い上げ活力を取り戻したと見せつける変貌ぶりに圧倒&感涙。
 怒涛の後半では家族や周囲に冷たく当たられようと、やくざの脅しに遭おうとも屈せずに正に命を懸けて公園計画を遂行させようとする鬼気迫る熱意に心を打たれたからこそ、彼の願いが形として昇華した場面には涙を流さずにはいられない。

 確かに一人の男がが死んでいく悲しく虚しい話なのだけれども、その死ぬ瞬間まで様々なものを犠牲にしながらも情熱を捨てずに必死に生き抜いたという余韻に浸れるので、死を悲しむだけの物語ではありません。所詮人間はいつかは死ぬ…と思うより、必ず死ぬんだから一度きりの人生はしっかり生きよう!と奮起させてくれる力強さをこの舞台から感じることが出来ました。

 あのシーンが最後にくると判っているのに、映画とはまた違った演出や展開だからなのか、この作品のエモーショナルがその場面に集約されているのがまざまざと伝わってくるので、今まで抑えていた感情が堰を切ったように溢れ出すような感覚に囚われるんですよ。これは舞台ならではの感覚。
 人目を憚らずこんなに泣いた舞台は久し振りかもしれない。

 しかも、黒澤明作品の『生きる』へのリスペクトは随所に散りばめられている気がしました。
 ミュージカルで明るい雰囲気になっていても、悪役はとことん悪役に徹していて、お役人がそう簡単に変わるものではないと示唆しているし、想い違う親子関係の虚しさや難しさなど、日本発のミュージカルならでは内容だから今後も再演されていきそうな作品です。プロデューサは海外での公演も目指しているそうですからね。

 時間とお金に余裕があれば鹿賀さん版も観たい!



 本公演の後、小説家を演じた小西遼生さんと嫌~な(笑)助役を演じた山西惇さんのトークショーがプロデューサを交えてありまして、15分のミニトークショーながら舞台の色んな裏話を聞けてとてとても得した気分になりました♪

 小西さんは初めて舞台で拝見したのですが、イケメンで小顔で当然のことながら歌唱力もあり、狂言回し的な存在の小説家を飄々と演じる姿が嵌っていまして、ぶっちゃけ物語の一番イイとこ取りをしている役柄なだけに市村さんに次いで印象に残ったお方でした。何気に素でも飄々とされていて、余命いくばくもない役で弱々しさを前面に出している市村さんだけど袖に入った途端めっちゃ元気で「余命は長いですよ」と断言しちゃって最高でした。

 山西さんを舞台で拝見するのは稲垣吾郎さんと大杉漣さんが主演した『象』以来かな。ミュージカルへの出演は3本目とのことでレジェンド(鹿賀さん、市村さん)に囲まれ自分はまだまだ…と仰っていましたが、モブの場面では回を追うごとに他のキャストと子芝居を増やしていると明かしてくれたり、黒澤作品の『生きる』をミュージカル化すると聞いた時は期待半分不安半分の気持ちだったと素直にぶっちゃけたり、何気に今日から『相棒』の放送が始まることも宣伝したりお茶目な感じでしたね。

 ただお二人共、キャラ的に市村さんの素晴らしい歌唱に感涙しても芝居上はウェットになれないキャラなので、ドライに徹しないといけないのが辛いのだそう。でも、一幕の最後で主人公が歌い上げる「二度目の誕生日」は楽屋に控えているキャストは全員静かに聴き入って毎回涙しているのだとか。
 また作曲を手掛けたジェイソン・ハラウンド氏の凄さを小西さんも西山さんもプロデューサも熱く語ってくれまして、某曲に対しての曲調が舞台上の動きとちゃんと連動していたり、音楽理論からもしっかり練られていると教えて下さったので、これはライブ盤CDを予約するしかないかな…とも思ったり。

 素晴らしいミュージカルを観劇して気持ちいいくらいに感涙しまくって、その後に楽しいトークも堪能できて、一つで二度美味しい体験ができました♪


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